ナナルイ

ナナルイという出版社です。ナナルイ=7類。図書館の分類法の7類(芸術分野)の意味です。…

ナナルイ

ナナルイという出版社です。ナナルイ=7類。図書館の分類法の7類(芸術分野)の意味です。 生活と芸術についての本を出しています。 ⚫︎『日常的な延命「死にたい」から考える』(小川和) ⚫︎『長い間』(金川晋吾) ⚫︎『踊り場』(大東忍)

最近の記事

「事務」としてのナナルイ起業

 きょうはナナルイの代表じゃない方が書きます。  最近、坂口恭平さんの「生きのびるための事務」を読みました。この本は本当に元気が湧いて来る内容でした。坂口さんは、「将来の夢」を「将来の現実」として言葉や数字に置き換えることが大事だと言っています。夢を現実にするためには「事務」が重要だと。自分がやってきたことが間違っていなかったんだと、勇気づけられます。  ナナルイの起業直前、当時のブログを読み返してみると、2年前ですが、はるか昔の出来事のように感じます。2周年を迎えるので

    • 表参道とクレヨンハウスと子どもの文化普及協会

      「子どもの文化普及協会さんから、こんな本を入荷しました」 独立書店さんが本を机の上に並べて、SNSで写真を投稿するのをよく見かけます。ナナルイの本もこんなふうにアップされたいな、と思っていました。 無事、子どもの文化普及協会さんと契約を交わしました。 ナナルイの本を注文してくださったお店に届くのは3日後くらいでしょうか。よろしくお願いします。 子どもの文化普及協会は、店の規模が小さいために出版取次が契約してくれない子どもの本の専門店を対象に、クレヨンハウスの経営者である

      • 書店営業はじめました

        ナナルイの社長ではなく、新聞社で働いている方が書きます。 ひとり出版社なので、社員とも名乗れず、社長からは「ボランティアさん」と言われています。 いまもナナルイ仕事とのダブルワークです。営業とは無縁の人生を歩んできましたが、『日常的な延命』をきっかけに、本格的な書店営業に挑戦することにしました。初めての営業は緊張の連続でした。声が震え、早口になり、脇汗をかき、本当に営業できているのか不安でした。 チラシを作り、名刺を配り、本を見てもらうために書店を訪れます。大型店では、書

        • 合同会社ナナルイを設立してからのこと

          2022年6月29日に会社を設立してすぐ、どんなことを考えていたのか、ナナルイのホームページに掲載してある自分で書いたブログを読んでみました。 「7月4日、恐る恐る法務局に行ってきました。ナナルイが本当に会社になっているのか確認するために、窓口でウロウロしながら書類に記入して、収入印紙を買って、謄本をとってみたら、商号 合同会社ナナルイと書いてあってホッとしました。」 このあと数ヶ月後に、なんで会社を設立しちゃったんだろう?と思うことになるのですが、これは最後に書きます。

        「事務」としてのナナルイ起業

          出版社ナナルイは2024年6月29日で設立2周年を迎えます

          図書館では、派遣社員として1日7.5時間の週3日働き、残りの4日間は出版社の仕事。そんな生活を続けています。 2022年立ち上げた出版社ナナルイはおかげさまで、6月に2周年を迎えます。 派遣社員のわたしと、会社員の夫と、それぞれの勤め先に起業することを相談しました。全く問題がないのはわたしの方だったので、わたしが代表になりました。 ひとり出版社を立ち上げる人は、やはり、出版社で編集をしていたという方が多いです。 出版経験もない二人がなぜ出版社を立ち上げたのか?というこ

          出版社ナナルイは2024年6月29日で設立2周年を迎えます