Govtech Conference Japanの作り方④
新型コロナウイルスに関係する内容の可能性がある記事です。
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Govtech Conference Japanの作り方④

SAKAI Kazuki

今まで全9項目のうち、
①開催形態、会場、ハードウェア
②ソフトウェア
③緊急時計画、登録管理、運用
について記してきたので、ここからお読みの方は適宜、前のnoteも参照されたい。

今回で最終回、+αのツールについて。
+αのツールという欄そのものが、要するに「その他」的な位置づけなので、ここで何か具体的に語るものがあるわけじゃない。最後に雑感みたいなものをまとめて、終わりにしたい。

免責事項

こんなことを書かないといけないことを非常に悲しく思うが、さすがに行政機関が主催したイベントであるため、前もって断りをいれておきたい。
まず、ここに書いてあることは、1個人としての意見・発言であり、所属する機関を代表したものではないこと。
また、あくまで僕の経験したことをパブリックに共有することが目的であり、単なるフィードバックはありがたく頂戴するが、批判やご意見を求めているものではないことをご承知おきいただいた上で、この趣旨に賛同いただけない方はできれば、無言で立ち去っていただければと思う。
はっきり言って、そんなものに付き合ったりするCPUやメモリなどのシステムリソースがもったいない。

登壇者に返す映像、音声

現場の機材で、返しのモニターは1台あったのだけど、スピーカーついてないやつっぽかったので、音が出る21インチくらいのFHDモニターを持ち込んだ。職場が近くてよかった。でも本当は、大画面テレビがいいかなーと思う。その方が大きくて見やすいし、音量とかもリモコンでコントロールできるし。

で、今回の反省点のひとつがこれ。
返しのモニターとかいうけど、何を返すか。プレビューの映像だったり、音だったりする。どう映っているか、どう聞こえているかを確認しないといけないときがあるから。でもこれ、テキトーにやると痛い目を見るわけで、例えばプレビュー映像を見せると、登壇者はどうしてもそっちを見ちゃうので、それが視線誘導になってカメラ目線になる位置に配置したりとか、様々な配慮が必要になる。

音も同じで、テキトーに返すと、偉いことになる。例えばハウリングが起きるとか、ネットワーク越しにもリモートの登壇者がいる場合など、遅延もあるので、その辺を考慮に入れないで音を返すと、エコーがかかったようになったりとか、会話がぎこちなくなったりとか。Zoomだとか、配信ツール使ってるとわかるんだけど、自分が喋ってる音声って基本的にエコーバックされてこないわけで(そりゃそうだ、一拍遅れて自分の声が返ってきたら、全く話せなくなるし)、どの音声を誰に返したいのか、それをどこからとるのか、モニターする目的と方法が重要になってくる。

ミキサーのモニターアウトでいいのか、そこから先のスイッチャーから出すのか、配信ツールで配信されている手前なのか、配信されているものなのか。

今回は、音響専任でついている人が、スイッチャーから出した音をモニターしつつ、ミキサーの調整を。僕が最終的にStreamyardの画面制御をしていたので、スイッチャーからでてくる音を僕のPCにキャプチャするところでモニターしていた。

で、その映像を2系統に分配して、1つは僕の目の前の外部ディスプレイに、1つは登壇者へのプレビュー映像として表示し、そのディスプレイから音も出せたので返しはこれでいいかと思っちゃったのが失敗。

最後のパネルディスカッションでは、パネラーが現地に4人、リモートに2人いたわけだが、画面も音も小さくて、4人が乗り出すような格好になってしまったのだった。。。

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実は、4人全員に返しの音声を届けるため、こんなものと片耳イヤホン3mを4個用意してた。これを使えばよかったんだけれども・・・

事前に完全な形でテクリハできていたなら、この間違いはなかったと思う。そうでないなら、臨機応変に対処できるよう、使う使わないは別としてセッティングしておくべきだった。これが反省点。

テロップとか

今回、Streamyardもしくは、ATEM TV Studio側でテロップとか、オーバーレイとかやろうと思えばやれたし、最低限のことはStreamyardでやってた。でもきめ細かい対応まではやりきれなかった。例えばカメラ切り替えるたびに、話者の名前を出すとかね。これはやっぱり、専任のテロッパーがいないと無理かなーと思った。でも、テロップの操作って、ハードウェア上のボタンを押せばいいとかってものじゃないから、当日スタッフに説明してやってもらうのはきついかな。あと、その場で作るような臨機応変さも時には必要なので、なかなか難しい。

同様な理由で、アップストリームキーなど活用した各種の画面合成も、今回は諦めた。まぁ、イベントの性格上、そこまで凝った演出は必要なかったし。

その他の機材とか

LED照明は、1本だけ現地に合ったけど、結果的に使わなかった。

OAタップとか、延長コードとか。
そりゃああればあっただけいいけど、持ち歩くの死ぬので、1式しか持ち込まなかったけど、まぁなんとかなった。これは最悪、コンビニでも買えるし、現地調達が可能との割り切りでOK。

でも、これはないと困る、なかなか現地調達難しいときもあるってのが、各種の充電器とか給電回りで、USB給電のカメラとか、HDMIの分配器もUSB給電だったり、それらの数だけUSB充電器が必要だったりする。モバイルバッテリーとかでも事足りるが、この辺の準備は結構致命的になるので気を付けたい。

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あと、HDMIケーブルとかはこういう中継アダプタをいっぱい持っておくと、超便利。その筋の方には怒られそうだけれども、これさえあれば、短いケーブルを繋いで長くできるので、無駄に長いケーブルを持ち歩かなくてもいい。だってケーブルって嵩張るし重いんだもん。3つくらいもってる。

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同様に、XLRとかも中継コネクタ持ってるし、最低限、各種変換できるコネクタは持ってる。XLR - RCAとか、XLR - 3.5mmミニとか、RCA - 3.5mmミニとかとかとか。

変換コネクタや中継コネクタを持ってれば、現場のケーブルじゃちょっと長さが足りないときとか、短いケーブルしかないときとか、色んな解決法が見いだせる。これもその筋の人には超怒られそうだが、仕方ないじゃん、繋がらなきゃ話にならないので。

でもまぁ、壊さないように、最低限の知識は必要ね。そこは注意。

というわけで、これで全部ってわけでもないけど、意外と使わないけど持ち込んでるツール類は多くて、荷物が増えて困る・・・。こういう類のモノって、増えはしても、減らないのよねと。

最後に

(いきなりです・ます調に変わりますが)
さて、ここまで何の構想もなく、行き当たりばったりで書きなぐってきただけの第4回となりましたが、最後までお読みいただいた方がいらっしゃったのなら、とてもありがたいことです。感謝申し上げます。

僕は常々、あちこちで言っているのですが、学習には5段階あって、

①知る → ②わかる
③行う → ④できる
➄分かち合う

この中でも、特に⑤が大事だと思うんです。

知ってるだけで、わかった気になっちゃってる人。
やってみるだけで、できるの域まで磨かない人。

できるとこまで行ってるのに、誰にもそのノウハウを伝えない、分かち合わない人。

それはとっても、もったいないです。
なぜなら、こんなノウハウ、モノが変わればupdateしなきゃいけないんです。常にupdateし続けなければならない。

情報を集めてるだけの人は、集めることを止めると止まっちゃう。そりゃそうだ、集め無くなれば集まらない。

情報を集め、発信し続けている人には、情報が集まってくるんですよ。
色んな人が、そうだ酒井さん、ここにこんな情報あったよって、これって酒井さん興味なかったっけ?使ってなかったっけ?こんなこと言ってなかったっけ?って教えてくれるんです。

だから、発信しましょう。
拙くてもいいんです。noteみたいにお気楽に発信できるツールもあることだし。

おしまい。

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SAKAI Kazuki
Code for Japan(元経済産業省デジタル化推進マネージャ) 鳥は飛び、魚は泳ぎ、そして人は走る。以前はマラソンランナー、元小出道場3期生。ITコンサルタント的な何か。PB Full 2:36'09, half 1:13'17, 5000m 15'48