セールスライターは集客を売ってはいけない

これはあくまで僕個人の経験上の話ではありますが、

セールスライターが「集客代行」を売りにしていては
クライアントの獲得は難しいです。

実際、僕が集客代行を売りにしている時はクライアント獲得にとても苦しみました。

それもそのはず。

集客を代行します!と言っても抽象的すぎて
結局何をやってもらえるのか?が理解してもらいづらく

あるコミュニティで仲良くなった経営者の方からですら
しばらくは謎の人扱いでした。

そもそも、集客・販売という経営の根幹とも言える重要な仕事を
どこの馬の骨かも分からない相手にそうカンタンに任せられる
はずがないですよね。

ありきたりな例えではありますが、
交際前にいきなり結婚を申込むようなもの。

そりゃあ、なかなかうまくいきませんよね。

だから僕はいきなり集客代行を売るのはやめ、
まずは、もっと価値が伝わりやすいものを売る事にしました。

それが「デザイン」です。

僕はデザインを学び始めてから仕事の獲得がずいぶんラクになり
仕事の幅もかなり広がりました。

集客の代行だとか、ダイレクトレスポンスがどうとか
ランディングページがどうとか話すより、

デザイン性を高めれば、自分の制作したものを見せるだけで
一瞬で価値を感じてもらえます。

なので営業が非常にラクになりました。

そもそも集客代行やセールスライターに価値を感じてくれるのは
ダイレクトレスポンスマーケティングに知識や興味のある方。

もちろんそんな方が周りにいればベストです。
でも自分の周りにそんな方はほとんどいません。

一方で、良いデザインというのは多くの方に刺ささります。
高いデザイン性に惹きつけられるのが人間心理というものです。

もちろんデザインスキルを身につけるのはカンタンではないですが、
デザイン性が高くかつ真似しやすいものを「スワイプ」すればそれなりのものが
作れます。

デザインが「ないがしろ」ではスタートラインに立つ事ができません。

「必要なものではなく欲しいものを売る」

これがマーケティングの鉄則ですよね。

だから、まずはフロントエンドとして「デザイン」を売る。
ダイレクトレスポンスの必要性を認識してもらうのはその後。

その後にバックエンドで「色々な提案」をしていけばいい話です。

セールスライターがデザインスキルを身につけると可能性がかなり広がります。


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