カードショップの匂いに負けてポケモンカードを引退した話
こんにちは、きらりです。
今日は「カードショップの匂いに負けてポケモンカードを引退した話」をします。
わたしはゲームが好きな社会人です。
身近な人たちにポケカをすすめられたことをきっかけに、今年の春からポケカをはじめました。
カードゲームはShadowverseで学びました。
Shadowverseが面白かったため、紙のゲームもやってみたいという気持ちは元から持っていました。
ただ、興味はあったものの、約2年程前にshadowverseのES大会で行った某カードショップの悪臭で大ダメージを受けたことがきっかけでもう2度とカードショップには行かないと誓い、紙のカードには手を出せずにいました。
さて、そこから約2年がたちました。
正直、当時受けた悪臭ダメージは大きかったのですが、2年前の記憶であるということやその経験を他者に話して笑い話にできたことで、自分の中ではダメージが軽減されていたように思います。その結果、「当時受けた悪臭ダメージ<ポケカをやってみたいという前向きな気持ち」となり、春からポケモンカードをはじめることとなりました。
初めてのデッキは「白馬バドレックス」にすることにしました。白馬に必要なカードをそろえるために秋葉原の某カドショに行ったのですが、そのカドショはくさくなく、過去に負ったダメージはまるで幻だったのではないかと思えるくらいに素敵な空間でした。キラキラ光るカードたちをショーケース越しにみて、「見てるだけでも楽しい!これからはカドショ巡りも楽しもう!」とわくわくしたのを覚えています。
新しい趣味に出会えたことで、人生が豊かになったとさえ感じました。
そこから白馬バドレックスのデッキを完成させ、充実したポケカライフを送っていました。
足りないカードや試してみたいと思ったカードを地元のカドショで調達したりと、ゆっくりではありますがそれなりにポケカを楽しむことができていたと思います。
その流れで、黒馬バドレックスにつよいという「フーパ」とゲンガーブラッキーのデッキに入れたい「ハイドあくエネルギー」を、前回寄った秋葉原のカドショで調達しようとしたのです。
これが大きな選択ミスでした。
わくわくした気持ちで店の扉をあけたところ、中にはたくさんのオタクがいて、強烈なにおいが部屋に充満していました。生乾きの雑巾のにおい、という表現がわりと近いかもしれません。
土曜日だったので、店舗大会か何かがあったのでしょうか。オタクが密集しており、先行で悪臭10+【オタクの数×30ダメージ追加】うたれてワンパンされました。(補足:オタクの数が15人程だったためオーバーキルでした)
その日は寝不足で万全の体調ではなかったこともあり、急に吐き気に襲われたため、扉を閉めて一目散に逃げ帰りました。本能的に「勝てない」と悟り、ポケモンカードを引退することを決めました。
帰り道に、カドショがくさい件について自分なりに2つの結論をだしました。
一つ目は、カドショがくさいのではなく、カドショにいるオタクがくさいということです。
わたしは過去の経験から、カドショがくさいのだと思っていだのですが、これは大きな誤解でした。
このカドショは春はくさくなかったのですが、夏に寄ったことで異臭をくらってしまいました。つまりカドショは一年中くさい場所というわけではないということです。
ここから導き出される結論としては、カドショがくさいのではなく、カドショにいるオタクがくさいということです。
そして、二つ目は、オタクは異臭をガードする特性を持っているということです。
やはり一番疑問に思うのは、あの生乾きの雑巾の匂いがする部屋にたくさんのオタクが存在していたことです。
わたしはカドショの扉をあけただけで気持ちが悪くなってしまったのですが、中にいるオタクたちは平気でカードゲームを楽しんでいたようです。つまり、オタクはお互いに異臭をガードする特性を持っているということがわかります。
悪臭ガードを持っていない初心者プレイヤーは耐えきず引退してしまうことが想定されます。
さて、ここからは、よくありがちなのですが悪臭をおさえる方法を掲載しておきます。
①お風呂に入る
シャワーを浴びるだけでなく、15分以上湯船に浸かりましょう。
湯船に浸かったあとは汚れが落ちやすくなりますので、自宅で入浴する際には先に湯船に入ることをおすすめします(公共の場では、洗ってから湯船に浸かるのがマナーなので注意が必要です)
②服を洗う
服は一度着たら洗いましょう。
扱いが難しく手洗いやクリーニングが必要な服もありますが、カドショにきているオタクがきているTシャツは普通に毎日洗っても大丈夫です。特に肌に直接触れる服は、一度着たら必ず洗いましょう。
③定期的に運動して汗を流す
突然出てきた汗はくさいです。定期的に運動をして、綺麗な汗を流しましょう。
リングフィットは楽しいです。
制汗シートを使う等、他にも対策はあると思うのですが、まずはこの3点がおさえられていれば根本的な悪臭は防げるのではないかと思います。
さて、悪臭を防ぐ方法はお伝えしましたが、ここで大きな問題となってくるのは、自分がくさければくさいほど受けるダメージが少ない、という点についてです。
みんなで悪臭対策をすればカードショップはいい匂いになりみんなが幸せになれるのですが、仮に一人でも悪臭を放つ人がいる場合、悪臭を放つ側が強い立場となり、無臭の人間は被害を被る側の立場になります。
つまり、カードショップにおいて悪臭は放ち得であり、悪臭レベルが高い方が「勝ち」なのです。
カドショはくさいと古事記にも記載がありましたが、そのにおいが5億年たった今も改善されないのは、これが理由だと考えられます。
この根本的な問題の改善案はわたしのほうでは思いつかず、本格悪臭カードバトルには弱い立場の人間は成す術もないので、ポケモンカードを引退せざるを得ません。
今回受けた悪臭ダメージについては、noteにすることで浄化したいと思います。
ポケモンカードは引退しませんが、引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。