努力の方向性


「方向がいい」というのは、自分の適性やキャリアの方向と努力の内容が一致しているということです。論理的思考力や概念的思考力といったコンピテンシーを持たない人が勝間和代さんのような知的専門職を目指して努力するというのは「方向が悪い」努力の典型で、そんなことをしても無力感や徒労感が募り、かえって人生を壊してしまうことになりかねない。香山先生が論難したのはまさにこの点でした。
一方で「方法がいい」というのは、努力が効率的に自分の技量や知識の向上につながっているということです。例えばよく知られているように、一時期運動部でよくシゴキに使われた「うさぎ跳び」は、今日では身体能力を向上させるのに全く意味がないどころか、かえって膝や腰を痛めることになりかねないことが知られています。

備忘録として。
時間をどう使うか、努力の方向性を考える時期。

「才能のある、なし」は、市場が許容する労働人口の中に入り込めるだけのランキングが取れるかどうか

どこでランキング上位になるか。そして、それを良い方法でかなえるにはどうするか。

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