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知能検査受けてIQ調べたら得意・不得意が分かって良かった話
良い大人になってちょっと恥ずかしいんですが、ふとしたことがきっかけで自分のIQどんなものなのかなーと思い受検してみた結果、これが意外と自己分析に役立ちそうだったので、自分の事例をシェアします。
受検方法
IQを測定するための検査には色々な種類があるんですが、今回はWAIS-IV(ウェイス・フォー)知能検査という、知能検査のうち最もメジャーなものを受けました。
受検方法には2種類あります。
1. 検査キットだけ購入して自分で受検する
2. カウンセラーや精神科を受診し専門家によって試験してもらう
今回は2.を選択。
2.の方が、検査結果を受けての専門家の分析やアドバイスを聞けますし、価格も圧倒的に安いので、基本的にはこちらがオススメです。
※ 1. の価格:15万円(税別)
2. の価格:3万円ぐらいから(受検機関による)
検査項目
WAIS-IV(ウェイス・フォー)知能検査では15種類の検査を受け、下記の4種類の知能とトータルのIQを測ります。
言語理解:言語的な情報や自分自身が持つ知識を状況にあわせて引き出し応用できる力
知覚推理:視覚的な非言語情報を理解・推論・分析・統合する能力。新規情報の課題処理
ワーキングメモリ:聴覚的な情報を一時的に記憶し、操作したり処理したりする能力
処理速度:単純な視覚的情報を事務的に素早く正確に処理・識別・書く能力
(検査報告書より引用)
検査結果
まずこんな感じで数値が分かります。
各IQの数値だけでなくパーセンタイルが分かるので、自分が全体のどのくらいの順位かが分かります。
たとえば98.0パーセンタイルということは、100人中自分の後ろに98人いる。100人中2位(後ろに98人)、200人中なら4位(後ろに196人)、1,000人中なら20位(後ろに980人)の能力ということになります。
続いて各検査結果の解説。
ここが面白いところで、単に高い低いというだけではなく、この検査でこんな傾向があったのでこういう性質が読み取れる、というところまで解説してもらえます。
紙に書いてある以外にも、担当者がさらに詳しい解説をしてくれるので、私の場合だとこんな分析を聞くことができました。
・「言語理解」で共通性を広くとらえすぎる傾向や、「知覚推理」で多大な可能性を検討していると思われることから、慎重すぎる性格があると考えられる
・慎重すぎる性格は、高い「ワーキングメモリ」による情報過多や他者との理解の不一致への不安に起因すると考えられる
・「ワーキングメモリ」の検査において難易度を上げていっているにも関わらずむしろ正答率が高まっている。これは「ワーキングメモリ」に比して「処理速度」が低い、つまり入ってくる情報に対して出ていく速度が遅すぎることが原因と推定。これにより成長曲線がマイペース・大器晩成型になっていることが理由と考えられる。
などなど自分の実感と一致していて面白かったです。
最後に所見。
慎重になりすぎて不安を感じがちなので、信頼できる人に相談するといい、という助言がもらえました。
ここに書かれていない内容では
・高IQの人は睡眠時間が長く必要になることが多いので注意
・知能の特性と職業は良く合っていると思う
といった話も聞くことができました。
検査を受けてみて
検査で指摘された自分の弱点は、まさに自分でも認識していて仕事の中でも対策をとっている部分でした。
逆に言うと、知能検査で分かる得意・不得意は仕事していて顕在化しうる要素と思われるので、まだ自分の得意・不得意が分かっていない新卒前後の方や、あらためて自己分析をしてみたい方は受検してみると役立つかもしれませんね。
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