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西松屋とアカチャンホンポ は全国にこれだけある

にて触れた 西松屋とアカチャンホンポ。
個人的には育児用品を購入する王道の二社です。

Python を使用して、二社のHPをザッとWeb scrapping して得たデータを簡単にViz にしたもので分析した。

何店舗あるのか

西松屋が圧倒的に多い。
これはビジネス戦略の違いに寄るものでしょう。

都道府県別の違いは

西松屋は 47都道府県 制覇済みです。

アカチャンホンポ は38店舗まで。
アカチャンホンポ が出店していない 9都道府県は 秋田県, 福島県, 三重県, 岩手県, 山形県, 徳島県, 高知県, 鳥取県, 長崎県 です。
(東北:4県、中部:1県、四国:2県、中国:1県、九州:1県)

両者とも 人口の多い 都道府県 に 多く出店しているという傾向は同じです。
アカチャンホンポ は 人口ランキングにほぼ即していると言えます。
一方で、西松屋は少々異なる出店傾向です。

TOP12 都道府県のランキングで 西松屋は 茨城県 が入っています。

地図で見てみる

アカチャンホンポ

まぁそうだね。という結果です。手堅いです。
分かりやすく、大都市圏、中核都市圏を押さえているなと言う印象です。
日本海側と東北が手薄です。
青森を押さえるのであれば、物流上もう少し東北に出店しても良いのでは?と思ってしまいます。

西松屋

分かりやすいようで全く分かりにくいです。
一つ言えるのは、西松屋で日本地図描けるのではないかということ。稚内から石垣島までカバーするのは並大抵では有りません。
全国で育児が行われているということです。

西松屋ネットワークでなにか別のことが出来そう。

東北

アカチャンホンポが手薄な東北もしっかりとカバーされています。
高速・幹線道路沿いに 出店するのが顧客の利便性と物流上の基本です。

関東

東京近郊は西松屋に出会わずに移動するのは無理なのではないかと感じるレベルで密度が高いです。ここまで多いと広告を打たずとも人の目に入るはずです。

東京

東京23区は当たり前ですが、中心部は育児の需要が低いので アカチャンホンポも西松屋も出店していません。

中部

中部地方は流石に山間部は手薄ですが、都市圏はすごい数です。
山間部でも名だたる都市には出店しているのが流石です。

近畿

近畿圏は大津から姫路までが重要エリアの様です。
大阪ー神戸の阪神臨海 はそもそも海側にしか平地がないのはありますが、点々と続いています。

四国

四国は少し手薄感がありますが、それでも一つの市に複数店舗を出すというのは余程の勝算がないと地方都市でこの密度は出せません。

中国

中国も日本海側・瀬戸内海側 しっかりと配置されています。

米子

米子に三店舗も必要ですか?すごい。

九州

九州は流石に五島列島まではカバーされていませんが、手厚いです。
鹿児島の指宿まであるとは。

沖縄

沖縄の離島もしっかりとカバーしているのがすごいです。
ここまでやってくれていると、子連れで旅行に行くときに育児用品持っていかなくても良いんじゃないか説が出てきます。
手ぶらで行っても行った先の西松屋で格安で現地調達できます。

人口カバー率

西松屋の店舗がここまで多いと、どの程度の人口をカバーしているのかが気になります。

人口当たりはほぼ順当な結果です。

それぞれの項目を多い順に並べると多少変わります。

0-14歳人口五万人 あたりの店舗数で、上位に秋田、徳島、島根、高知、青森 と出てきており、アカチャンホンポが手薄な都道府県も 西松屋がカバーしてくれています。

5万人当りの 店舗数が少ない都道府県は以下の通り

長崎県は いずれにせよ手薄なのでしょうが、それ以外は大都市も目立ちます。このあたりの大都市は他の選択肢も多くあるでしょうから、問題はないでしょう。
長崎、沖縄、鳥取、あたりが 少し 心もとない思いをしているのかなと感じますが、県内の人口分布まで調べるとそこまで手薄ではないと想像します。

結論

西松屋 凄い!!

幼児を連れて旅行に行くときは 手ぶらで行ける!!

西松屋の決算資料を見ると更に店舗数を拡大するようです。
この数を支える物流とオペレーション は小売業の中でも相当なレベルです。

おまけ

鹿児島の西松屋とアカチャンホンポは 最近傍店舗かもしれない。

今度 緯度経度から ランキングを作ってみます。


#男性育休
#出産前

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