2023_中毒性_HIPHOP 🔍
こんにちは、SHADYと申します。
今回は2023年にリリースされたHIPHOPの中から
中毒性がありすぎるアルバムを5枚ご紹介させていただきます。
Leather Blvd. - B. Cool-Aid, Pink Siifu & Ahwlee
LAビートシーンを牽引するPink SiifuとAhwleeの2人からなるB. Cool Aidが3月にリリースした今作。
Jazz, Soul, Funkなどの音楽性を行き来しながら、実験的な音楽を奏でる。黒人の素朴で平和な日常をハスキーなささやきラップでPink Siifuが語り尽くす。Leather Blvdとは"金に余裕がなくても手に入る場所"とAhwleeは言う。黒人達がアラバマの大通りで買い物をしたり、恋人と一緒に過ごしたり、そういった実にシンプルで雑然とした生活風景をこのアルバムで感じることが出来る。終始心地良さに包まれたこのアルバムは定期的に聴かないとやっていけない中毒性がありますね。
Delicafe - Bisk & Dylantheinfamous
UKのアングラも最近は色々なアーティストが出てきていますが、この2人もこれからのUKを牽引していくであろう存在になるのは間違いありません
ラッパーのBiskとプロデューサーのDylantheinfamousが11月の初週にリリースした今作。
DylantheinfamousはObijuanとよくコラボしていて
ダークでいなたいビートが特徴です。klwn catやSpanish Runに通づる物がありますが、音の作り込まれ具合でいうと最近のアングラでは目を見張るものがあります。Biskも2016年辺りから活動していて実は新人ではないんです。けどキャリアを踏む事に自分のスタイルを進化させていって、今回のアルバムはその成果が如実に表れた作品だと思います。
Fish Don't Climb Trees - Chester Watson
アトランタを拠点に活動するラッパー兼プロデューサーのChester Watsonが6月末にリリースした今作。
Earl SweatshirtやMIKEなどに通ずるExperimentalな音楽は彼自身の経験や価値観から生まれた類まれなるものです。今回もアルバムはセルフプロデュース、ダークでいなたいビートを曲全体にまとわせ、リスナーを時間軸のない異世界へと引き込んでいく。Pichforkなどの各メディアから"最高の新人アーティストの1人"と評価されるなど今後更に大きい存在になるうる逸材です。
It's Too Quiet..'!! - Pink Siifu & Turich Benjy
またまた出ました孤高の天才・Pink SiifuとTurich Benjyのコラボアルバムになります。
B. Cool-Aidの時とは一変、現在のHIPHOPシーンで主流となりつつあるRageやPluggの要素を取り入れたとびきり中毒性のある作品。私が1番好きだったのは5曲目の" Jeff Hamilton..'!! "。この曲はHarry Fraudプロデュースで浮遊感のあるビートとPink Siifuのささやきラップ、客演のLance Skiiiwalkerによるボーカル、Turichの癖になるフロウが合わさった極上かつ中毒性抜群の1曲。このアルバムは結構マイナーなアーティスト達を客演に呼んでいて新しい発見があるのも最高な点です🔥
Virtuoso - Valee & Harry Fraud
シカゴ出身のラッパー、Valeeと万能すぎるプロデューサー、Harry Fraudが7月下旬にリリースしたコラボアルバム。
客演には03 Greedo, Action Bronson, RXKNephew, Twista, Saba, MAVIが参加。
ValeeはYGやAmine、Pink Siifuなどのラッパー達の客演に入りながらどんどんキャリアを積み上げていき、Kanyeが主催するGOODMusicやDefJamとの契約を掴みました。粘りがあり癖になるフロウとHarry Fraudが手がける浮遊感のある美しいビートがマリアージュ(奇跡的融合)した快作。Valee史上最高傑作なのは間違いないでしょう。これは来年も再来年もお世話になりそうなアルバムです
まとめ
如何でしたでしょうか。
今年はこういった個性のある作品も数多くリリースされていて、耳が飽きない1年になりました。
それ以外にも中毒性のあるアルバム、曲達は沢山ありますが今回はこの5枚をご紹介致しました
別途で中毒性のある曲をプレイリストにまとめましたのでそちらの方も拝見して頂けると嬉しいです
最後まで見て頂きありがとうございました
次回の投稿も宜しくお願い致します🙇🏻♂️
中毒性がある曲をまとめたプレイリスト↓
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