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2021.9.16(木)はじめての入院と全身麻酔(忘備録)

総合病院で下2本の親知らずを一気に抜くのに、
はじめて(出産以外)で入院しました。
全身麻酔(手術)もはじめてでした。

【経過】

2021.9.14(火)
0600 絶食開始
1000 入院
1200 絶飲開始
1500 全身麻酔+手術
1700 手術終了
1900 酸素マスク+安静終了
術後、吐き気、痛み(抜歯箇所、喉、切れた唇の端、頭)2時間ほど

2021.9.15(水)
1000 消毒後、絶飲食解除
(30時間の絶食終了)
安静にしつつ動きつつ
喉の腫れ以外はほぼ元気
なぜか夕方ごろ突然熱が出る(自覚なし)

2021.9.16(木)
0600 今
(両頬の腫れあり)
何もなければ1000時ごろ退院予定

という感じです。

ことの発端は、6/21からの体調不良の延長で、左耳の聞こえにくさはもしかしたら親知らずも関係しているのでは?ということでした。
私は左耳が軽度難聴と診断されたのですが、以前左の上親知らずを腫れさせてしまったとき、その痛みが耳まできて、もうどうにもならない、ということがありました。
確かそのときは抗生剤で痛みを抑えて、痛みが和らいだところで抜いた...はず...。
で、その時拗らせてしまったせいでひどい熱の時は喉の腫れから耳にまで痛みがくるようになってしまって、以来なんとなく左耳はずっと調子が悪いのです。

ここで私の「歯医者さんの引きの悪さ」(引いては口コミで病院を探すことについての運のなさ)についてお話しします。
まず私はほとんど虫歯ができない体質で(母の歯磨きのおかげなのか...)ほとんど歯医者には縁がなかったのですが、思い返せば幼児の頃、乳歯が抜ける前に永久歯が生えてきてしまって、それを抜くために歯医者に連れて行かれたのが歯医者との出会いです。
運の悪いことにことごとくそういう生え方をしてきてしまって、本当に私は注射麻酔が嫌で嫌で嫌で嫌で、何本か目に行くのを辞めてしまったのでした。
(そしてとても歯並びが悪くなってしまって、母は少し気にしてる?模様。私はあまり気にしていない)
なので歯医者は昔から大の苦手。

結婚前、左上の親知らずが生えてきた時、これは奥歯?親知らず?と思うほどまっすぐに生えてきてくれ、その時かかった歯医者さんには「将来ブリッジをかける時に使えるから取っておこう。虫歯になりやすいからよく磨いてね」と言われ、温存することになり、ついでに口の中をあちこち微調整してもらって完璧!な状態で地元を出て結婚したのでした。
この時の歯医者さんはその地域に住む人に聞いていいところを教えてもらった?はず?なので、当たりでした。
(ちなみに親元を離れて一人暮らししてたんですが、自分で探した内科とかはことごとくヤブを引いた)

で、地元を出て割とすぐ「取っとこうね」と言われた左上親知らずをパンッパンに腫らし、耳まで痛くなり、もう温存どころじゃない、となったところで歯医者探しスタート。
すぐ近くに主人の親戚(義理父の従兄弟?)の女性がやってる歯科がある、とのことで、主人に勧められ受診。
結果、怖すぎる女医にビビりすぎ、歯は痛すぎるし耳も痛すぎるし、頭も痛いしで一刻も早くどうにかして欲しかったのだが、ここでは怖すぎて通えん、と思い、抜歯の段取りだけして(腫れてるときは抜けないそうなので)逃走。
でも歯は待ってくれないので、ネットで必死に調べ、口コミで「親知らず抜歯と入れ歯の神様」と書かれていた歯医者には駆け込む。
(親知らずと入れ歯以外の口コミは散々だった)
その時すぐ抜いてくれたかどうかは覚えていないが、とにかく早い&痛くない&腫れないで最高!ってなって、終わった段階で次は頭だけかすかに出てる反対側の右上親知らずを抜くことになる。
またこの先生はボソッとボソボソしゃべる上に自画自賛がすごく、おまけに患者側からの質問には若干キレるという癖のありすぎる先生だった。
でも親知らず抜歯についてはほんと神様レベルだったので、右上もここで抜いてもらうことに。
確か帰りがけに、二人いる歯科衛生士さんのうち若い方に、「問診票に、うちを選んでくれたの、前の歯医者さんが合わなくて、って書いてあったけど、うちの先生で大丈夫...?」と意味深なことを言われる。

で、問題の2回目、左上より埋伏していたので削ったりして衝撃はあっし少し腫れたけど、それでもぜーんぜん普通に物が食べられます!くらいの感じで感動してたら、先生が耳元でボソボソっと呟いて、よくわからずにはぁ...?とかなんとか言ってたら、突然元気な奥歯に大穴を開けられた。
上下奥歯4本、ひどい虫歯だと言われた。
が、私はもともと虫歯はできにくいし、全部メンテナンスしてからこちらにきてるので、そんなはずはないんだけどな、と思いつつ、削られた歯はどうにもならず。で、それとは別にもう一本勝手に銀歯にされ(合計2本)、そこでもう行きたくない、先生が怖い、でも怖すぎて断りの電話をかけられないと泣いて、主人に「もう行きません」と電話してもらう(予約を入れていた)。
「明日から実家に帰るので3週間ほど来れません」と言ってもお構いなしに大穴を開ける先生。穴が空いた状態で食事をすることの恐ろしさ。
忘れられん。

それから、とにかくこの治療した2本の歯の間に物は詰まるし、定期的に痛むしで本当にいいことない。
大失敗。
あまりにもお客さんがいなかったし、本当に親知らずの抜歯と入れ歯だけ神様で、あとは人格的に問題がありすぎてお客さんがおらず、いないから健康な人の健康な歯を削らないと病院やっていけないんだろうな、と思っている。
歯科衛生士さんが言っていたのはこういうことだったんだろうなと...恐ろしい!

で、もうとにかく歯医者はトラウマトラウマだったんだけど、2019年9月、仕事が合わなすぎてストレスからあっちこっちに体調不良が出て(そのときはストレスだなんて思いもしなかったけど仕事辞めたら少しずつ良くなったのであれはストレスからきてました)、症状に合わせて総合病院を受診しまくってたとき、左下に生えてきた親知らずもこの際抜いてしまおう...と思って主人が小さい頃から行ってる開業医に行く(前述の親戚の女医がいる地域からは引っ越していた)。

そこは昔っからある地域の歯医者さんらしかったのだけど、とにかく看護師さんたちが怖くて、ここもハズレかなぁなんて思いながら先生の診察を受け(先生は人の話をあんまり聞かない、でも許容範囲内な感じ。トラウマとかについてはあんまり聞いてくれなかった)、次回抜くことになる。

で、いざ抜歯の日、
局所麻酔で左腕がだるくなり、なんだか左半身がおかしくなる。素直に伝えると、この麻酔でそんなことはあるはずない、ということで、心配になり、動悸が止まらなくなる。
これじゃあ抜けないね、やめておこう、ということになり、しばらく安静にしたあと自力で家まで帰るも良くならず、良くならないせいで動悸が止まらず、気を抜いたら一人しかいない家で意識消失しそうで、そうなったら子供のお迎えにいけない...となり、散々考えて救急車に来てもらう。
(私の地元ではないので両親はおらず、義両親は頼りにならない)

近くの総合病院に搬送され、迷走神経反射かなぁ...?でも熱が38.8℃もある...なんだ??みたいな感じで結局わからず、点滴されて帰ることになったが、運転はしてはいけないとのこと。
ちなみにこの時点でいつものお迎えの時間を過ぎており、運転してはいけないってことでもうお迎え絶望的。
なのでほんっっっとに面倒なことになるのは承知で義理母に電話、お迎えに行ってもらう。
保育所にも連絡。義理母への連絡は1回では伝わらず(「私の代わりに保育園にお迎えに行ってほしい」という単純なことが、義理母にはとても難しい)、2度も3度も連絡する。緊急搬送中のタンカの上であちこちに電話して調整する(気を抜くと意識消失しそうな)私。
誰か信頼できる人がいて、これこれこういう事情ですあとは頼んだ、ってできないことへのもどかしさを強く感じる。地元じゃない場所で母として生きていくことの難しさを痛感する。
ちなみに迷走神経反射は注射針とかへの過剰な不安でなることがあって、私は以前献血終わりにこれで生まれてはじめて気を失っており、名前を知っていた。
このときは熱が出てしまったせいでそうと診断は降りなかった。
で、別の総合病院で義理父が精神科医として働いていたので、なぜか義理父と歯科への紹介状を書いてもらう。義理父への紹介状は今回のことについての説明を書いたとのことだったけど、未だに意味不明。
(ちなみに行きませんでした)

長いなぁ。

で、今回。
家事+育児+仕事開始、タスクが多すぎ&プレッシャーで自律神経が弱り、体調不良に。
夕方椅子から立ち上がれず、主人と喋ることもできず、朝も起きた瞬間からクタクタ。
で、主人から「仕事、休めるなら今すぐ休みをもらおう」とのことで、6/21から休暇をもらう。
「落ち着くまで」とのことで少しずつ延び、結局9月いっぱいまでとなった。
で、色々やってるうちの、歯科。

社長に「ぜんっぜん痛くない」という歯科を教えてもらい行ってみると、レントゲンを見て先生が「神経に触れてるね。ここでも抜けないことはないけど、麻痺が出ちゃうことがあるから大きい病院で抜いた方がいいと思う。紹介状書くから」とのことで、総合病院を紹介してもらう。
で、行ったら「その歯もそうだけど、向かい側の出てきてないほうの歯の方が重症。真横を向いてるし、べったり(骨?神経?)癒着してる。今回2本とも抜いてしまった方がいい」とのこと。そしてまさかの2本抜歯=全身麻酔+入院での治療ということに。

結果、初めての全身麻酔は術後2時間がかなりキツかったけど、全身麻酔と入院で安心して抜けてよかったという印象。ご飯も出してもらえるし(次男産んだ総合病院の10倍ごはんが美味しがった)(やわらか食だけど)。

術後すぐにバンバンに腫れるんじゃなくて、じわじわ腫れる+痛みが出るもんなんだなぁ。
あと、ほとんど動けないことによるベットでの腰の痛みと足のだるさは異常。寝れない。
でもなんか運動のためにうろちょろできる雰囲気でもない...。

もう一生入院も手術もしたくないけど、
もし万が一入院することがあったら、

⬜︎ ベッドの上に座れるもの
⬜︎ 座って本を読んだりスマホをいじったりする手置きクッション
⬜︎ スマホをベッド柵に固定する道具
⬜︎ S字フックとトートバッグ大(ベッド脇に小物下げたい)

を検討しよう。
あとは運動だなぁ...
歩くと良くなるから、絶対に寝すぎなんだよな。
安静も楽じゃないや。

そんな忘備録でした。

✳︎総合病院の主治医の先生が優しすぎて今度抜歯の時にお礼のお手紙を渡そうと思っている。
あの先生なら今後も罹りたい(でもいくらなんでも総合病院の歯科はかかりつけにはできないよなぁ...)。
看護師さんもみんな優しい(外来も病棟も)し、良い病院でした。ありがたい。

最後まで読んでいただきありがとうございます。サポートは大切に貯めさせていただき、「スーファミ以下のスペック」と主人に言われたマイPC買い換え資金とさせていただきます。