金がないと何もできない
ほんとうに、ほんとうに何もできない。誰かに頼らないと生きることすらままならない。実家なので食事は自分で作ってニコニコしている。ただ、遊ぶお金や娯楽のお金が本当にない。財布を見ると330円あった。グレイト。ドラッグストアへウキウキで歩いて行って、短い方のアルコールを2缶買ってきた。
残りの金は110円。インターネットでは好きな洋服ブランドの新作がタイムラインに流れてくる。ピアスショップの新作が流れてくる。タイムラインじゃなくて私の家まで流れてくればいいのに。
じゅじゅがチェキを販売しても眺めていることしかできない。以前は何も対価を支払わなくても享受できた自撮りや動画などない。
たまに外食をしたい。親に言っても話半分で流される。一人で行こうにも110円だ。財布の中身。魚のすり身でも家で食べているのがお似合いである。
結局のところ、今お金がない状況を受け入れられていないほど精神が幼稚なのだ。救いようがない。
ところで高校生のころの草野、頼むから千円だけ貸してくれ。いや、くれ。
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