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おすすめのお話とお勉強について

直近多くの方から、質問をされますが、どのようにお勉強をしたら良いのか?について聞かれます。

それについて、今回は1発で解決方法を提示します。

特にファンダメンタル要素の部分で、経済マーケットの仕組み、それは、株であろうが、債券であろうが、FXであろうが、世の中の仕組みがわかっていないと、多分マーケットで勝てることはないでしょう。

基本的には、ゴールは隙間を探すことになりますが、そこに至る間に通る道というのは、ファンダメンタルだろうが、テクニカルだろうが基本的に頭に入っている上で、しっかりわかってくる、だからこうしているんだというのが府に落ちてくるようになります。

基本的に、一番簡単なのはテクニカルの話、この話は、簡単なので、本も売れますし、特に個人投資家は取っ付きやすい。

ただし、長い目線でいうと9割方は勝てないと思った方が良いです。

これは、マクロというファンダメンタルがわからないので、期待値があるのかないのかを、全体を俯瞰として見ることができないからというわけです。

このマクロの話がわかってくると、概ね市場のことが理解できるようになり、基礎部分がわかってくるというお話です。

プロの場合は、この両方の話が基本的にしっかりとできた上で、8割マクロ2割テクニカル、もしくは9割マクロ1割テクニカルといった会話の話になると思います。

そうであるならば、このマクロの話がわかっている前提で、ロイターやブルームバーグの記事を読んでいって、マーケットを毎日追うことで、流れが見えてくるのと、会話がようやく業界の人と嚙み合ってくる形になります。

マクロの話は、基本的にこっちの業界にいると1冊必ず読まされる本があって、「金融マーケット予測ハンドブック」という本が存在します。

各国の経済と金利、為替、商品市況、テクニカルといったものが中身になっており、この部分がまず最低限の基礎になります。

3000円くらいの本なので、変なスクールに入ったり、わけわからない動画コンテンツで勉強するよりかは、1冊で済むと思います。

それを踏まえた上で、情報に接していくと解像度がより深く見えてくるようになって、世の中の人が何を言わんとしているのかが、わかると思います。

特に金融にいた人間の話は、抽象的と言われますが、抽象的に聞こえるのではなくて、解像度が鮮明に見えていない部分があり、取捨選択ができないところに多くの個人投資家がいるということ。

断定的な言い回しは、業界の人間でする人はいませんので、一般の個人投資家にわかりやすく伝わる内容で解像度が深く説明している人間というのは、本当にトレードや投資をしていない評論家か、偽のトレーダーくらいなんでしょうといったところでしょう。

そもそも複雑回帰するマーケットの中で、パターンは何個もありますから、それを自ら消化していく必要があります。

例えば、アジア、中華だ!という言葉に対しての選択肢に関して、日本株なのか、東南アジア株なのか、中国のAなの?Bなの?Hなの?深センなの?、債券なの、コモディティなの?とくるわけで、マクロがわかっていると、これが何を指していて、何に注目しているのかの目星が見えてくるといったことができます。

結局このマクロ的な部分から派生させて、色々な選択肢に向かっていくことが多くて、差を付けて戦っています。

ロールプレイングのレベルでいうなら、テクニカルトレードの本や出回っているお話ってLV1程度のお話でしかなくて、マクロをファンダメンタルを知ってLV10、そこからが最低限のスタートというのが、投資の世界だというのはお伝えをしておきます。

マーケットを動かす住人たちは、それ以上のレベルを持っていますので、彼らの最低限の基礎的な思考がないと、今何を意識していて何が起きているのかが判断できなくなってしまいます。

プロが話すお話はこの辺りは最低限知っているよね?という中で、話が展開されているので、アナリストレポートの複雑なものも頭に入ってこなかったりする現象が起きます。

単純に、1個人が発信している情報より、レポート1つ100%読めるようになれば、投資で負けるっていうのは、少なくなるのと、世の中の歪さに気づいたり、テクニカルトレードとして商品を1つ出していますが、なぜあの形なのかだとか本質は理解できるようになると思いますし、それすらが大変な世界なので、ゴールとしていくつかお伝えしているものがありますが、それが隙間という部分になります。

別に商品として出さなくても、例えば現地の株と米国ADRの鞘取りをしたりとか、株を買ってβ分をヘッジするとか、ダブルαでロングショートするとか、色々なものがあるんですが、そこまでいくと手間とやりすぎ感もあるので、敬遠されてしまうレベルなので、もしそこまで凝ってやりたいとかであれば言って貰えたらと思います。

多分その頃には個人投資家の枠を超えて、お金にはあまり困っていないくらい仕上がっているとは思います。結局のところ負けゲームが明らかに少なくなってくると思いますので。

そもそも色々な投資家の心理も反映しながら動くランダムなマーケットの中で期待値を見つけてからが、勝ち筋を見つけるスタート段階になりますので、そもそも色々なやり方を手に取ったり、人から聞いた時に、それが使えるのか使えないのかという部分に関しては、1発で判断できるようになるのと、情報配信者のレベル感が透けて見えてくると思います。

また、自身で何かしら投資する際に、なんとなく買う行為も非常に少なくなるとは思います。これも非常に大事なことで、そもそもプロの市場に入っていく中で、知らずにやれば勉強代を支払うのと同じなので、相当運の持ち合わせがないと、期待値が足りなくてやられる方が多くなると思います。

話は長くなりましたが、勉強ツールが欲しいということで、1冊これ読んどけば?というものはリンクを貼っておくので、ネットで買うのも良しですし、大きな本屋であれば売っていると思います。

私が読まされていたときは、まだ初版に近いですが、値段も変わらず、今では新しい版になっており、近年のイベントに照らし合わせた概要まで載っていると思うので、業界のディーラーやアナリストの人間が最初に読まされる1冊はこいつになります。

最初は少し難しいと感じるかもしれませんが、これを真剣に読んで頭に全て入るころには、マーケットの原理原則がよく理解できて、ニュースの読み方であったりだとか、投資ってこんな風にすれば良いんだというのがわかるようになると思います。

その上で、あのフラミンゴってやつがなんであんな取引をしているんだというのも、レベルが上がれば上がるほど府に落ちてくると思いますし、有料メルマガを受信しても知っておかないとしっかりと理解できず、100%取引に活かせない部分も出てくるので、興味があれば、夜寝る前とか、通勤の時にでも読んでみてください。

本日は、勉強方法ということで、最低限の知識を頭にいれるコンテンツということで、結構分厚い本ではあるので、満足度はかなり高いと思います。

なんか読め!と言われたらこれになると思いますし、業界の人であれば他の人間もこの本を薦めると思いますので。

紹介をしておきます。


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