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【詩】きみと一緒に、ここにいる私。
きみと一緒にいられたら
それだけで、強くなれる気がする。
「そんなことない」って君は言うけど、私は感じている。
きみの優しさ、きみの無邪気な笑顔、きみの勇気……きみの想い。
私を支えてくれるのは、きみのすべて。
淋しがりで、意気地なしで、自分からは何もできない。
それが私。本当の私。
だからきみは、まぶしかった。遠くにいて、ほしかった。
私は弱くなんかない。一人でも平気だし、どんなに暗くたって、歩いていける。
きみと私は、離れていよう。ずっとずっと、離れていよう。そう思っていた。
そう思いたかった。
はずだった。
いつまでたっても君は横にいて、
いつまでたっても私は離れられない。
気づけば、君は、そこにいた。
きみと一緒にいられたら
それだけで、強くなれる気がする。
私を支えてくれるのは、きみの全て。
私は、きみと、生きていく。
ずっと、ずっと…………ずっと。
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東京アナウンス学院にいた頃、イベントサークルに所属しておりました。文化祭の時、公開ラジオを担当することになったのですが、ゲストの声優さんになにか読んでもらおうということになりまして。私が詩のボクシング経験者ということもあり、男性・女性それぞれで1つずつ詩を作らせて頂きました。
この詩は、当時ゲストに来ていただいた女性声優さんに読んでもらおうということで、その方のお声に合うよう、優しく柔らかで、しかし凛々しく強い女性をイメージして作った詩です。
という経緯がありますので、文章だけだと物足りないかもしれないです。あなたの中で、そんな優しく、芯の強い女性を思い浮かべながら、お読みいただければ幸いです。
フリーランスで活動しております。ご支援いただくことで、私の活動の幅が広がり、より良い言葉をお届けできます。よろしくお願いいたします。