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【詩】雪の街

朝、雪の街を歩いた。

ずっと静かだった。

音がすべて連れ去られて。

下りてくる雪が隠してしまって。

そんなような。

感覚。

体温の低下。

研ぎ澄まされ。

ひとつひとつを口に食む。

見ていた空が、隣にあって。

反転。

形になり。

結晶。

あとは、そう。


私が、降る。

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