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Q.マタニティブルーでしたか? A.たぶんそう

産後、看護師さんから「出産したお母さんの二人に一人はマタニティブルーを経験すると言われています」と話を聞いて。
絶対になるだろうな〜と思っていたら、案の定なった!!記録!

忙しい人向けの本記事まとめ
・産後原因不明涙
・もしかして:マタニティブルー
・寝たら治った←今ここ

もしかして:マタニティブルー 症状編

いろいろあったので(以下参照)。
マタニティブルーとは関係なく、産後めちゃくちゃ涙もろかった。赤子の顔見て、抱っこしては、「うわ〜人間だ〜〜」「出てきてる…」「すげ〜〜…」って泣いてた。

「おやおや?これはどうやら感動の類ではないな?」となったのが、退院して、産後2週目に入った頃。2時間まとめて寝られたら御の字、というのが日常になりはじめた頃。

誰かと話したら、泣く。授乳しながら、泣く。ごはんが冷めてしまっていて、泣く。泣き止まなくて、泣く。夜暗くて、泣く。

きっかけなんてものはなく、なぜか涙がこみ上げる。悲しいとか悔しいとか、そういった感情もなく、ただ泣いている。毎日、毎日。
なんなら赤子よりもしっかり泣いてる。

当時のツイート↓

これだけ見るとまあまあ元気そうだけど、その実、泣き止まない子よりデカい声で叫んでたり、逆に放置して虚無顔で「新生児 泣き続ける 何時間」とか検索したり、狂う!狂う!クレラップ!状態だった。

もちろん(もちろん?)好きなドラマやラジオを長時間摂取する体力など残されておらず、比較的元気のあるときにショートアニメをループ再生するのが精一杯。し、しみた〜〜……。


もしかして:マタニティブルー 原因究明編

そんなこんなで迎えた産後二週間健診の日。マタニティブルーが治るきっかけの、運命の日!

行きのタクシーでも「何かあったら仰ってくださいね」という優しい声かけに泣いてしまい、外の景色を眺めるだけで涙しながら、なんとか病院へ。

診察室へ入り、座って、少し話して、「授乳はどんな感じ?」と本題に入った瞬間。涙があふれて止まらない。もうどうしようもなくなって、謝りながら、またポロポロ泣く。
新生児よろしくあやしてもらい、なんとか落ち着いて話をして、「何がいちばんつらい?」と尋ねられて、考える。

別に育児はつらくない。泣き続けられても、2時間までは平気。授乳も問題なし。

私「まとまった睡眠がとれないのが、つらいです」

出産前の睡眠イメージ:3時間おきの授乳、つまり間に3時間眠れる。
出産後の現実:授乳間隔が定まっておらず(およそ2-3時間に1回)、起きたら飲ませる。授乳だけでなくオムツ交換や寝かしつけも含めて1時間弱、つまり間に眠れるのは1-2時間。

もともと、平日は8時間睡眠のロングスリーパー。23時を過ぎて床についた翌日は、一日つぶれるくらい体調を崩す。そんな私が育児の夜勤でメンタルやられないわけがない、ってワケ。

睡眠不足が乱れたホルモンバランスへダイレクトアタック、ついでに季節は初春、もうぐずぐず。

助産師さん「よし。寝よっか」


もしかして:マタニティブルー 解決編

助産師さん「ひとりで全部やろうとしなくていい。みんなの赤ちゃんなんだから、みんなで育てよう」
私「ハワ……(号泣)」

そういうわけで、夜勤を家人と交代でやってみようと提案いただき、家人の理解を得た上で、実行。

2週間以上ぶりに4時間ほどまとめて寝ることができた、翌朝。体の軽いこと、雲の如し。さながら風に吹かれて舞う桜の花弁が如し。
きのうまで歯を磨く気力もなかったのに、朝からリビングを掃除しはじめる始末。

そうして3日後には突然泣きだすこともなくなり、推し俳優・菅田将暉が主演したドラマを無事完走、完全回復に至りました。助かった〜〜!

※2023.3.25現在、TVerにて全話無料で視聴可能。2023.9.15劇場版公開予定!


もしかして:マタニティブルー その後編

家人の協力を得られなければ…と思うと恐ろしい。それくらい睡眠不足由来のストレスがすごくて、嫌なこと考えたり口走ったりシて、そんな自分に嫌悪して、という負のスパイラルに陥ってた。

育児はいろんな人に助けてもらわなきゃ無理だな…と痛感した次第。

しかしながら、訳あって4月以降はまた一人で夜勤をしなくちゃいけない。私の場合、鬱っぽくなる主たる原因が睡眠不足だというのが明らかなので、今度は子にもご協力いただいて睡眠時間を確保する予定!ネントレ、がんばろうね〜〜!


もし再度マタブルっちゃったらどうしようかな。そのとき考えよ。


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