定義の話

愛の定義について話したよって話。

昨日はマイフレンドたちとまた通話繋いでお話を堪能!!!
NとHちゃんと私でお酒片手にグダグダお喋り。
仕事終わりの疲れた体に摂取する慣れた人たちとの言葉の応酬は楽しいの一言に尽きる。
その中で愛とは?とかいう謎の議題が持ち上がった。

N『家族』
H『受け入れること、与えるもの』
私『捧げるもの、オンリーワン』

ダメンズ製造機2人(私とHちゃん)の答えがお気に召さないN。
Nは来る者拒まず去るもの追わずを徹底しているので…というかそもそも特定の相手を作らないからなんとも言えない感じになってるけど。
そういう定義じゃねぇんだわ!ってツッコミを入れるたけど、それしかわかんないなぁ~✿って言われたので放置しましょうそうしましょうとなりました笑

Hちゃんの愛はその人の全てを受けいれ、与えていくものだった。
彼氏を全力で愛でて、全力で愛する。
そんな彼女が泣いていることを彼氏は知らないし、知ったとしても与えられた愛に胡座をかくばかりになってしまう。
私はHちゃんの言いたいことやしたいことが分かるから、だからある程度は話を聞いている。
いよいよ…となったら止めるけれどそれまでは静観していようって決めてるんだ。

私の愛は概ねHちゃんと同じだけれど、違いはオンリーワンだということ。
これはもう昔から。
自分が好きだと思える相手がいる時に他が全く目に入らない。
人間的に好きだというのはあっても、異性として良いなとは微塵も思わない。
残念ながら余所見が全く出来ない。
私とHちゃんの違いはそこ。
Hちゃんは別に他が見えなくなる訳ではなくて、辛い恋から乗り換えていく、前を向いて動き出すことが出来る。
私は私がもういいと思えるまで前は向けない。
元夫の時はもういいとは思えたけれど疲れで動けなかった、元彼の時はもういいと思った瞬間に別れてる。
そしてその後、前を向くために全てをリセットしなきゃいけない。
自分の中で空白になった場所に、私が好きだなと思った人が入ってくる感じ。
特定の人がいる間、増えることの無い異性の連絡先が更新されるのもリセット期間中だけ。
そして特定の相手が出来ると消去されていく。
私が愛せる人は一度に一人きりだから、全力で愛するし何でもしてあげようと思う。
叶えられる要望は叶えたいし、幸せであって欲しいって思っている。
元同僚に対して私はかなり都合のいい女だと思うけど、そうでありたいのだ。
だって今の私にとって唯一の好きな人だからね。
愛されたいと思わない訳じゃないけれど、元同僚がそれを受け取って笑ってくれていたら満足。


H『結局それってなぁに?
     自慰と何が違うの~?』

君のそういうところが嫌いです!!!!ハウス!
一方的に与えることで満足する私たちはNからすると奇妙でしかないようで。
でも結局、全ては自己満足という言葉で片付くんだよなぁ。
残念ながら私は愛されることには慣れていないし、大事にされることは怖いことだし。
逆は全然出来るのにね、不便なもんだ。
愛の定義なんて人それぞれだと分かっているし、それについてどうこう思うことは無い。
でも時々、Nみたいに与えられる側が羨ましいなぁと思う。
Nの数多いるセフレたちはNだけを見ているのだと私は知っているし、でもそれを表面に出したらNから切られるから出来なくて苦しい思いの中にいるのも知っている。
私はそこまでやりきれるかな?Nのセフレたちのように元同僚を思えるのかなと思うと難しい。
本当はを隠していることは同じだけれど、根本の恐れが違うから。

愛なんて不確かなものに縋るのが怖い。
与えられてこなかったものを受け取るのも怖い。
親にすら愛されなかった人間がどう愛されればいいのか分からないからね。
愛されないことを受け入れることは出来る。
私が怖いのは与えられていたものを取り上げられることだから。
愛されていると思っていた元夫から愛されなくなったあれをもう一度味わうのは御免です。
愛されたいけど愛された結果、もっともっと辛くなるならそもそも無い方がいい。
与えるだけならいくらでも。
でも与えられることはやっぱり怖いなと思う。

元同僚から愛されたらそれはそれは幸せだと思う。
私を選んでくれたら嬉しいって思う。
でも同時に私は、いつ無くなるのかという恐怖に四六時中苛まれることになる。
これまでの元彼たちも元夫も私が好きだと言って、私だけだと言って、そしてそうじゃなくなった。
それを元同僚にされたらきっと立ち直れない気がするんだよねぇ。
だから私は進めようとは思わない。
事情を考慮してもやっぱり、私に与えるべきじゃないと思う。
倫理観的にも社会的にも何の問題も無い私と元同僚だけれど、そこには色々とあるもんで。
だからそれならこのままセフレとして一緒にいたいよって思ってしまうんだよ。
都合のいい女でもあって、でも都合のいい男でもある。
私は愛を与えて、元同僚から安らぎを得てる。
リターンのある関係をこのまま。
でも潮時は潮時なんだろう。

途中に掛かってきた電話には折り返さなかった。
そして追撃も無いからきっと特に用は無かったんだろう。
少しずつこうやって距離を離して、再会してしまう前の私たちの距離感に近付けないと。
これ以上近付かなくて済むように。
大好きだし出来れば傍にいて欲しい。
でも怖いからもうやめてくれやしないかと思う。

今日はこの後、休日出勤~
頑張ってやってきますか!!