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41歳にして記憶を飛ばした話

台湾旅行の話の続きを全く書かぬまま冬が過ぎ、コロナ禍の中でずっとリモートワークして歳を一つとった上に、気づいけば夏も終わろうとしている8月下旬。

飲酒や、頭を打ったわけでもないのに記憶を飛ばした。


記憶がないことに気づいたのは月曜日の朝。いつも通り仕事を始める準備をしているとき、自分の頭の働きが悪いだけでなく、前夜の記憶がないことにぼんやりと気づく。前夜は、マッサージを受けに行った(※1)はずが、受けた施術の記憶がない。

朝のリモート会議をする際に、自分が何を話しているのか理解できない。それでもおかしいことはなぜかわかったので、ひたすら自分がおかしいことを主張した。とりあえずその日は仕事を休が、仕事の続きが気になってリモートをつないだまま休む片手間に仕事をする。まったく進まない。

昼休み明けに会社の人間と電話。1時間程度話す。電話を切ったあとに時間が経つのがひたすら早いことに気づく。またさっき話した内容すらもあいまいであることに気づく。おかしい。不安しかない。心細い。記憶が飛ぶということは脳に問題があるということなので、今後の自分が不安になる。

頭がはっきりしない中でも、友人数名に自分の状況の必死に説明。時間が経つにつれ少しずつ頭がはっきりするのを覚えている。

翌日、会社を休んで脳神経内科を受診。午前中に問診と、午後に脳波検査を受けたが、若干脳波に異常あり…。来週別にMRI検査を受ける予定。現段階で確定診断は出ていないが、かなり心細い…。

症状からして、今回記憶が飛んでしまったのは「一過性全健忘」もしくは、「一過性てんかん性健忘」のどちらか。脳波に異常がなければ一過性全健忘だろうということで一安心のつもりだったが脳波に異常(棘波)があり、これがてんかんの発作を起こした可能性があるということでした。万が一てんかんだとすると、わりと今後の生き方について考えさせられる…

ちなみに、おかしいと気づいた月曜の前夜、日曜日は午前4時に就寝(もはや月曜日)している(※2)。我が家にはGoogle Home miniがあるのだが、マッサージから帰宅した午後9時過ぎから午前4時まで、何度何度も同じ音声コマンドが記録されていた(※3)。

※1:スマートウォッチの歩数計で記録されていた

※2:同じくスマートウォッチの睡眠記録から

※3:「今何時」「今日何曜日」「今日何日」というようなのを10~30分間隔で聞いていた。。。恐怖。

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