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2024年2月 「キャンプ視察、キャンプアウト、そして開幕へ」


あっという間に、気が付くと、2月になりました。
あと、18日で、Jリーグが開幕します。
各チームが大体2月4日を目途に、キャンプアウトとなり、
“ホーム”へと戻ります。

キャンプでは、
私の場合は主に、3つのタイムラインに分けて行動しています。
①    午前 ② 午後 ③ 夜 ですね。
特別なことはありません。
行動はシンプルです。
午前中に1チーム、午後に1チーム、そして夜に弊社契約クライアントに会う。
移動なども含めると、
これが意外と分刻みのスケジュールです。

沖縄や鹿児島、宮崎などは、特に東西南北にて各チームがキャンプを張るので、
移動もかなり時間を要す時もあります。

鹿児島市内で、午前中にTRMやTRを見てから、
指宿まで移動するとなると、2時間程度かかることもあるので、
レンタカーは必須になります。

私はどちらかというと、
TRMよりもTRを視察する方が好きです。
TRは選手のふるまいやチームの雰囲気などが、リアルにより感じることができると私は個人的に思っています。”この選手、練習前後にこんなことするんだな”とか、”この選手は結構遅くグラウンドに出てくるんだな”とか、様々な雰囲気と空気を感じることができます。
そして何より、TRの視察の方が、お忙しい強化部方々ともゆっくりお話しすることもできるし、向き合っていただける時間が多く確保してもらえるからです。
キャンプだと、より時間を確保いただけるので、何よりも貴重な時間です。
大概、他のエージェントの方々も視察に訪れることもありますが、
もし私一人しか視察に訪れていない時は、贅沢な時間を感じます。

強化部の方々はTRM、試合になると、いわば、選手をジャッジする立場であると思うので、
目の前の選手たちの全ての現象に向き合わなればならない、私は試合会場では、試合前後に挨拶を早々に済まさせていただき、ゆっくりお話をするのは、TR場に足を運べばいいと考え、心がけています。それでも、TRMを一緒に見ようとお誘いいただくこともあるので、それはそれでうれしいので、もちろんご一緒させていただきますが・・・

そして、夜には弊社契約クライアントに会います。
今回のキャンプでは、ほとんどの弊社契約クライアントと会うことができました。

選手たちと話をしていると、
「キャンプきついっすね」
「あっという間に開幕ですね」
という感想がほとんど。

そんな中、
プロ12年目になるジェフ千葉の小林祐介さんと話をすると、
「身体の状態も良いです。良い形で開幕に向けて準備できています。」
さすがの一言です。
彼とは、もう今季で8年目になります。本当に感慨深い。
祐介さんとのこの8年間は改めて振り返りたいと思います。

幸いにも、全ての弊社契約クライアントは、
今シーズンも“プロサッカー選手”として、キャリアを続けることができています。
それはエージェントとしては、“ひとまずは”という気持ちが正直なところです。

また、これは本当に幸いなことに、
弊社契約クライアントの皆さんが、今のところ怪我なく、過ごせています。
それに関しても、“ひとまずは”という気持ち。

長いシーズンが始まると、
予期せぬことが起き、怪我やアクシデントに見舞われることも多くあります。
目の前の試合に一喜一憂し、時に怒りや焦り、不安、不満など、それはどんなシーズンでも激動。
そして、選手たちは「あっという間に、もう半分終わりましたよ」
「もう最終節ですよ?早いですね」と口々に語りだしていき、あっという間に1シーズンが終わる。

感動と夢、そして時に涙や怒りが飛び交う、そんな“Jリーグがある週末”が戻ってきます。
私は正直、楽しみが2割、そして不安が8割。昇格や降格、勝利や敗北、ゴールやアシストなど、様々な感情がトルネードのようにシーズン中は襲いますが、エージェントとして、まずは契約クライアントの皆さんが、“明日もプレーできる”ことが何よりなんです。

最後に余談ですが・・・
弊社では野球選手のマネジメント、エージェントを行っており、
野球に関しても領域内です。
キャンプ視察をしていて、つくづく思いますが、
“日本は野球の国”だなとキャンプに行くたびに、圧倒的敗北感を植え付けられます。

飛行機を待っていても、待合いには、野球のユニフォームを着た方々、カップルやお友達同士、ご家族まで、幅広くいらっしゃいます。
正直うらやましいです。どうにかしたい。


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