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戸籍謄本がたくさんいるよ!の本当とウソ その2

誰かが亡くなった時、
「印鑑証明や住民票や戸籍謄本がいるよ。
 すぐに何通か余分に取っておいた方がいいよ」
というのはなんとなく聞いたことがあると思います。

実際にその場面になると
手間もかかるし
お金もかかる。
何通いるのか分からないし
手続きがややこしい。

でもこれが
1回で済んで、しかも
お金が最小限で済む方法があるんです。

それは・・・

法定相続情報証明制度

平成29年から始まった制度で
亡くなった人の生まれてから死ぬまでの戸除籍謄本等を一式と
相続関係を一覧に表した図を出すと、
無料で
「法定相続情報一覧図の写し」
というのを作ってくれるんです。

これがけっこう
オールマイティに使えるのですよ奥様!

どんな書類かざっくり言うと
家系図です。

自分で作った家系図(手書きでも可)を
法務局がチェックして
認定書を作ってくれる感じです。

あちこちに
何枚も出すのが
これ1枚で
「あー、はい」
になるので、
本当に助かります。

戸籍謄本は数枚以上あるし、
コピー代も手間もバカにならないですから。

ただ
・一度は戸籍を全部取る必要がある
・出来上がるまでに最短で1週間ほどかかる
・法務局が遠いと大変
・1言1句間違えないように書かないとならない
などいろいろハードルはあります。

司法書士さんに依頼することもできますが
1〜10万円かかるそうです。
(他のこともコミコミだろうけど50万というのも聞きました)

要は
・財産を相続するのが何人いるのか
・本当に正しく申告されているのか
が分かればいいので
正式な家系図1枚あれば、戸籍謄本はいらないというわけです。

マイナンバーカードでなんとかならないの!
ここでも思ったのですが
現状はまだとのこと。

次回はこれを、
どうやって0円で収めるかについて
書こうと思います。

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