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2021.10.18(月)自分ではどうにもできない爆発しそうなイライラについて

私は今まで生きてきて「不調だ」と思うことがほとんどなかった。
子供を二人産んで、34歳になり、それがどんなにありがたいことだったのかを思い知っている。
要は色んな理由で「不調だ」と思うことが増えたからである。

つい先日、何を言われても何をされてもとにかく腹が立つ、ということがあった。
特に子供に対して。
話が通じる主人にはあまり感じなかった。

とにかく腹が立って腹が立って、
イライラして爆発しそうで、
上の子にそれを自分のせいだと思われたくなかったので、言葉を捻り出して説明した。

理由はわからないが、とにかく今日お母さんはイライラしている。
たぶんお月さまが近いせい(うちでは生理のことを「お月さまがきている」と表現する)だ。
でも決してあなたのせいではない。
今日は保育所から帰ってきたあと、遊んであげられないと思うが許してほしい。

と。

「自分の感情をコントロールできていない」ということを子供に吐露するのは勇気がいった。
理由も曖昧で、無責任だった。
だけど本当に、それだけだった。

保育所に向かう車の中で、6歳の彼は「わかった」と言った。
そして彼はその言葉の通り、保育所から帰って来たあとも、一人で黙々と遊んでいたのだった。
(普段はいっそ「お母さん遊ぼう」と言われる)

今まで、イライラすることにはなにか理由があると思っていた。けれどこの日は起きた瞬間からイライラしていて、理由なんて何もなかった。
母親は「一人にしてほしい」と言ってもなかなか一人になれない。醜い感情をぶつけたくないから一人になりたくても、子供達は追いかけてくるし、家事は待ってくれない。

次の日、びっくりするくらいスッキリしていた。
子供にお礼を言って、なるべく遊んであげた。

そして数日後、
「お母さんそろそろお月さま来るかな」と彼が言った。

ちゃんと覚えているのだな、と思った。

大人が子供に言ったこと、やったことが、
いきなり効果や副作用として外に出ることはほとんどない。
優しさも傷も、大人が思うよりも深く重たく、子供に届いている。
目に見えないから難しい。

大切にしたい。
模索の毎日である。

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