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五度圏について

五度圏(=Cycle of Fifth)とは12の調を完全5度おきに円形に並べる事です。

時計回りに5度ずつ上昇する図が多いのですが、ここでは5度ずつ下降する図を見てみましょう。ハノンの音階練習はこの順序ですからそんなに変なことではないと思います。

五度圏

そうすると、時計回りにドミナントモーションになります!

そして、隣り合った3つは時計回りにツー・ファイブ(IIm7-V7-I)になります!

5度ずつ下降の五度圏、なかなかいいですよね。

この五度圏で7つの続いた音を抜き出して並べ替えると、時計回りに抜き出したらLocrian(ロクリアン)、反時計回りに抜き出したらLydian(リディアン)になります。

どちら周りで覚えても構いませんが、この構造を意識しておきましょう。
こういう宇宙があるのは楽しいですね。

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