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ビジネスのヒント

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新規事業開発や商品企画にかぎらず、ビジネスのヒントになるような記事をまとめています
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#企画

新規事業のヒントは会議室にはないですよ!

今回は 新規事業のヒントの探し方 についてお伝えします。 |サポートの仕方はチームごとに違う 春は新しい組織やチームでの新規事業や新商品開発のプロジェクトが 始動することも多いですね。 私もこの春から新しいプロジェクトの支援がいくつか始まり どうサポートすればいいか、、、 といろいろ考えているところです。 私の新規事業のサポートは 決まったフレームワークや型に当てはめず プロジェクトチームといっしょに考えていくスタイルをとっています。 なので、チームごとにサポートの戦

リソースフルを意識しよう!~モチベーションをあげ、パフォーマンスを発揮するために~

先日のコーチング勉強会では 「リソース」 「リソースフル」 というワードが話題にのぼりました。 コーチングではとても大切にされる言葉ですが、 ふだん特に意識する言葉ではないですよね。 このワードをあらためて意識することによって よりモチベーションがあがり パフォーマンスを発揮できる という好循環が生まれます。 今回は「リソースフル」についてお伝えしたいと思います。 |リソースとは? コーチングでも大切にされるワードのひとつ、 「リソース」とはその人やチームにとって

決められないときに有効なアプローチとは~Pros/Consを使ってみよう~

仕事上で、たくさんの選択肢や案があって決められないこと よくありますよね。 今回はそんなときに有効なアプローチ Pros / Consをご紹介します。 |Pros/Consとは 先日、私が関わっている商品企画のミーティングで、 複数案からどの案に絞っていくか意見が分かれ なかなか決まらないということがありました。 皆さんはそんなときどうされていますか? いろいろな手法があると思いますが Pros/Consも便利な手法です。 Pros/Consは、以前に 「決意・決

何から始めてよいのか分からないときは?~小さなことから始めてみる~

全く新しいことをゼロの状態から与えられたとき 何から手を付けてよいのか 途方に暮れることはありませんか? 今回の記事は、そんなときにヒントになるかもしれません。 |ゼロ状態から始める苦悩 例えば新しい企画を立ち上げるとき テーマだけが与えられたが、何から始めてよいのか分からない ということがよくあります。 様々な職種の中でも特に新規事業や商品開発に関わる方は 仕事がゼロの状態から始まることが多く 私もよく相談を受けます。 商品企画室の立ち上げや企画スタートの場合ばかり

企画やプロジェクトに有効な指標 「学習の5段階」を知っていますか?

|学習の5段階 「学習の5段階」という指標をご存知ですか? 学びの成長のレベルを5段階に分けて提示したもので シンプルで分かりやすい指標です。 実は 学習だけでなく、人の育成にも応用できますし 企画やプロジェクトなどでは、自分やチームの成長の指標にも使えます。 とても汎用性のある指標なので 学習であれ、仕事であれ、 自分が今どのレベルにあるかを意識することで 次のステップに進む意欲につながります。 この指標、私自身も以前から知ってはいたものの 今まであまり気にしていま

事業は利益を出してこそ社会貢献~利益の試算を後回しにしていないか?~

企画やプロジェクトに携わると、当然ながらその内容や進め方に まず注力していきます。 すると、どうしても利益について考えることが後回しになりがちです。 今回は利益を出すことを考えるタイミングについて 考えてみたいと思います。 |いきなりの利益の話題はタブー視されがち 新規事業開発のプロジェクトに関わっていると メンバーの方から次のような会話をよく聞きます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 会社や上司が 「利益はどれくらい出るのか?」 「どれくらい儲かるのか?」 とばか

イノベーションは「少しでもいい方向に進む可能性があるならやってみる」という軽さから生まれる

先日の記事で 「マーケットイン派?プロダクトアウト派?」 という内容をお伝えしました。 企画には3つのタイプ ・市場創造型 ・持続型 ・効率化 があり、 売れる商品を企画する・新しい商品を企画するという 2つの微妙に違うニュアンスがあることもお伝えしました。 今回は マーケットイン、プロダウトアウトの視点を持ちつつ イノベーションは 「少しでもいい方向に進む可能性があるならやってみる」という 軽さから生まれるということをお伝えします。 ◇いつまでも躊躇していたら何も変

判断したら「すぐやろう!」

企画推進は本当にスピードが命です。 企画から生まれた商品もその運命もすべて いまの「判断したらすぐやる」決意にかかっています。 ◇綱渡りだった企画部門時代◇ 私がソニー(株)で企画部門に在籍していた時代。 新製品を導入したら ほんの少しの差で似たコンセプトが他社に先を越され、 悔しい思いをしたことが何度もありました。 悔しい思いだけならまだよいですが 当然それで導入のインパクトは下がってしまい、 売上も下がってしまいます。 残念ながら 他社に先を越されてしまったのは

決意・決断できますか?ビジネスは決意と決断の連続!

ビジネスリーダーだけでなく、ビジネスに身を置く人は日々、決意や決断を繰り返しています。 ビジネスに決意、決断はつきもの。 けれども、決意する、決断することに慣れていて容易にできる人もいれば、なかなか踏み出せない人もいます。 私も元々は、なかなか決意、決断できないタイプ。 でも、後述の考え方をすることにより、決意、決断のハードルが下がってやりやすくなりました。 決意、決断するときよく迷う方に、少しでもヒントになればと思います。 ◆決意と決断◆決意と決断は、言葉は似てい