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JNUC2023に登壇しました(準備編)

2023年9月にJamfのユーザーカンファレンスであるJNUC 2023に登壇しましたのでまとめておこうと思います。

今回は当日までの準備について。

4月 〜始まりは突然に〜

リーダーより今年度はカンファレンスに積極的に参加しようとのこと。
なるほどー、ということで何かあるかなと調べたらJamfのカンファレンスが9月にあるらしいのを確認。
ちょうどJMUGのミートアップ前だったので、Jamfの河野さんに参加できるのか(参加費用浮くなら登壇も視野に)聞いてみたところ、30分後にはSlackコネクトを繋いでいました。行動力…っ!

登壇する場合は4月末までに参加登録しないといけなかったので、意外と時間がなかったですね。
河野さん曰く、参加者は全員つよつよと言うわけじゃないので気負わず喋ってOKとのこと。
他にも参加企業があるとのことで取り急ぎ参加登録しました。

登壇内容については直近設定とスモールスタートを行い、3月ごろにiOSも対応されて調査中のGoogle BeyondCorp Enterpriseの連携にしました。

5月 〜Jamfも初めてづくし〜

登壇の確定が6月1日にわかるということでしたが、その前にJamfの選考メンバーから登壇のために書いた内容を見て共同セッションに登壇してくれないかという打診を受けました。
我々からすれば「英語圏でも実施している企業は沢山いそうなのにウチでいいのかしら…?」という気持ち。
とはいえ原動力がほぼ「滅多にないんだし出来ることは全部する」でしたので、面白そうということで二つ返事でOK。若干暴走気味だったのは否めません。(一応、終始Slack上でリーダーと共有しながら話を進めていますが、ほとんど私が決めて資料作って〜という流れです)
結果月末に参加確定のメールが届きます。

講演者向けのページにログインすると当日までにやらないといけないタスクリストがあったので進めます。
面白かったのが、上司に参加するために説得するためのテンプレートがあるところですね。まぁ確かに参加者で考えると高いですしねー。海外からだと尚更。

オンライン参加やキーノートだけなら無料ですが現地参加は19万円近く。
円安えぐい。

ただお金かかってるだけあるんですよねー。
アジェンダを見ると朝食お昼付きですよ。二日目に至ってはパーティーもあり。

この時は朝早く夕方までなので終わったら観光できそうだなーと思ってました

6月 〜準備開始〜

そろそろ準備もしないとね、となり、登壇する企業+Jamfでチャンネル作って調整。
宿泊先はJamfが指定しているホテルが多くて迷う上に、時差ぼけ解消やらでイベント前後の宿泊も抑えたいところ。

調べてるうちに幅広に割引価格で予約できるホテルがいくつかあったので助かりました。
ただでさえ慣れない海外なのに宿泊を分割で予約して現地で帳尻合わせとかハードル高すぎます。
この辺の詳細は移動編を参照してください。

また、お互いいつ頃のフライトでどこに泊まるのかは共有しておいたほうが緊急時にフォローできるかなと思い、Slack Canvasを使ってみました。
いちいちメールとか見たくないですし、そのためだけにNotionとかでページ作るのもなぁーって時にCanvasだとスマホにSlackだけ入っていれば情報まとめられるので良いですね。

7月 〜キックオフ〜

Jamfのオフィスに集まってキックオフ。
何を話すのかなーと思ったら持っていくノベルティについてとのこと。そういえば去年は薄手のタオル持っていってましたね。

その時の反省から
・より薄く
・より軽く
・より日本らしい
ものをってことでChatGPTにも相談したりしなから、千社札シールはどう?ってことに。
無事決まったのでその後の懇親会となりました。
河野さんから去年の面白エピソード聞いてだいぶ笑いました。

その後はJamf、Googleの担当者ともメールでやり取りして資料も作成していきます。
基本的にはJamfのSamがベースを作成してくれ、私達はKeynoteで共有されたスライドの担当ページ部分を書いていく感じで追記していきます。
JamfやGoogleからは特に注文はなく好きなように書いてほしいと言われましたが、合同セッションなのでどう進めるのかなどがわからず若干苦労しました。こちらも初登壇、初海外ですのでね…。
結果、Samからいくつか質問された内容とすでに書かれていたメモを元に「こういうのが求められていそう」って感じで探り探り書いていきました。

弊社事業部門には何名か海外カンファレンスに登壇経験者もいたため、微妙なニュアンスは相談しようかなと思ってたんですが、Deeplパイセンが優秀だったのと、Samなど一緒に登壇する人からも特に指摘がなかったので一安心。

後はちょうどAmazonプライムデーがあったので色々と買いました。

会社からポケットWiFi借りれるとはいえあくまで仕事用なのでプライベート用にeSIMを購入。(結局あまり使い物にならなかった)
JNUC自体は3日間ですが前後泊するのと時差を考慮して7日間のものにしました。

あとは変換プラグも念のため買いましたがこれはいらなかったですね。ちょっと焦ってしまった。
Ankerが100~240V (50/60 Hz) に対応してるのと、アメリカもAタイプなので手持ちの電源タップがそのまま使えました。
他の場所に行く時に使えればと思いますが、行く可能性のある台湾も別にプラグいらないしなぁ…。ユーロとか行く機会あるのかな…まぁいいか。

あとはSwitchbotの防水温湿度計を買いました。
普段は自室の温湿度監視しつつ出張先の部屋の温湿度監視をさせるという、要は私がいる空間を監視するために防水機能付きを選びました。
これでホテルがカラッカラに乾燥してたらちゃんとわかるかなーと思ったんですが、Wi-Fiでも繋がってないといけなかったらしく検知していませんでした。意味ないじゃーん。

8月 〜嵐の前の静けさ〜

資料が一段落ついて8月は特に動きはなかったですね。

当日自分達が登壇するセッションを参加者にアピールするためのセッションカードや千社札シールを作成したり、登壇資料のレビュー結果を確認したり。

JMUGで発表頂いたんですが当日最後まで参加できずに写真に写れませんでした。

私はというと去年中西さんが会場で会社ステッカー配ってたなーと思い出したので、子会社メンバーに声かけてステッカーを頂いていました。

急な申し出にも関わらず快く出していただいて感謝しかないです。

9月 〜そしてオースティンへ〜

いくつか資料に手直しが発生していたので、当日現地で直せるように準備したらいざ出発です!!
この辺りは参加編ということで別途投稿しますー。

振り返って

正直このスピード感はあまり参考にならないと思ってます。

まず予算の確保というフェーズがありません。
リーダーである部長の決裁権限でこのレベルまで進められるのは本当にアカツキに入ってよかったなと思います。
本当は宿泊費も割引されてても円安などで規定の金額を結構オーバーしていましたが、登壇するからということで経営層に判断を仰ぐことなくOK。福利厚生ですよこんなの。

また、チーム体制としても私が所属しているプランニングチームは定常業務はほとんどないため、今回のように長期出張を行なってもチームが止まることはないです。
自分が抱えている業務を調整すればそれでOK。自律できるチームならではですねー。

とはいえ、登壇決定からの動きについては大体イメージ出来るかなと思います。
前回と異なりカンファレンスセンター貸切、ホテルも含めての予約などJNUC自身もいくつか初挑戦な部分があったようですが、終始Jamfのメンバーが一丸となって親身にフォローしていただけるので、安心して登壇に集中出来るかなと思います。
日本メンバーの参戦は去年から始まってまだ2回目ですからね。どんどんブラッシュアップされていくといいですねー。


JNUC2023に登壇しました(参加編)に続く。

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