理想の恋の話


歌詞に私の恋の理想を重ねた若き頃。

私が1番初めに、こんな恋をしたい(こんな愛され方がしたい)と思ったのは、今年初めに書いた記事に書いた通り。
L'Arc~en~Ciel  瞳の住人
こんな風に愛されてぇなぁと思った12歳、秋。

次にこうなりてぇなぁと思った曲は前野から幾年も経ってから発売された。
Taylor Swift   Mine
投げ出したくなる私を赦してくれと思っていた時期だったからね…お恥ずかしや。

そしてそれが変わらないまま、去年。
何故かこれに落ち着いた。
GLAY  BELOVED
離婚するちょっと前くらいからずっと、次にもし何かあるとしたらこの曲のように成りたいなと思ったのでした。

恥部を晒すようで何だかんだと書いては消してを繰り返していた記事なんですけれども。
書くに至ったのは私が、全ては理想通りでなくとも満足いく愛され方をしていて満足させられる愛し方が出来ていると思ったから。
私主観はきっと変わらずにMineで、愛されたいと望む私は他2曲なんだろう。
私は心身共に傷だらけだし、これまでの様々な経歴も決して良いとは言えない。
私が元同僚の立場なら選ぶに至らないかもしれないと思うくらいには、私は私の市場価値を低く思う。
腕も足も出せない、病弱でポンコツな身体。
メンタルは自他ともに認めるクソザコナメクジで、ネガティブで頑固。
複雑な家庭で親と弟とは絶縁、親はクレイジーかサイコパス、弟は典型的な踏み外しボーイ。
事情ありきとはいえ低学歴に入るし、それからだって色々、本当に色々してきた。
そんな私を元同僚が選ぶとは思っていなかったんだよなぁ。

BELOVEDの何が好きかって言うとさ。
特別では無いことが特別ってところなのかもしれないなと。
私が羨んで欲したのは、『なんてことない日常を愛とする』ということなんだと思う。
その隣には一緒にいたい人がいて、時に迷いながらもそうで在れたらいいよね、なーんて。
自分らしく生きていくのに傍にいて欲しい、だなんて最高の殺し文句だと思うよ。
特別では無い日々かもしれない、でもそれを振り返り見た時に幸せで満たされた日々だと思えること。
これから先もそう生きていたいなぁと思えるのは、その人といる自分が最高なんだって知ってるからだと思うんよ。

元同僚の名前を平然と(しているように見せかけることに成功し)呼ぶようになって、何か私の中で変化が起こったんだろう。
私は優しくて甘い可愛らしい女にはなれないし、元同僚が大好きな18号にもなれない、そして全方位受け入れ特化のチチにもなれない。
それでも確かに、あの日からずっと、私は元同僚に選ばれているだと思う。
選んだ理由はきっと元同僚にしか分からない、分からないままでいい。
私は、元同僚に対してツンデレ()にもなれないし、ただ待つことも出来ない。
お酒が入って甘ったれる私が可愛くて好きだと、元同僚がお酒を飲ませたがるのはそういうことらしい。
普段から甘えない私が、自分から触れてくるのが、甘えても許されると思って言う言葉が、元同僚を愛してるんだと全てで訴える様が愛おしいと、そんな恥ずかしいことを臆面も無く言い放つ元同僚には一生敵わないなぁ。
誰にならなくてもいい、どうしなくてもいい、そう言ってくれる元同僚がいるというのは心強いものですね。

今日は寒いからと何日も前から辛い鍋の予定ではあったけれど、胃があまり調子良くないとのことなので。
焼きあご出汁とかいう既成調味料にしました。
いつもよりたっぷり入れた野菜に、〆のうどん。
副菜として3種ほど軽いものを作ってある。
本当はね、明日休めそうだからと言うなら休んで欲しいなと思っている。
何となく不安定な私と過ごして欲しいと思ってしまったんですよ。
でもそうは言わないでいる。
私が逆の立場なら困るし、困った上で聞いてしまうから。
そんなんはねぇ、良くないですから。
せめて一緒にいる時間を温かく、優しいものとするのだ。

今日は新作コスプレの着用日です…
我が家にはもう何着コスプレがあるのか。
それはまた別の記事として。
マンネリ予防とかでなく、なんとなく、疲れを癒すツールになっているらしいので致し方なし。
そんなこんなで今日も私は元同僚が好きだし、明日も元同僚を好きだろうと思います。

Ah 夢から覚めた
これからもあなたを愛してる
Ahは夢から覚めた
今以上あなたを愛してる

ホンマにその通りやんな。