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【映画から学ぶ🎬】思い込み

こんばんは!
今回はよく知っているようで、あれどんな話だっけ??となる作品。

オズの魔法使い
1939年公開
監督:ヴィクター・フレミング
主演:ジュディ・ガーランド

前回、自分への思い込みについての記事を書いたので関連して書きたいと思います🌟

あらすじと世界観

アメリカの児童文学作家ライマン・フランク・ボームの名作小説「オズの魔法使い」を実写映画化し、魔法の国オズに迷い込んだ少女の冒険をミュージカル仕立てで描いた名作ファンタジー。カンザスの農場でおじ夫婦と一緒に暮らす少女ドロシーと愛犬トトは、巨大な竜巻に巻き込まれ、魔法の国オズにたどり着く。エメラルド・シティに住むオズの魔法使いに頼めばカンザスに戻してくれると聞いたドロシーは、道中で出会った知恵のない案山子、心を持たないブリキ男、臆病なライオンとともに魔法使いのもとを目指すが……。主人公ドロシー役にはジュディ・ガーランドが抜てきされ、彼女が歌う劇中歌「虹の彼方に」も大ヒットを記録。1940年・第12回アカデミー賞で作曲賞と歌曲賞、さらにガーランドが特別賞を受賞した。監督は後に「風と共に去りぬ」を手がけるビクター・フレミング。
映画.com

初めて観た時、「虹の彼方に」”Over The Rainbow”ってここで使われてたのか!と衝撃を受けました(笑)

主人公ドロシーの日常はモノクロフィルム、オズの世界に迷い込んでからは当時珍しいカラーフィルムで色とりどりの世界が展開されます🌈
まるでディズニーの「イッツ・ア・スモール・ワールド」の世界のような、カラフルかつ拘りを感じる小道具の数々で楽しめる、そんなミュージカルの世界です♪

自分の中に在るものに気づくこと

この映画から学んだことは、自分の価値や力が本来備わっていると気づいて認めることです。

藁でできた案山子は
「自分には考える頭がない、藁ばかりが詰まってる」

ブリキの人形は
「自分は体がブリキでできていて心というものを持ってない」

臆病なライオンは
「自分には勇気がない」

と、思い込んでました。

彼らはドロシーが家に帰りたい一心で冒険の旅に出て、困難に出会った時、
案山子はピンチを切り抜ける作戦を考えて、
ブリキの人形はドロシーのピンチに心から悲しみ、
ライオンはいざと言う時に勇気を奮い立たせます。

彼らは本来備わっている力や可能性を、過去の自分の経験から、ないものとして捉えていただけでした。
生きていく中で、いつの間にか過去の経験から鎧を着てメッキを貼って「自分はこうだ」と思い込んでたのです。
ドロシーも作中最後で、本当は自分の家に帰る方法を知っていたことに気づきます。

過去の経験から「自分はこうだ」と自分にメッキを貼ることは簡単です。

けれどもそのメッキ(過去の積み重ね)を剥いだら、その中には自分自身の本当の価値観や力が備わっている。その価値に自分自身が気づいていないだけだと気づかせてくれる素敵な作品です🌟

大事にしてたもの、忘れたフリをしたんだよ
KANA-BOON 「シルエット」

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