東南アジア紀行『ミャンマー編⑨』

画像は全てイメージです。
記憶をなぞって書いてるだけですので暇つぶしにどうぞ。
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S氏より連絡があり、人を紹介したいと言う。
何だか怪しい。

どんな人物かと聞くと
スーチーさんと一緒に幽閉されて死刑になりかけたが民主化したので助かったホテルオーナーの息子と言う。

純度99%のお父さんの経歴やんけ…

「息子の人物像を教えて下さいよ笑」
と聞くと
「え、そのお父さんの息子」

うっすっっ!!

会う必要あるのか怪しいが、暇な僕はノコノコ着いて行く事になった。

比較的綺麗なホテルに着き、最上階のテラスがあるラウンジ的な所で少し待つとS氏と息子と思しき…

でか!!!

身長190はあるだろうか
兎に角背が高い
でもガリガリに痩せてる
所謂、インド系ミャンマー人である。

席に付き軽く挨拶をして、相手の話を聞こうと少し沈黙してみる。
息子もこちらの出方を伺ってる様だ。
S氏に目配せを送って話の切り口なり今日の趣旨なり言ってもらおう…

っておい!
隣のテーブルに行ってウェイトレスのおねーちゃんと楽しそうに話してんじゃねーよ!

S氏を呼び戻し
話の切り口を作ろうと話を振る
筆者「今日は何用でこの会食を?」
S氏「え、コーヒー飲みたいやん?」

コーヒー
ノミ
タイヤン

一瞬この息子の名前かと思った。、

黙ってコーヒーを飲み、たまにニヤつくデカいミャンマー人
暇そうにスマホを触るS氏
それを見ながらコーヒーを飲む事1時間程

S氏「じゃ、帰ろうか」

驚いた。
本当にただ黙ってコーヒー飲んで帰ったヤンゴンの昼下がりだった。

ここは東南アジア
何が起きても不思議じゃ無い世界

そう言えば息子の名前すら聞いてないな。
ノミ タイヤン氏でいいか。

今回はこれで筆を置こうと思う。次回より色んな国で起こった事柄を短編的に書いて行く形にしようと思う。

理由はミャンマーは何回も行ったのでどれがどれの事か分からなくなって時系列で書くのが難しくなったから。

では!

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