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トラウデン直美「環境に配慮した商品ですか」への擁護になっていない擁護記事


トラウデン直美氏は環境問題への解決策として、店員に「環境に配慮した商品ですか?」と問うことを提案した。

しかし、店員の仕事は商品を整理・販売することであり、環境に配慮した商品なのかは製造した企業に訊くべきなのではとの疑問の声が多数あがった。


それに対し、気候科学者の江守正多氏はトラウデン直美氏を擁護した。

https://archive.vn/GoD4I


スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリさんに攻撃的な言葉が向けられてきたように、環境・気候変動問題について発信する人に対するある種の反応は典型的です。「そう言うなら、電気はまさか使いませんよね?」「CO2一切出さないってことですね?」というような内容です。

今回も「原始生活をすればいい」というような反応が上がっていて、実にティピカル(典型的)だなと思って見ています。これは現実的ではありませんよね。


江守氏は「原始生活をすればいい」などといった反応のことを現実的でないと述べたかったのだろうが、「トラウデン直美氏が二酸化炭素を大量に排出する近代文明の恩恵を受けた生活を続けていること(※)」に着目するならば、現実的でないのはトラウデン直美氏の「買い物の際に『店員に環境に配慮した商品ですか』と問うことで店側の意識も変わっていく」という主張の方なのではないか。


(※)トラウデン直美氏はメイクをし、スマホを使い、イヤリングをつけ、化学製品の衣服を着ている。

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