短調を読み解けば、音楽が見えてくる
1)シェーンベルクの『和声法』を読み進めています。
短調のダイアトニックコードは自然的短音階から作ればよくて、マイナートニックに解決するためのV7は借用…つまりはモーダルインターチェンジだという、、、確かに!
なんでこれに気が付かなったんだろう。
ごいす。。(すごい)
こんなすごい本が絶版…ペーパーバッグやKindleで復活しないかな。
2)島岡和声も、kindleで出ないかな。(物理的に)重い 笑。
kindleだと演習が出来ないか…じゃpiascoreで読めるpdfに!(コラw)
やはり和声学は最初にこの黄色いのを見るのが良さそうかな。フランス由来とのことです。
「V→Iの解決において導音進行を人為的に形成しなければならないためにVは長3和音となされる。このことは短調が和声的調性たりうるためには【みずからの独自性の一部を放棄しても】長調の特質を借りなければならないことを意味する」島岡和声・黄(総合和声―実技・分析・原理)p436
【】の部分をちゃんと書いてあるのやっと見つけた!
つまり短調は自然的短音階のダイアトニックコードで考えるけどVはそれを捨てるよ、ということになるんですね。
モード好きの僕としてはシェーンベルク『和声法』の短調のVは長調から借用(モーダルインターチェンジ)の方がしっくりくるけど、ま、おんなじ事と言えばおんなじですね。
Vを長和音にするからと言って和声的短音階でダイアトニックコードを考える必要は無さそうです。
短調おもろいな。
短調を紐解けば、音楽が見えて来るのかな。
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