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ビジネス戦略について

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世の中には数多くのビジネス戦略があふれています。その中で気になっている戦略を自分なりに再構築し、まとめています
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#ファーストワンメソッド

ミッション・ビジョンは周囲を巻き込む重要なカギ!

前回、企画リーダーの最も大切な仕事のひとつが ” 周りを巻き込むこと”であることをお伝えしました。 その記事はこちら 周りを巻き込むために必ずやって欲しいこと。 それは ヒーローインタビューで まずは相手の話をたくさん聞き 信頼関係をつくった上で協力を仰ぐことでした。 今回は それにも増して重要なことについてお伝えします。 ◇プロジェクトの「ミッション・ビジョン」を伝える◇ 周りを巻き込むうえでもっと重要なこと。 それは、ミッション・ビジョンを相手に示すことです。

やはり『目標達成』にむけて数値化は大事!

12月も10日を過ぎ 残り2/3となりましたが この1年いかがでしたでしょうか? いいお正月を迎えるために ぜひ1年をレビューし、 来年の計画をたててみてください。 私の方はというと この1年その時々は正直不安なこともありましたが、 振り返ってみるとお陰様でかなり進んだなと感じています。 ◇上半期の振り返りと下半期の計画の見直しを行う◇ 弊社(株)プリミスは、7月が期のスタートのため、 12月で上半期が終わり、1月から下半期となります。 このたび12月になったところ

数値化の具体的方法とは?

先日の投稿では、 「戦略の方向性に困ったら数値化してみる」 についてお伝えしました。 “ざっくり” “仮でもよいので” “適当でもよいので” 数値化してみましょう! と言われても、そもそも “ 仮でも ” や “ 適当でも ” を どのように設定したらよいのかが 分からないという声をよく聞きます。 確かに既存モデルのモデルチェンジや派生モデルの場合は 元となる実績や数字があるので試算しやすいですが、 新しい商品や新規事業の場合は、 仮といってもなかなか試算は難しい

戦略の方向性に困ったらやってみると良いことは?

戦略の方向性に困ることって 意外とありますよね? 何かのヒントになればと思います。 ◇どうアプローチをして良いか平行線に・・・◇ 先日、ある新規事業企画チームの会議で 市場導入の際の戦略をどのパターンでいったらよいのか という議論になりました。 その方向によって商品やサービスの企画内容やスケジュールが変わってきます。 具体的なことは書けないので、 少しアレンジしてお伝えするとこんな感じです。 ・パターンA:大手にアプローチ、 ただし時間がかかりそう ・パターンB:

新規事業はロードマップで考えよう!

先日の記事では、 「ビジョンで引き付け、戦略で動かす!」 についてお伝えしました。 戦略論とあわせて考えるととても腑に落ちる内容です。 さて、今回は商品戦略にも関連する内容をお伝えします。 ◇新規事業を立ち上げる上で陥れやすいこと◇ 新規事業開発や商品企画をサポート させていただいている中で、 現在企画中の商品やサービスだけを スコープに考えておられる方々が 非常に多いように感じます。 これから事業を立ち上げるのに、 あるいはこれから新しいカテゴリーを立ち上げるのに

ビジョンで引き付け、戦略で動かす!

ビジョンや戦略の大切さは私もセミナーやこちらのnoteそして メルマガでお伝えしていますが ビジョンと戦略に関連して 「なるほど!」 と腹落ちした言葉があったので、 今回はそれをお伝えします。 ◇「経営者は理念・ビジョンで人を引き付け、戦略で人を動かす」◇ この言葉は 前職ソニー先輩OBであり 現在は経営コンサルタントをされている Kさんが言われていた言葉です。 私にはとても腹落ちし いろいろな言葉の意味がきれいにつながりました。 あなたはいかがですか? 経営者は

push と pull を意識しよう!

push と pull 私は企画関連の仕事の際、この 2つをよくイメージしています。 push的な行動のイメージ pull的な行動のイメージがあるのですが 今日は2つのイメージについてお伝えします。 ◇自己の視点から相手の視点に切り替える◇人ってどうしても自分中心になってしまいがちです。 私はこれを push 的なイメージで捉えています。 Push的なイメージを少し相手の視点になって、 pull 的に考えてみると、 よい結果が得られることがあります。 例えば、次の

手段が目的になっていないか?

あなたは今 やっている業務やタスクの目的を常に意識していますか? 日々の実務をこなしていると、 ついつい手段が目的になってしまっていることがあります。 「手段が目的になる」とは どういうことかは後で説明するとして 手段と目的を意識するだけで仕事の質が格段にあがります。 恥ずかしい話、私自身も 手段が目的になってしまっていることがしばしばでした。 あなたがもし この「手段と目的」を意識したことがなかったなら、 ぜひ振り返ってみてください。 企画の仕事でよくある事例を

マーケットイン派?プロダクトアウト派?

先日の記事は 「顧客に尋ねたら、『もっと速い馬車が欲しい』と答えただろう」 というテーマでした。 顧客は答えをもっていません. 顧客ヒアリングやユーザー調査では答えを求めず、 答えにつながるかもしれないヒントを探しましょう。 と、この記事の内容に対して あるメーカーの方から以下のようなご意見をいただきました。 これは本当に大切ですよね。 先日、新規事業開発に関するセミナーに参加した際も セミナーの講師の方が 「プロダクトアウトはダメ。 必ずマーケットインの発想で行く

ビジネス戦略の基本「ランチェスター」の実践的手法を知る

こんにちは。 新規事業開発・商品企画コーチ・コンサルタントの白神です。 今回もビジネスについてヒントになる情報をお届けできればと思います。 ビジネスには必ず競合やライバルが存在します。 勝つためには少なくとも戦略の基本を学ぶことをオススメします。 「新規事業開発・商品企画どんとこい!#7」ではビジネス戦略の基本「孫子の兵法」についてお伝えしています。 今回はランチェスター戦略についてお伝えしたいと思います。 ◆ランチェスター戦略とは◆ランチェスター戦略はとても実践的で

ビジネス戦略の基本 「孫子の兵法」がおしえてくれること

こんにちは。 新規事業開発・商品企画のコーチをしている白神敬太です。 前回の記事では、ビジネス戦略の基本として、手始めに2大戦略である 「孫子の兵法」と「ランチェスター戦略」 を学んでみてくださいとオススメしました。 今回は、「孫子の兵法」が我々に何を教えてくれるのか、全体概要をお伝えしたいと思います。 ◆孫子の兵法とは?◆「孫子の兵法」は、約2500年前に孫武によって書かれたとされる最も有名な兵法書です。 2500年も前の兵法書が、現在でも継続して活用されているとい

ビジネス戦略はまずこの2つを学べ!

こんにちは。白神です。 新規事業開発・商品企画など企画に関するヒントをお届けできたらと思っています。 今回は「ビジネス戦略はまずこの2つを学べ!」というタイトルでお送りします。 以前のnoteで、戦略発想してますか?という内容をお伝えしました。 新規事業開発や商品企画を進める上で、戦略的発想はかかせません。 誰でも人生の中で戦略的発想をしたことがあるはず。 でも、 そもそもビジネス上での戦略的発想ってなに? 戦略的発想って学べるものなの? って思いますよね。 答

ビジネスには戦略的発想が必要

「戦略発想してますか?」 これは私がソニーの企画チームに参加したときに、当時の上司が貸してくれた 元ソニー副社長 岩城賢さん の 書籍のタイトル です。 昭和54年初版の本ですが、今読んでもとても面白いですし、ハッとさせられます。 興味のある方はご一読ください。オススメです。 書店になくても図書館などにはあるかもしれません。 探して読む価値ありです。 ◆戦略的発想って何?◆ こんな風に思っていませんか? 戦略的に発想したことなんてない... 戦略的に発想するってどう