東南アジア紀行『ミャンマー編⑥』

※画像は全てイメージです。
※記憶をなぞって書いてるだけですので暇つぶしにどうぞ。
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一旦ホテルに戻り準備を済ます。
トイレは広く、シャワーはガラス張りの仕切りで覆われていて清潔。
そうか、ここが天国か。

備え付けのペットボトルの水は頼めば何本でも無料で持って来る。
が、その都度チップを100円程払うので無料では無い。

シャワーを浴びて水を飲みながらタバコを吸ってると友人から連絡が来た。
ドライヤーを貸してくれと言う。
そう言えば、備え付けのは風が弱く使えなかった。
日本から持ってきた電圧切り替え付きのドライヤー取りに来るそうだ。

暫くして部屋のベルが鳴ったのでドアを開けると友人が立ってた。
ん?何か臭い。
よく見ると友人の髪の毛は焦げてチリチリになっていた。

どうやら日本から持って来たドライヤーを使用したらボンッと音がして壊れたと熱弁してるが、多分今問題なのはそこじゃない。
君の髪の毛焦げてるよ…

準備が終わり、ロビーで友人と合流。
しきりに髪の毛を気にしている。
そりゃそうだ。
そういやドライヤー今だに戻って来てないのを思い出した。
ドライヤー返せ。

暫く待つとS氏が迎えに来た。
どうやら、ディスコに行くらしい。
ミャンマーではディスコと言うといわゆる風俗店らしい。

僕は外国人の女性に超絶興味が無い。
ましてや風俗は日本でも行った事が無い非常にピュアなおじさんなのである。

女の子を買わなくても飲むだけで大丈夫らしい。
S氏が怪しげなおじさんに戻った瞬間である。

そしてそのディスコの名は
エンペラー!!

いかにもな名前である。

イメージ画像

現地に着くと入り口に数人の男が立ってる。
Tシャツにロンジーと言う民族衣装姿

ロンジーのイメージ画像

どう見ても怪しい。
不安になりS氏を見るとソワソワしており、友人を見ると焦げた髪の毛を気にしている。
いや、この状況を気にしろよ。

階段を登り、エレベーターまでの細い通路を塞ぐ様にパレットを肩にかけた青年が声を掛けてくる。
何かの呪文の様にずっと連呼してる。
よく聞くと

シャチョ コンドム シガー コンドム シガー

確かに呪文だった。

青年には悪いが無視してエレベーターへ。
扉が開くと70歳位の老人がエレベーターの中で椅子に座っている。
どうやら行き先ボタンを押してチップをもらう仕事らしい。

S氏がチップを払い行き先ボタンを押してもらう。
明らかにワクワクしているS氏。
友人は焦げた髪の毛を気にしている。

ドアが開くと店内。
白シャツのボーイが沢山群がって来る。

何かと思えば自分に女の子を世話させて欲しいらしい。
ここはS氏に任せて僕らは流れに身を任せるだけしか出来ない。
やはりこのS氏、頼りになる存在である。

暗い通路を抜けると急に広いフロアに出る。
平場のステージがあり、周りをBOX席が囲んでる。

そのステージで女性がファッションショーをして気に入った女性に5000円で購入するレイを掛けると交渉成立。
晴れてお持ち帰りになるシステムだそう。
ファッションショーを見たが、なんて事はない大昔のキャバ嬢みたいなドレスを着たおねーちゃんがウロウロするだけである。

その奥にある扉に連れて行かれた。
どうやらVIPルームらしい。
扉を開けると、豪華絢爛な装飾
等あるはずも無く、良くあるカラオケ屋さんの良くある部屋であった。

ソファーに座り暫くすると10人程の女の子達が入って来て整列した。

シャチョ ワタシ ニホンゴ
ワタシ ニホンゴ

喋れてないやん。

これからこの商魂逞しい女性達との壮絶な駆け引きが始まる。

今回はこの辺で筆を置こうと思う。
エンペラーの内部の写真が拾えなかった為、画像少な目だが文字を多めにしたので大目に見て欲しい。

多めと大目を掛けた訳では無いのも合わせてお伝えしておく。

次回はエンペラーで起きたS氏と女の子との壮絶なバトルに関して書こうと思う。

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