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354. 少々怪しい感じがした

※若干怖い話を書きましたが、結果的には安全に帰宅できているのでご安心ください。

夕飯をとるために家の近所のレストランに行った。
20:00過ぎにレストランを離れて帰宅している途中で、なんとなく怪しい動きをしている人がいた。

珍しく「この人変じゃないかな?」と察知

その人は、すっかり日も暮れていて、たいしてよく見えないであろう小さな川を橋の上から見ているような感じだった。
川の様子を見ているような、見ていないような。
普段はあまり周囲の怪しい人に気づかないのだが、今日はなんとなく不安な気持ちになった。

コンビニがオアシスに見えた

その怪しそうな人が本当にヤバい人だとすると、小走りをすることで刺激を与えてしまうかもしれないと思ったので、歩行スピードは変えずにすぐ近くにあったコンビニに入ることにした。
コンビニで3~4分ほど時間をつぶせば、いなくなるのではという期待である。

お店の中は比較的安全だろう、という安心感もある。
ただ、本当にヤバい人でコンビニに乱入してきたら逃げ場がないともいえる。

あれ、まだいるな

さて、コンビニでは特に何も買わずに数分後に出たところ、怪しげな人がコンビニの駐車場の端の方(といっても喫煙所とされている部分ではなく、あまり人がたたずむ場所ではない所)にいた。
本当は怪しくもなんともない人なのかもしれないが、若干恐ろしさを覚えた。
怪しげな人は白っぽいズボンを穿いていたので、比較的分かりやすい。

怖い…

コンビニから家までの数分の帰り道をある程度進んだところで、後ろをちらりと見たら、白いズボンを穿いた人が同じ方向に向かってきていた。
怪しげな人と同一人物という確証はなかったのだが、恐怖におののいた。
また、単純にその白いズボンの人の家が同じ方向なのだと思うが、それも確証はない。

家が知られては嫌だという気持ちでいっぱいになり、家まで小走りし、玄関のドアを近年稀に見るスピードで開け閉めし、鍵をかけた。

「おかしいな」と思った感覚を大事にする

結局のところ何も事件は起きなかったので、ひとまずは安心。
そしてその怪しげな人は本当は全然怪しくない一市民だったかもしれない。
とはいえ、自分で「おかしいな」と思った感覚はどのような場面でも大事にしているので、自分の行動は正しかったと考えている。

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