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心理学検定キー7ワード第5章【臨床・障害】5.13‐①(クライエント中心療法①前半)★★

パンとか小麦が多いと悪夢見やすい気がする

寝付きは良かったですが

本日はなかなかの悪夢でした。

夢って、ちゃんと脈絡があるばあいと

場面がすぐに切り替わって断片的に続くものがありませんか?

どちらにせよ

悪夢の場合は非常に気分が悪いですw

本当に怖い、うなされる夢もあれば

なーんかよくわからない、変な気分のものもある。

普段の睡眠の質はそんなに悪くはなく、夢も見ないときもあるのですが

どうやら、パンを食べすぎた時とか寝る前にお腹が満たされていると

悪夢を見やすい気がします。

ちょっとデータ取りたいですが、そのためにパンを食べすぎるのもしんどいんで

寝る前に余計なことをしないという事を心がけてよい睡眠を目指したいものですね。


本日はクライエント中心療法ということで

早速やっていきましょう。


→ロジャースとクライエント中心療法の成り立ち

ここではロジャースとクライエント中心療法の成り立ちについて。

ロジャース「カウンセリングと心理療法」1942年に著して

新しい心理療法として非指示的カウンセリングを提唱しました。

ここで指示的なカウンセリング

カウンセラーが望ましくかつ社会的に是認される目標を選ぶというカウンセラー主体のものであり

一方で

非指示的カウンセリングというのは

クライエント(Cl)は自分の生のも幾票を選ぶ権利を持つという

クライエント主体のものとなります。

現在では援助専門職の大前提となっていますが

カウンセラーは指示しないという単なる技法として語られるようになりました。

そして、1951年に「クライアント中心療法」では単なる技法から態度であることを鮮明にして

「クライエント中心療法」と名称を変更しました。

変更はアント→エントですw

その後1979年パーソン中心アプローチが最善の表現であるとして

今日療法としてはCCT(クライエント中心療法)を含め

パーソン中心療法(PCT)と呼ばれるようになりました。


→クライエント中心療法、パーソン中心療法の定式化

CCT/PCAの定式化は1957年に

「治療的人格変化の必要十分条件(NSC)」として出されました。

以下6つの条件を見ていきます。③~⑤が特に重要です。

Cl=クライエント Th=治療者です

2人の人が心理的に接触している

②第1の人(CI)は不一致・傷つきやすい・不安の状態にある

③第2の人(Th)はこの関係の中で一致している、ないしは統合されている(純粋性ともいう)

④ThはCIに対する無条件の肯定的関心を体験している

⑤ThはCIの内的適合枠に対する共感的理解を体験しており、かつCIに対してこの体験を伝達しようとしている

⑥CIに対するThの共感的理解や無条件の肯定的関心の伝達が最低限達成されている

③~⑤をまとめて中核条件と呼ばれます。


→人格変化のプロセス

心理療法ないし人格変化のプロセスについては

1958年「心理療法の過程概念」を著し(ロジャースが)

CIが自分は十分受け取られていると体験することといえるとして

その究極として「十分に機能する人間」というものがあります。

十分に機能する人間の特徴として

体験に開かれている

・その都度の瞬間を十分/実存的に生きている

・有機体をその都度の実存的状況において最も満足のいく行動に到達するための手段として信頼している

の3つがあります。


以上。本日はクライエント中心療法の①前半でした。

まとめについては次回の後半で一気にやります。

次回は②

よろしくおねがいします。


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