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不動産業と歯科医院業のビジョン、ポリシー、ミッション:おてう2020.7

※ビジョン、ポリシー、ミッション、という考え方は、ビジョナリーパートナー和仁達也先生が提唱したもので、私自身は和仁達也先生の弟子である畑中先生から教わったものです。


不動産業におけるビジョン

ビジョン:理想の状態

・手元キャッシュ、キャッシュフローとも潤沢にあり、経済的な不安がゼロ
・物件を買うのが楽しい
・不動産について考えるのが楽しい


不動産業におけるポリシー

ポリシー:あなたならではのこだわり

・日課を最小限にする
・雇われない(妻の医院を除く)
・レバレッジを意識する(省略、自動化、外注できないか)
・やりたくないと思ったことは一切やらない


日課を最小限にする。ゲームもオンラインでつながっていると意外と日課を課せられるパターンがあるので注意。無理に毎日やったりしないこと。

やりたくないと思ったらNOという勇気。大事。


不動産業におけるミッション

ミッション:使命感を持ってやること

・原則的に全戸満室を維持する
・金融機関について常に意識する
・売買仲介会社を戦略的に考える


全戸満室を維持するため、空室がある物件は2週間に1回メールでフォロー。動きが悪いようだったら躊躇なく現地に行き、打ち合わせする。

将来的な融資の広がりを考え、属性を積み上げ、金融機関を開拓し、利用していく。

できるだけ継続的・連続的に特定の売買仲介会社を利用し、買えば買うほどラクになるようにしたい。特に売却時は仲介会社を慎重に選定する。


歯科医院業におけるビジョン

ビジョン:理想の状態

・職場の全員が気持ちよく誇りを持って働く
・患者さんの健康を高い水準で実現する
・患者さんの健康を高い水準で維持する


患者さんの健康を実現し、維持することは開業の目的そのもの。

しかし正直なところ、毎日入れ替わり立ち替わり訪れる患者さんよりも職場の仲間の方が心情的に大事だし、そもそも気持ちよく働けていなければ、良いアウトプットは出せない。
したがって、患者さんの健康を実現し、維持するというビジョンの実現を目指すからこそ、「気持ちよく働く」ことを最優先にして考える。


歯科医院業におけるポリシー

ポリシー:あなたならではのこだわり

・患者さんにとって最良の結果となるよう誘導する。だまして健康を害し利益を得るようなことは絶対にしない
・嫌な患者さんは躊躇なく追い出す


「嫌な患者さん」とは、医院に勤める者が主観的に嫌だと感じる患者さんのこと。
特に無断キャンセルを繰り返し、注意しても直らない患者さんは予約を取らせないという形で対応する。
予約が埋まっている医院において、1人を救うために他の1人を救えなくなるのはやむをえない。でも、「無断キャンセルを繰り返して3回に1回しか来ない患者さん」1人を救うより、「キャンセルするときはちゃんと連絡をしてくれる患者さん」3人を救いたい。そうしないと、「患者さんの健康を高い水準で実現する」「維持する」のビジョンにも反する。

この他、会話が通じない患者さん、パワハラしてくる患者さんもこっそり追い出す。
これはビジョンである「職場の全員が気持ちよく誇りを持って働く」を実現するためであり、それによって診療の質を上げ、「患者さんの健康を高い水準で実現する」「維持する」を実現するためである。


歯科医院業におけるミッション

ミッション:使命感を持ってやること

・職場の全員がより気持ちよく誇りを持って働くためにはどうしたら良いか考え続け改善し続ける
・保険診療でも高い水準の治療を行う
・自費診療では最高水準の治療を行う
・最高水準の予防を行う
・どこにも負けない衛生士を育成する


根治(虫歯が深くて神経を取った後の治療)の技術がおそらく日本一の先生を非常勤として新たに雇用した。
この先生の治療によって「自費診療では最高水準の治療を行う」ことの充実が可能となるが、長期的な目論見はそうではなく、院長を教育してもらうことによって院長自身の根治の技術を専門医レベルまでアップさせ、「保険診療でも高い水準の治療を行う」ことをさらに充実させること。

ホームデンティスト(かかりつけ医)としては、義歯(入れ歯)と根治(虫歯が深くて神経を取った後の治療)が高水準であれば、ほぼパーフェクトだと考えられる。
院長はすでに義歯において上位1%以内の技術(コンサバに見ても)を持ち専門医レベルのため、このプロジェクトが完了し根治の技術が上がることで義歯と根治が両立できれば、日本一と胸を張っていえるレベルのホームデンティストになるはず。
(現状はドクターの治療レベルがおそらく上位1%程度と推定するが、両立ができれば上位0.01%くらいになると思う)


「どこにも負けない衛生士を育成する」ミッションのため、今年は新たに下記の活動に取り組んだ
・3ヶ月ごとの症例発表会の実施を開始した
・出張セミナーの講師を招聘した(全コース受講のため3回)
・給与体系を明確化、透明化した

給与体系改定により、定期昇給とは別に、あらかじめ提示された一定の条件を満たすことで昇格し給与が大幅アップするようになった。
能力次第で、「サラリーマンの平均給与」~「日経平均225社の正社員」レベルまで給与アップが可能となった。
これにより技能レベル向上を促進する。


現状:ドクターの治療レベル上位1% x 衛生士の治療と予防のレベル上位1% = 上位1万分の1 =日本トップ7の歯科医院 *1

上記プロジェクト後:ドクターの治療レベル上位0.01% x 衛生士の治療と予防のレベル上位0.1% = 上位1000万分の1 =日本史上No.1の歯科医院で今後100年は塗り替えられないレベル

の見通し。

*1 日本の歯科医院の数は7万件弱のため


補足

次回は2021.1.1あたりに更新したい

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