マガジンのカバー画像

ビジネスのヒント

47
新規事業開発や商品企画にかぎらず、ビジネスのヒントになるような記事をまとめています
運営しているクリエイター

#商品開発

我が社の役割ってなんですか?

私が新規プロジェクトに伴走支援で関わらせていただくときは 様々な企業の事例や関わったプロジェクトの事例の紹介だけでなく 必ずミッション・ビジョンの話をします。 成文化されたその会社のミッション・ビジョンと そこで働く社員各人が会社の役割をどのようにとらえているか この2つの観点については、興味深いエピソードがあり 私はよく次のような話をします。 |ソニー社員が思うソニーの役割 私がいたソニーでは、社風といえるかもしれませんが 「何か新しいことをやる」 「世の中にまだな

新規事業のヒントは会議室にはないですよ!

今回は 新規事業のヒントの探し方 についてお伝えします。 |サポートの仕方はチームごとに違う 春は新しい組織やチームでの新規事業や新商品開発のプロジェクトが 始動することも多いですね。 私もこの春から新しいプロジェクトの支援がいくつか始まり どうサポートすればいいか、、、 といろいろ考えているところです。 私の新規事業のサポートは 決まったフレームワークや型に当てはめず プロジェクトチームといっしょに考えていくスタイルをとっています。 なので、チームごとにサポートの戦

時代はいつも激動期!

このnoteでも何度かご案内している 朝日インタラクティブ運営のWEBメデイア「ツギノジダイ」から 新しい記事の依頼を受けて執筆しています。 その記事の中で 楠木健さんの有名な著書 「ストーリーとしての競争戦略」 から文章の一部を引用し紹介しております。 この内容がなかなか面白くこの記事でもご紹介したいと思います。 |「ストーリーとしての競争戦略」 まずはちょっとこの文章を読んでみてください。 いかがでしょうか?その通りですよね! さて、この記事はいつのも

事業は利益を出してこそ社会貢献~利益の試算を後回しにしていないか?~

企画やプロジェクトに携わると、当然ながらその内容や進め方に まず注力していきます。 すると、どうしても利益について考えることが後回しになりがちです。 今回は利益を出すことを考えるタイミングについて 考えてみたいと思います。 |いきなりの利益の話題はタブー視されがち 新規事業開発のプロジェクトに関わっていると メンバーの方から次のような会話をよく聞きます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 会社や上司が 「利益はどれくらい出るのか?」 「どれくらい儲かるのか?」 とばか

決意・決断できますか?ビジネスは決意と決断の連続!

ビジネスリーダーだけでなく、ビジネスに身を置く人は日々、決意や決断を繰り返しています。 ビジネスに決意、決断はつきもの。 けれども、決意する、決断することに慣れていて容易にできる人もいれば、なかなか踏み出せない人もいます。 私も元々は、なかなか決意、決断できないタイプ。 でも、後述の考え方をすることにより、決意、決断のハードルが下がってやりやすくなりました。 決意、決断するときよく迷う方に、少しでもヒントになればと思います。 ◆決意と決断◆決意と決断は、言葉は似てい