減塩のリスク
皆さんおはようございます!
整体院「感喜」の金子です!
今回は減塩についてお話したいと思います。
以前施術させて頂いた患者さんとのやりとりなのですが、お悩みとしてはゴルフするとき身体を左に捻れない、お手洗いする時に左手が後ろに回せないというのでした。既往歴として、その方は前立腺ガンかもしれないとのことです。
施術した場所は腎臓と尿管に問題があり、5~10分くらいで施術して身体は捻りやすくなってたんたんで、原因と症状の関係を説明してたんですが、その時に「減塩食してるんです」って仰られました。
何故ですか?とお聞きしたらご家族が腎臓のご病気があるらしく、心配だから自分も減塩食にして腎臓に負担をかけないようにしているとのことでした。
ここでお伝えしたいのですが、そもそも塩は身体にとらなきゃいけないし、腎臓には余計必要なものです。
まず塩は血液を作ります、別の言い方すれば血流を上げるわけです。でも減塩すれば血液が減り血流が悪くなります。
そうなったら腎臓への血流量が減るので腎臓は血圧上げるわけです。
ここで何故腎臓への血流が減ったら血圧を上げるのか?
腎臓は血液の毒素をろ過してきれいにする役割があります。つまり血液のデトックスをしてくれます。しかし、腎臓への血流量が減れば毒素はデトックスされないので、腎臓は血圧を上げるホルモンを分泌して腎臓への血流を増やすようにします。
また、腎臓は水分を再吸収する役割もありますが、塩が身体から少なると身体から出てしまう水分を効率的に再吸収できないので腎臓への負担がかかってしまいます。
つまり、塩分が少なくなると身体の中の水分も減るのでより血流が減ってしまいます。その結果血液の中の毒素がデトックスされにくくなってしまいます。
こういう生理学があるから腎臓には塩が必要です。
そして摂取する塩も精製された塩ではなく、岩塩などナトリウム以外のミネラルも含まれている塩を摂取してください!
また東洋医学でも腎臓の気を高めるためには塩が必要だと述べています。
※画像はネットより掲載
腎の部分の鹹味(かんみ)とは塩辛い味のことです。
逆に心不全や腎不全など明らかに病理学的な問題がある方は減塩が必要ですので注意してください。
本日はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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