見出し画像

苦い思い出が残る...パリ留学・学生VISA申請の旅[2023年最新/必要サイトのリンク掲載]


フランス留学 学生ビザ申請、最初の難関は情報収集!

学生ビザ申請、最初の難関は情報収集!

フランスの学生ビザを取得する人は、大使館のビザセクションでの申請の前に必ずCampus Franceでの手続きが必要となります。

これまたフランスあるあるですが、ことごとくサイトがわかりづらいことわかりづらいこと….。ビザ申請に関する情報も、古いものから新しいものまで色々あってわかりづらいんですよね。

私は情報収集不足とわかりづらさが相まって、出国1ヶ月前に大やらかしが判明。
「出発日までにビザが間に合わないかも!(涙)」と焦りに焦りながら、急いで必要書類を揃え、申請をしました。
無事に出発を遅らせることなくビザを受け取ることができましたが、ビザ申請のめどが立つまでの数日間はまっっったく眠れませんでした。

これからフランス留学のための学生ビザ申請を行う人へ向けて、私のような眠れないほどの心労を経験することがないように、2023年夏のビザ申請の最新情報をはじめから終わりまでしっかりとお届けしたいと思います。

長くなりますが、お付き合いください。

ビザ申請は受入許可証をもらったらすぐやる!逆算して行動!

フランスの大学や大学院は日本とは違って秋から新学期がスタートします。
もちろん、新学期に合わせて渡仏する留学生が一番多いのもこの時期。
9・10月の新学期スタートに合わせて6月〜8月はビザ申請ラッシュとなります。

Campus France(Etudes en France)も、フランス大使館も、「混雑のため通常より対応が遅れます。」との御触れを出しています。何か問題や質問があっても、即日対応は望めません。

そして、
ただでさえ遅れが出ると言われているのに、学生ビザの申請は【Campus France(Etudes en France)】と【フランス大使館でのビザ申請】の二段構え

2つの手続きの進捗を逆算した、早め早めの行動が肝心になります。(私のようにやらかしたくなければ笑)
事前に必要書類を揃え、申請の流れも把握しておいて、受入許可証が降りたら即申請!完了!くらいのスピード感でよかったなあと反省しているところです。

大まかなビザ申請の流れ

  1. Campus Franceのガイドに従い、Etudes en Franceのアカウントを作成。

  2. Etudes en France にて申請フォームの入力と必要書類のアップロードを行う。⇨認証まで約10~14日。

  3. Campus Franceでの申請と並行して、フランス大使館でのビザ申請の予約を事前に取得。

  4. France visasでビザ申請書類の作成。

ここで大事な注意点!
フランス大使館でのビザ申請の予約はフランス大使館のホームページから行えます。多くの人がビザ申請を行う6月~9月は予約が1ヶ月以上先まで埋まっていることが普通です!

受入許可証を手にいれる前から、もしくはEtudes en Franceの手続きを行う前からでも予約状況を確認し、事前を予約をとっておくことをおすすめします。そして、その予約に間に合うようにビザ申請の手続きを進めましょう。

私はこの予約をとるのを失念していて、気づいた頃には出国予定日の1ヶ月先まで予約が埋まっている状態でした…。こまめにチェックしていると近い日にちでキャンセルが出ることもあるので、予約取れてなかった〜!!という人はこまめに予約状況を確認するのをお勧めします!(私は偶然1週間後にキャンセルが出て、九死に一生を得ました。。。

どうにかなりましたが、ビザが取れるか分からず1週間ほど落ち着かない日々を過ごしたので、皆さんには早め早めの行動を強くお勧めします!

○Campus France での Etudes en France アカウント作成

Campus Franceのサイトうろうろしていると、交換留学生(受け入れ許可証を持っている人)はEtudes en Franceのアカウントを作成し、こちらのページで書類等のアップロードをしてくださいと案内されます。

Etudes en Franceのアカウント作成から手続きの手順については全てこちらにまとめられています。


○Etudes en Franceでの手続き

Etudes en Franceでは画面右上の言語表示を設定することで、日本語で手続きを進めることができます。
Etudes en Franceでは必要な書類のアップロードの前に、オンラインフォームにて以下の情報を提出し、認証される必要があります。

  • 受け入れ先教育機関の情報

  • 所属教育機関の情報

  • 個人情報

  • 留学志望理由作文

この情報が確認され次第、必要な書類をアップロードできるようになります。
確認までに約1週間かかるそう。

オンラインフォームの認証が得られると、

  • 受け入れ許可証

  • 証明写真

  • パスポート

  • CV(履歴書)※これは就業経験がある人のみ。学生は必要なし。

  • 言語資格の証明書(英語、仏語)

などのアップロードが求められます。
そして、この書類の確認にも1週間〜10日ほどかかります。
晴れて認証がおり、費用の支払いが確認されると、
EEF ID番号(留学生である証明となる番号)が記載されたConfirmation d'acceptationと呼ばれる登録証明書が発行されます。この証明書がのちのビザ申請に必要になります。

○ビザ申請 必要書類!と注意点!

フランス大使館でのビザ申請にはビザ申請書類作成と、フランス大使館での原本と諸必要書類の提出が必要になります。

ビザ申請書類の作成はこちらのサイトで。言語選択で英語を選択することができるので、フランス語に不安がある人は英語で進めるのがおすすめ。

こちらのサイトで必要になる書類は以下の通り。
大使館での申請も以下の書類が必要になります。

  • パスポート

  • 証明写真(メガネなし、おでこ見える、白背景、35×45mm)

  • 経済証明書(1ヶ月あたり615€以上の留学資金の証明。残高証明書、奨学金の証明書など。親の口座を提出する場合は親のパスポートや源泉徴収票など色々追加で書類の提出がいるので自分の口座で残高証明を出してもらうのがおすすめ。ゆうちょは英語で前日の残高証明を30分程度で出してくれます。)

  • EEF ID番号記載の登録証明書

  • 受け入れ許可証

  • 住宅証明(あれば)

大使館での申請では作成した
ビザ申請書類を印刷したもの、上記の必要書類、パスポート、赤色のレターパック(住所記載済み)と必要費用を持っていって提出すれば手続きは終了です。

注意点01
証明写真は証明写真機で撮ると何枚か写真が印刷されるかと思うのですが、顔が大きく写ったものを提出してください。小さい方を提出すると撮り直しを求められます。笑

注意点02
申請書の上の空欄にEEF 番号を記載してください。(記載していかなくても大丈夫ですが、どっちみち窓口で書かされます)

ギリギリで間違い発覚?どうしたら?

色々やらかしてきたくせに、作成した書類の一部に間違いを発見。
他の人のブログなどを色々見返して恐ろしいフランス大使館の対応にビビり散らかしながら、ボールペンで二重線引いて訂正したものを提出しましたが、それで大丈夫でした笑。(なんやねーん)


大使館で申請が受け付けられると、審査が始まり、何もなれけば
1~3週間ほどでVISAが貼られたパスポートが返送されます。

私は出国日までの日にちが短かったからなのか、かなり早く返送してもらえました。
ですが!!精神衛生のためにもギリギリにならないように準備をするようにしましょうね!笑

追記:2023/11/25
私の周りの交換留学生はほぼみんな、交換留学生のために設けられた予約のいらない特別枠(水曜日の午前中)にビザの申請に行ったようでした。
しかし、噂の怖いスタッフの方がかなり気を立てて対応してらっしゃったり、やっぱりとても混んでいる様子。
私は予約をとって行きましたが、全く混んでいないし、スタッフの対応も普通でした。
やはり、ビザ申請は早め早めに行動して予約も早めにとって行ったほうがよさそうです。









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?