病気を予防する整体の効果!?

皆様おはようございます!

整体院「感喜」の金子です!


今回は病気の予防にも活躍する徒手療法についてお話したいと思います。

病気と迷走神経(副交感神経)の関係

迷走神経の活動高まると心血管疾患、アルツハイマー病、自己免疫疾患などの重要な疾患における迷走神経の重要性と保護効果を示しています。

逆に、迷走神経活動の低下は予後不良に関連しており、過敏性腸症候群、メタボリックシンドローム、糖尿病、敗血症、膵炎、うつ病、疼痛、てんかんなどの他の疾患では迷走神経刺激は良好な予後をもたらすと述べられています。

そのために迷走神経への刺激は様々な疾患の予防にも効果があると考えられています。

しかし、何故迷走神経の刺激でこれらの疾患の予防になるのか?

例えば、自己免疫疾患ですと、迷走神経が抑制され、交感神経が過剰興奮するとアドレナリンやノルアドレナリンが分泌されます。

そして、これらの神経伝達物質は好中球を活性化してしまいます。

好中球はウィスルや細菌など異物を倒す免疫細胞ですが、異物を攻撃する時は活性酸素を使います。

なので、交感神経が過剰になると好中球が増えてしまい、活性酸素がたくさん作られ自己の組織を巻き添えにしてしまいます。

そのため、クローン病や間質性肺炎、関節リウマチなどの自己免疫疾患の発症に繋がってしまいます。

つまり、徒手療法で迷走神経を刺激することでこのような生理的な反応を正常化して自己免疫疾患の予防ができるというわけになります。

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