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#うみステ Ep4 -UNtrueth- 観劇感想

うみねこのなく頃に ~Stage of the golden Witch~Episode4 《-UNtrueth-/-End me.-》  を観劇してきました。
その感想を、こちらは UNtrueth のみですが、まとめたいと思います。End me. も書きます。


結論から言えば

Ep3から引き続いての観劇ですが、前回以上に凄まじい…!!
再現を超えて本物なんだよなぁ!!って何回見ても思わされるし、皆様のキャラクターの解像度の高さや、そこに生まれる感情のぶつけ合いは、本物であるほどに残酷で悲しい……。
そのため、ぜひDVD買ってください皆々様。

あと9/16までなら配信見ることができるので、ぜひ見てほしい。

これに尽きます。

前提

原作履修状況

  • 筆者は「うみねこのなく頃に」をEp8まで一応大昔に履修してます。正直薄らぼんやりしてるんで、正直今回Ep4見たけど、何が省かれてて何が省かれてないのかはわからなかったレベルの状態です。

  • 今Switchで再履修中だったりしますが、そっちはEp1見てる最中です。

  • アニメも一応履修済みです。ただしこれも結構前です。

舞台履修状況

  • EP1, EP2 は配信で拝見しました。

  • EP3舞台化に伴い、推しこと加藤靖久さんがロノウェ役でご出演。ということが発表されたため、現地に行かねばとなり3回ほど観劇しました。

  • Ep4は全通しました。

その他

  • 観劇が趣味の人間が書いてます。

  • 感想に偏りがある可能性があります。全員に触れられているかと言われると触れられてない状態です。

  • 舞台内の時系列を踏まえて思いついたことをつらつらと書いてます。全部に触れてはいません。

  • End me.含めてネタバレがあります。また、考察だったり先のエピソードでわかるようなこととかにも触れている可能性があります。そういうのが少しでもネタバレだと思うのであれば、この先を見るのは非推奨です。













UNtrueth感想/考察

OP前まで

  • 開幕のBGMとか無しで、暗転直後にローブ羽織った縁寿がお辞儀しながら出てくるの、とてもおしゃれな始まりなんですけど、この縁寿はどの縁寿さんなんですかね。魔女のコマとしての縁寿なのか、この後のEpで出てくるような縁寿なのか、この話の中で「千年を生きる魔女になる私が」みたいなことをおっしゃってたりもするので、その際の縁寿なのか。考えすぎかなぁ。

  • 縁寿の髪飾りと兄の戦人とのエピソード。これをあえて人形劇的に描写しているの良いですよね……。人形劇がゆえに、子供時代のことってよくわかるっていうか。だからこそ、セントルチーア学園でのいじめ関連でのエピソードも、どうして子供っぽいその髪飾りを大事に大事につけているのかっていう理由付けがわかりやすいし…だからこそ、いじめる女子生徒達へのヘイトと、縁寿への同情の感情が生まれやすい。みたいな部分だったりもするのかなーとか思ったりしました。

  • EVEで描かれたベルンカステルとの会話。ビルからの飛び降り。こういう部分、EVEに行けていない人を置いていかない工夫を感じていいなぁと思いましたね…。あとベルンカステルの足元にドライアイスかなにかのスモークが焚かれているのとても良いんだよな……雰囲気があるし、縁寿とは違う存在・人間ではないみたいな示唆ともとれるし…。すごく好きなんだよなーそういう演出。

  • 「あぁ、だめね。全然駄目。」って飛び降りたあとの欠片のプロジェクションマッピングが綺麗なんだよなーーー。欠片の海に飛び込むっていうのも好き。あと、そこからOPに繋がるのがとても綺麗。

OP

  • Ep4の縮図でもありつつ、実質、Ep1~3までの縮図でもあるのかなぁなんて漠然と感じたんですよね。なんでだろうな。

    • いくつの罪にのところで…今回も触れられるところではあるからなんだろうけど、譲治と紗音、朱志香と嘉音の関係性とそれぞれの母親から各使用人に対しての圧力みたいな部分が描かれてたりとか。この辺Ep2かな確かでもOPにあるんですよね実際。

    • 1番サビとかの戦人中心にいとこたちが円上に並んでいるところとか、夏妃だった部分に今回縁寿が入った感じにも見えたりして、いとこ組がこれでちゃんと揃ったっていうところなんだなぁと思ったりもしましたね。

    • 1番サビ中で戦人がベアトリーチェに銃向けて暴発?みたいになってるのって、Ep4までであったっけか。次男家族が~みたいなところはその後のエピソードでしたっけ。このあたりもうすぼんやりしてるな…。

    • Ep2とEp3のキーマンである、楼座と真里亞、絵羽とエヴァ・ベアトリーチェが戦人と対峙するシーンがあったりとか。

    • 南條先生と対峙して杖を振り上げるエヴァ・ベアトリーチェっていう南條先生殺しの暗喩のようなシーンがあったりとか。

    • Ep1のサビストッパー戦人の絶叫と今回のサビストッパー縁寿の絶叫が重なったように感じたりしたとか。

  • 謎めく言の葉にのラムダデルタとベルンカステルがかわいいのなんのだって。本編初登場に感じないのすごいよなぁ。

    • 筆者はEVEは実はEp4のしかもソワレしか参加してなくて、動いてるラムダデルタを見たのが今回初めてだったりします。が、まるで何度も見てきたのかと言わんばかりにしっくり来てたと言うか来すぎていたというかクラシックスさんはまーた本物連れてきて~って思ったとかなんとか。

    • ベルンカステルはEp4EVEの後半の部で始めてみたのですが、自分の真横でめっちゃ長く喋られてた(今回のOP前の縁寿とのやりとり部分中心)記憶だけあって、やっぱり違和感っていう概念がすっ飛んでるんですよね。すごいな……。

  • 魔女たちは含み笑うのところで魔女陣営出てきて、惨劇の被害者達を人形のように操っているっていうシーンほんときっついものがあるなと思ったんだよな。

    • 彼らの存在や生死が魔女陣営のおもちゃにされているっていう表現で操り人形っていうところ、Ep3の霧江さんが本館に戻った理由のところでもあったけど、いやーなんだろう、被害者達の尊厳の破壊みたいな一面とかがあったりもするんでしょうかね。

    • それはそれとして、ベアトリーチェをセンターに、左右にロノウェとワルギリアを従えているような図はそれだけで永遠に見ていられるのでもっとやってほしい。

  • 金色の蝶は~のところで、金蔵の背後に表情を見せずに、それこそ影のように立っている源次ほんとしんどってなりつつ、従者・執事としてのあり方として本当に理想なんよなぁってなりますね…。

    • このあたりの振る舞いがあるからこそ、本編中でベアトリーチェの影として付き従っているロノウェという役柄、役回りなのかなぁとも思ったりまったりしました。つい源次とロノウェの行動についてはそれぞれを対比させたり比較させたりして考えたくなってしまいますねどうにも。

  • 1番サビ終わりで戦人と縁寿が揃って指差しして、ベアトリーチェと対峙しているところは、影のように傍に仕えているロノウェに視線が持っていかれがちです。

    • まじで今回も今回とてあの人シルエットが最高なんだ…立ち居振る舞いにブレがないし、しっかりどっしり構えてるけど、でも執事として、そんな風には思わせないスマートさ。はーーー好き。

    • ただこのあたりはなんと言いますか、「ロノウェだからそういう形になるのは解釈一致」という感情よりも「加藤靖久という俳優がそういったスマートさでもってロノウェというキャラクターを演じきっている」というところのエモさのほうが私の中では比重が高いですすみませんすみません。

  • 間奏でワルギリア+煉獄の七姉妹+黒山羊さん達が出てくるところは本当にため息しかでない

    • ワルギリアの指揮者的な素振りも素敵だし、煉獄の七姉妹の息ぴったりのダンスはとてもとても好きだし、黒山羊があえてなのかなんなのかちょっとずれているように見えるのもちょっと解釈一致感あって好きだったりします。

    • からのさくたろうが召喚されるところのほんわかっぷりったらないんだから。

    • ベルゼブブとアスモデウスに足蹴にされてるルシファーいた…???(配信でようやく気づいた)ええ…かわいそう可愛すぎるが…?????

  • 癒えない傷口はのところで小此木が天草になにか封筒みたいなものを渡しているシーンをどうして配信はがっつり載せてないんだ!!!!!!

    • あそこのシーンかっこいいだろ!!!!!!!!(台パン)……うう…載せてください……林田さん演じる小此木さんとてもかっこよかったしほんと良い…ってなったので…どうか後生ですから………(土下座)

  • 紅のバラのようにお料理を持って現れる郷田さんと、そこから続く親族会議メンバーの様相は圧巻ですよね…いいよな……

    • そこから、使用人+長男夫婦と長女夫婦・次男夫婦・次女に分かれているのわかりやすくて良いすね。

  • さいごの時に誰の名前を呼ぶの、で、煉獄の七姉妹が苦しそうにしながら倒れていく部分とかは本当に本編中に何が起こるのかの匂わせですよね…。

    • さいごが最期に聞こえるもんなどうしても。そのうえで、なんだろう、↑の過去OPとの対比みたいな部分でも書いてますけど、この時点で、頼れる家族も身内も誰もいなかった縁寿にとって、最初で最後の友達である彼女達が失われるっていう出来事は、やっぱり、EP1のOPでの、戦人にとっての家族である右代宮一族が失われることに等しいものだったんじゃないかなーとか。

    • これ書いてて思ったけど、友達である彼女たちが失われたのは、他ならぬ縁寿自らの判断というか、決断というか。言葉を選ばずに言うなら彼女のせい。なわけなんですよね。であるならば、今回本編(というかEnd me.)中に「戦人のせいで大勢の人が死ぬ」と赤字で宣告されていることにつながってきたりするんですかねぇ。これは深読みし過ぎかしら。そこまで考えてたら演出家凄すぎるってなりますけども。

  • ベルンカステルとラムダデルタが苦しんでる七姉妹の間で飛び回ったり、彼女たちを目覚めさせたりしている部分、彼女たちの意図とかそういう部分があんまり汲み取れなかったんだよなぁ。お茶会とかゲーム追えればまたちょっと見方が変わるかしら。

  • 赤く赤く爆ぜてくよのくだりで、↑の感じだったんですけど、配信には載ってませんでしたね…そりゃそうかって感じなんですけど…

    • ただ、引きで全景映してくださってたんで本当にありがとうそしてありがとう!の気持ちになりました。

    • ロノウェと…多分、ルシファー、マモン、レヴィアタン、ベルゼブブがなんか目線合わせて、こう、家具頭と家具の関係値っぽい~~なんか頷きとかアイコンタクトとかしてるから、はー好きってなったんだよな……。こう、彼らの日常感がちょっと見えたというか。Ep3でロノウェが七姉妹に「第一の晩はまだ終わってませんよ。速やかに遂行してきなさい」って指示出しする時みたいな関係値が見えてきてたっていうか。そういうのとても好きな民なので本当にありがとうございます。

    • ワルギリアのほうには、さくたろうもいたし、本編で描かれるさくたろうの誕生の立会をワルギリアがしているので、そちら関連のやりとりとかを、サタン、ベルフェゴール・アスモデウスとしてるんだろうなぁと思わずにはいられない。

  • そのうえで、このやりとりと、ベアトリーチェと戦人の対峙を、真里亞が自身の魔導書を開きながら縁寿に教えているっていうところは、なんだか意味深だなぁと思ったりもしますが。

    • ベアトリーチェと戦人の対峙部分については、魔導書を閉じて、そこに縁寿が絡みに行く中でも消えるものではないから、魔導書とは直接的には関係ないのかもしれないけど、煉獄の七姉妹とロノウェとワルギリアは消えると言うか、舞台から捌けていくんですよね。

    • 本編で、煉獄の七姉妹はその存在を認識した縁寿による脳内妄想の一つ。という話が出ますが、そう考えると、ロノウェとワルギリアも或いはそういうもの(妄想の産物・魔女同士が認識した共同幻想、とか)なんだろうか。みたいな形に考えることもやっぱりできるのかなぁとか。

    • 元々悪魔とか、魔女とかって呼称されているから本編中で煉獄の七姉妹がそういった存在かもしれないと示唆された段階で考えることもできはしますが。そういう意味でOPを見ていくと面白いなーと。

    • 無論、単なる締めに向かうための演出とも考えられますが。

1996年 - セントルチーア学園

  • しかしいじめる女学生たちの兼役がエグい

    • 煉獄の七姉妹が出つつ、女子生徒が出ていないといけないから、つまりは右代宮一族の女性陣たちが中心なんだろうっていうのは、冷静に考えれば明白なんですけど。

      • 夏妃

      • 紗音・嘉音

      • ガァプ

      • シエスタ 00

      • エヴァ・ベアトリーチェ

      • シスター役で絵羽

  • 1996年で描かれるいじめの描写って考えると、なんとも生々しい…。あんまり見ていたいシーンではないですが、しかしここを描かないと、右代宮縁寿の根幹に繋がらない。だからこそ、躊躇なく描く。っていうなんだろう、意思の強さみたいなものを感じる。

  • ぬいぐるみに名前をつけるって行為、よくやるよなー。一方で、それを大っぴらに人前で、それも出先とか他人が見えるところでやることについては、私は楼座さんに同情的な気持ちになることはあります。

  • さくたろうという存在が生まれるシーンでもあるわけですが、なんか、自分が親からそういったプレゼントをされたときのことをぼんやりと思い出したりしました。母親が編み物が得意なので、よくせがんで色々あみぐるみを作ってもらったりとかして。あと、キャラクター名とかがついてないようなもの(それこそ動物のぬいぐるみとか)って、やっぱり名前ってつけるんですよね。子供ごころなりに。だからなんか、懐かしいものを感じたりしましたねこのシーンには。

  • 真里亞の境遇とか、このあとの真里亞が幸せじゃなかったっていう部分って、実際どうやって縁寿は知ったんだろうね。だって、真里亞の魔導書を読んでるだけだったら、最初の方は真里亞から見た真実しか書かれてないじゃないすか。1996年の縁寿が知る由もないと思ってたけど、違うのかな。或いは、1998年以降というか、上位世界から真里亞たちの欠片とかを見ることが出来たから知ってたとか?上位世界ってどういうものなのかを私が理解できてないから、この辺イマイチぴんと来てないんですよね。或いは、1996年時点で、多種多様様々な報道が右代宮一族についてはなされただろうから、その右代宮一族の各個人についてあることないこと語る系のインタビューとかワイドショーで大盛りあがりだったりしたのかな。そのうちの一つで、真里亞のこととかも触れられてた、とか?でもこれもこのあとの天草との会話で「報道では」とか、「警察の捜査では」みたいな話が出てたのもあったからそういう推察もできるのかなーっていうくらいしか無いんですけど。

  • 真里亞が魔法を信じているからこそ、本編中だと「魔力が十分だからこそ」さくたろうの声もちゃんとさくたろう役の方が宛てられてたりするわけですが、後半その部分が真里亞の声だけになるっていうところは、痛々しくて悲しいところですよね。

上位世界 - ラムダデルタとベアトリーチェ

  • ここではじめてラムダデルタが喋ってるのを筆者は聞いたわけですが……すごくない???可愛く喋ることも、凄みが出せることも。女優さんってすげぇやってなったんだよな……。

  • ベアトリーチェの背中をじっくり拝見させていただける席になったことがあるんですが……あの、もう大変お綺麗な背中でして……しかも神秘性纏うためなんだろうけどめっちゃキラキラしてた……お美しい…(ため息)

1998年 - 愛が無ければ真実は視えない

  • 小此木初登場で「愛があるかどうか」「愛が無ければ真実は視えない」って会話してるのかっこよすぎん????

    • あんな大人好きになるだろ……。

    • 「貸しは出世払いにしておくさ。はーやくっ(ウインク)」とかさぁ……あれできゅんきゅんしない女子おる????????私はとてもきゅんきゅんしたが???

    • 林田さん声も体格も良すぎん????????????まじでブロマイドほしいから次回どうにかよろしくおねがいします

    • その後の霞との対峙の堂々っぷりとか本当にかっこいいんだよな…。

  • ここ2日目の時に盛大に映像表示ミスってたから、なかなかしんどいものがあったけど、3日目以降は流石に軌道修正されたのでひやひやしてたりほっとしてたりしたとかなんとか。

  • あとここの映像、2km離れた九羽鳥庵のところ、いや私の勘違いだったら全然気にしないんですけど、本館と九羽鳥庵しか描いてなかったような気がしたんですけど、千穐楽でゲストハウスの画像追加されてます??最初からゲストハウス描いてあった???記憶力がほしい……。

  • マルタイ発見する加藤さんにまず吹き出しそうになったとかなんとか

    • ロノウェと兼役するの??????黒服SPやってくれるんですか??????スーツで??????ありがとうございます!!!!ってなったとかなんとか。

    • ロノウェの衣装だとわかりづらいんですけど、マジでスーツだとスタイルが抜群に良いな……めちゃくちゃ足が長い……(推しの贔屓目)

  • 矢澤さんが霧江役とは別に須磨寺霞も兼役やるのやばない???????

    • よく似ている姉妹だったんだろうなぁ。プロジェクションマッピングで、霞から分かれる形で霧江の姿が映し出されるの良いよな…。

    • 開眼したときに小此木に迫る迫力というか、凄みがやばかったんだよな……。

    • 母親(あるいはそれに類するポジション)が、娘に対して与えるものが愛ではなく暴力であり、それは自分が受けたものでもある。そう考えると、この UNtruethで3パターンくらいあるのやばいな…。楼座から真里亞へ、絵羽から縁寿へ、霞から縁寿へ。

    • お茶室が隠語だって、SP陣が振る舞われるお抹茶を断っているところでわかるの、エグいなぁって思ったんだよな…。確か原作ゲームやってても同じようなことを思った気がするっていうことも思い出した。

  • 王子様必要ないかも。からの天草登場はもうずる

    • からのお姫様抱っこもずる

    • 天草の存在の何もかもがズルすぎませんかあの逃走劇。

    • あんなん好きにならんやつおらんやろ??????

    • お嬢見ませんでしたか?って客席に聞くのもずるい

    • お嬢と離れて再合流するときの登場がシーユーアゲイン的なポーズなのもずるい

  • の流れで逃走するお嬢と天草を助けるために、コート着てサングラスにハットっていう装いでSP達をぼこぼこにしていくのが本当に小此木さんかっこよすぎませんか???????マ?????これ以上きゅんきゅんさせていくの????

  • いやぶっちゃけ、アニメ・ゲームのCV遊佐浩二さんがとても好きなので、どうだろうなー受け入れられるかなー私って思っていた時期もあったんですがまじで杞憂でした。

  • 碑文の読み上げ、序列順になっているのとても美しいですね。あと、それぞれが次の読み上げる人に繋いでいく右代宮の兄弟姉妹達のところ、視線誘導が完璧で好きなんだよな。

  • なんか、じっくり見てて考えてるんですが、金蔵と紗音と嘉音にあたっている照明の色が他の人と違う、とか。「安らかに眠れ、我が最愛の魔女・ベアトリーチェ」をこの3人は言ってないとか。意味深ですねぇ。End me.で「金蔵の名前が継承されている」とか「嘉音の名前を継いだ何者かが」とかの話も出てますが、この段階でそういう示唆みたいなのを提示してる、とかだったらちょっとおしゃれ過ぎるなぁ…。

1986年 - さくたろうの新しい姿

  • しかし真里亞って九羽鳥庵の存在知ってて、ベアトリーチェと、ともすればワルギリアとも会話してたんだなって思う魔導書による過去回想シーン。

    • ただ、この時点ではEP3で楼座が会ったベアトリーチェは死んでいるはずで良いんだ…よな……楼座が学生時代に会っているベアトリーチェだから、本物のベアトリーチェの娘が死んでいるってはず。

    • だから、真里亞が会ったことのあるベアトリーチェは何者になるのか?っていう話になるんだなやっぱり。

    • 赤字ではないけれど、九羽鳥庵っていう形で年代と場所が提示されてるから、根拠的には強いのかしら。それとも、魔導書にそう書かれていた、とかなのかしら。

  • さくたろうかわいいおぶかわいい。さくたろうと一緒に喜ぶ真里亞もとてもとてもかわいい。

    • いや本当に真里亞こと菖蒲さん台詞量もそうだし演技のクオリティも半端ないんだよな……。子役っていうよりも、本当に俳優なんだなって思わされるというか…。

  • ちょくちょく入る縁寿のナレーションって、実際どの縁寿目線の言葉なんでしょうね。ケースバイケースかもですが、やっぱり上位世界から見ている縁寿の目線での話なのかな。でも、この時点での上位世界って、ゲーム盤面の時間以上のこと見れるもんなのかな。わからぬ。

1996年 - 魔女になるための訓練

  • しかし、魔女としての特訓って、具体的にどういうことをしてるんだろうね。魔導書を読み込んで、魔女の家具という名前のキャラクターの解釈を深めるとかなのかな。

    • 筆者はTRPGとか遊ぶんですけど、自分がそのキャラクターになりきってロールプレイとかする際って、結構設定考えたり、読み込まないと私は出来ないタイプなんですよね。イマジナリーフレンドって言葉もかなり市民権を得てきたように私は感じますが、そういったものを脳内に顕現させる上でも「その友達はどういった存在なのか」とか、「どういった口調で喋るのか」とか。想像力が必要になる。想像力こそが魔力である、みたいなことなのかなと漠然と思ったりしたんですよね。

  • それでも友達ができた縁寿にとっては、魔法は本当に救いだったんだろうな…とは想像することしかできませんが。

  • しかし煉獄の七姉妹キャラクターが立ってて全員可愛くて全員憎めなくて魅力的なのなんなん??????マ??????とうとうブロマイド買いました()

    • ルシファーが第一声というか、主とコミュニケーション取るのが基本なの、長女…!!好き…ってなるんだよな…。「わかったね、あんたたち!」「はーい!お姉様!」とても好きなんだよな…。

    • さくたろうというもふもふにくっつく七姉妹かわいいのなんのだって。サタンがちゃっかりしてるのとか含めて。

    • 誰が消えるか問題の女子っていうか、姉妹がゆえの姦しい感じというか……これ、すごいリアル目線の話書きますけど、そりゃ脳内に顕現させるの結構な精神力使うよな……。

  • マモン一人が負荷にならないの、どうしてなんだろうね。マモンの初期設定というか、キャラクター性が、縁寿にとってある意味で一番イメージしやすかったのかな。魔法の修行が、もしもキャラクター設定とかの解像度を高める=想像力を高める。みたいな話なんだとしたらね。これは愛が無い見方なのかもしれません。

  • マモンの声めちゃくちゃ通るし、とてもはっきり内容聞き取れるし、ちゃんと主のことを気遣ってくれて、でもしっかりしてください。とか、縁寿様には子供っぽいとかってしっかり主にも言えるのって、いやほんと良いよな……あと毎回信じられないのが、マモンもクオリティ高い上で、同じくクオリティ高いシエスタ410と演じてる人が同じ吉田さんなんだよな……ぱねぇ…。

  • 反魂はかなりの大魔法っていうのは、自分が好きにキャラクターを作るとは違って、死んだその人を自分の中に(自分の中に違和感を生じさせない程度に)顕現させる必要があるから、その情報量や想像力、調整が難しいって話なのかな。或いは脳内に顕現させるとは別ベクトルの描かれていないところで大変っていう話なのかな。そのあたり気になりますよね。

  • ゲームの準備が整ったからってことでベルンカステルが呼びに来るっていう演出面白いな。

    • ここで、実際に演じられている縁寿がマモンと共に静止状態になっているうえで、縁寿は映像、それに合わせてベルンカステルが話をするっていう形になってるんですけど、なんか、なんだろうな。上位存在的な縁寿って、録音/映像で表現するとか、って決めたりしてるのかな今回。

上位世界 - 第四のゲームの幕開け

  • 「おはようございます」(クソデカボイス+耳元)

    • を食らったらそりゃ驚くよな…いくらベアトリーチェとはいえ…。

  • ロノウェの言葉責めでプロジェクションマッピング使うの面白すぎん???????????????

    • 戦人様の純粋な心を、実に「痛快に、豪快に、無惨に、無慈悲に、無教養に、ちょっぴりやりすぎたかななぁ~」くらい、凌辱の限りを尽くされましたとも。

    • ベアトリーチェがはねのけることで、ぴゅーーーーんって飛んでいく言葉の断片達…。そしてそれを見送るロノウェ…。

    • これ赤字とか青字とか何もないただの言葉ですけど、でも赤字とか青字っていう言葉を認識できるメタ世界だからこそ、或いはこういうことも出来るんだろうなぁっていう謎の納得感が私の中で勝手に生まれていてちょっと怖い。

    • しかもこれ、「あやつはまーた凹んでおるのか?」ってベアトリーチェが聞いてきて、ロノウェがすっとぼけて聞き返したあとの所業だからな。ベアトリーチェがうまく言葉に出来ないなぁってなっているのを綺麗に言語化する言葉責めって自分で書いててもよくわからないですロノウェさんほんと。

    • プロジェクションマッピング使うから、半分くらい幕閉まるんですけど、過去3回は綺麗にベアトリーチェの後ろに幕しまってたのに、千穐楽だけベアトリーチェを隠しちゃってたから、そこで「ふんっ!」って幕ふぁさって払うベアトリーチェが見れましたとてもかわいかったです。

  • 「実際かなりショックを受けられているようで、今も膝を抱いております。」

    • (大嘘)が語尾につくの本当になんだろうなぁ。ロノウェ楽しそう過ぎて、そういうロノウェを演じる加藤さんも楽しそう(に筆者が勝手に思ってるだけなんですけど)でなんか良いなぁって漠然と思ってたんですよね。

    • それに「ざまぁないわ!」ってけらけら笑うベアトリーチェとてもかわいい。ロノウェのリアクションが無くて「あー…」ってなるのもとてもかわいい。いけないベアトリーチェに対して

  • 「お嬢様は戦人様に、多少気を遣われても良いかもしれません」「気?」「気」「気ぃ~~~!?どう遣えば良いのだ!?!?」

    • ここの間がとても好き。間の作り方本当に好きなんだよな。

    • それで教える気の遣い方が「明るく照らし出す他無いでしょう!」っていう方向性で、パリピのノリを提案するロノウェ本当に面白いんだよな。それに素直に乗っかってくれるベアトリーチェもかわいいんだよな……。

    • 言葉責めのときも思ったけど、指パッチン今回いっぱいしてくれるからありがたい。かっこいい(脳死の感想)

  • 「Its Party Witch!!」「いぇ~~~い!!!」

    • ベアトもロノウェも楽しそうで私は嬉しい(涙)

    • なんだかんだベアトリーチェもぽんぽん持ってノリノリで足上げたりダンスしてるのがかわいい。とてもかわいい。

    • その後ろで邪魔しない程度に踊りつつ、でも、ベアトリーチェを立てる意味で彼女に視線誘導したりButterflyの皆様方をお見送りしておてて振ってたりしてるロノウェが本当に、本当に、所作がキレッキレでスマートなのスマート過ぎてキレそうになるんだよな好きです。

    • 「さぁ、元気出して~、いってみよ~!!!」のベアトリーチェ様の❤がSo Cute!で大変かわいらしくて好きです

  • ベルゼブブに対して戦人があーんしてるくだりは回替わりだった気がします。千穐楽だけなんじゃないかな。

    • あげてなかったりした回もあるし、色々台詞とか変わってたはず。細かくは聞き取れてないけども。

    • 「……よぉ、ベアト。」って気まずくなってる戦人っていう図がまず面白いんだよな…。「それでは私はこれで!」ってキャハハハ笑いながら退室していくベルゼブブかわいい。

  • 「どういうことだロ~~ノウェ~~~~!!!!元気そうじゃねえか膝抱いてねぇし~~~!!!!」「毛布の中で、膝を抱wいてwおw休みwでしwたのでw」「あ゛~~~~だま゛ざれ゛だ~~~~~!!!!!」

    • 襟元ひっつかんでぶんぶんされてるロノウェとても良いし、ぶんぶんしてるベアトリーチェ本当にかわいい…とてもとてもかわいい……あとこういうときの男言葉というかそういう乱暴な口調のベアトリーチェとても好きなんだよな…。

    • ロノウェと戦人、Ep3での「お嬢様のお相手をするものとして私達は…良き友人になれると思いますよ?」(ニュアンス)って言う台詞が結果せやな??ってなっているのも面白いんだよな……。お互いにGJしあうのなんなん????仲良さそうですね????

    • ベアトリーチェが自分にかけられたタスキをぐしゃぐしゃに投げ捨ててるのを見て、そっと拾ってエレガントに舞台袖に投げるロノウェさんとてもエレガント。Ep3の日替わりで「上品でキュートな名前を考えてくれ❤」でベアトリーチェにぐしゃぐしゃにされたときの紙を拾うときとはちょっと変わってて(そもそも意図とかは違うかもですが)良いなぁって思いました。

    • ここまでのくだり延々リピートしてる私はいます。……幸せな時間……(`;ω;´)

  • 縁寿に対してベルンカステルが「本名を名乗ってはいけない」理由を説明しているくだり、本名を名乗ったらどうなるのかっていうところはきっと縁寿に説明してるんだよねベルンカステル。だからこそというか、そこのリスクを理解したうえでEnd me クライマックス…うう(`;ω;´)

    • 戦人お兄ちゃんって呼びかけてるくだりって、あれは戦人に聞こえてるんだろうか。それとも、縁寿の脳裏によぎってる言葉なだけなんだろうか。多分後者なんだと思うんですけど、(じゃないとこのタイミングで屑肉になっちゃう)ちょっと分かりづらかった部分なんだよな…。そうなんだろうなって確定しきれなかったというか。見せ方難しい。

    • 縁寿の言い分は大変ご尤もなんだよな……。縁寿からすれば、必死に戦って、自分の元に帰ってきてほしいのに、そこまでのベアトリーチェとのやりとりで、なんとなく、敵でありつつも通じ合う部分が生まれてたりもしてるからね。そりゃ「ぶったるんでるって言うのよ!」ってなるよな……。

  • 第四のゲームの幕開けの際に、指パッチン要員で残ってるロノウェって考えると面白いんだよな()

    • いや、ここ、四回聞いてて四回とも一切のズレがなかったのすごいんですよね……今回、結構複数人が同時に同じセリフを話すっていう演出多かったように思っているんですけど、特に、この「ああ、駄目だ(ね)全然だめだぜ(わ)屈服するのはお前だ!!黄金の魔女!ベアトリーチェ!」のくだりにベアトリーチェの「第四のゲームの幕開けだ!」がさらに重なるの本当になんか……凄まじい練習量を感じる

1986年 - 黒い雲が来る親族会議

  • 朱志香役の方EP3から変わった???マ????

    • いやもちろん変わったことは認識しているですが…大滝さん本当に凄いよな…声色も含めて前回の方にも原作にも寄せられててすげぇ…ってなったんだよな……。

    • しかも個人的に知ってる別作品のほうで、武器使うとはいえ、殺陣もばっちりな方だったから、End me.でのロノウェとの戦闘は正直本当に楽しみにしてました…!

  • 前回か…Ep1とかだったかな…うろ覚えだなここも…オカルト側のほうの雰囲気が真里亞から感じられたときに、「ああいう状態のときは下手に触れちゃだめだ」って認識してる朱志香の対応って、結構生々しい反応ですよねって思ったりしたんですよね。理解はできないし多分許容もしてないと思いうけど、こちらから特に何かを言うわけではない、みたいな。ある種関わりたくないみたいな部分とかもあるのかなーとか。あるよなー実際みたいな。それに対して、「子供に対して気に掛けるけど真剣には受けない」譲治の対応は大人のそれなんだよな。真里亞を見てる目線が朱志香とは違うように見える。

  • 親族会議本当にぴりぴりしてるし、人間の、金を前にした愚かさが出ているからとても好きなんだよな…。腹の探り合いがとても好き。

  • そこに切り込む部外者の霧江さんとても強い。

    • 切り込んだ霧江さんから、何かを察してなのか、最初から打ち合わせ通りなのか、追随する留弗夫っていう構図も、次男夫婦の関係値見えてくる感じで良いんだよな~。

    • 「失踪とか」の空気止まった感ほんとうに…こちら側も息詰まったように錯覚したんですよね……反応できなかったみたいな失敗はあったのかもしれないけど、それでも、その時態度には出さず、決定的に「去年から疑っている」の言葉が出てようやく「親父殿は既に死んでいて、私がそれを隠しているのだと!」って言い出す蔵臼のなんか…なんだろうな、ビジネスの世界で腹のさぐりあいの中で生きてきている感あるよなぁって思った。

上位世界 - 金蔵の生死について

  • OPで分かれてた親族たちの部分って、実際、魔女側が動かせるコマとしての長男夫婦+使用人達と、人間陣営が動かせるコマとしてのそれ以外みたいな構図なんだろうかしかし。でも、明確に魔女と人間それぞれの陣営でどうコマを動かせるかみたいなルールは無いんだっけか。

  • 赤をわざわざ戦人のために使わないベアトリーチェほんとかっこいいんだよな……。すぐに切り捨てられるって言うのとかね。

  • ここで条件説明してるときに、六軒島時間「10月5日24:00」までに魔女説をすべて反論し打ち破る推理をできれば戦人の勝ち。みたいな流れがあったと思うんですが、それが今回、End me.で 10月6日24:00みたいな表記があって、推理パートになってるのは、間で言ってる人間側の権利行使としての1日分猶予が出来ているっていうことであってるんだっけか。あんまりここ納得しきれてないんだよな。

  • 青の説明ありがたい~~~!!!

  • まじでこの上位世界中、ロノウェ全然喋らないけど常にベアトリーチェの影的にそこにいる。でも家具として主の邪魔をしない。っていうところがほんと~~~~~~~~~に好きです。立ち姿がとてもスマートでかっこいい。

  • 「金蔵は既に死亡している!」からの青の表現が本当にかっこいいのなんのだって。

    • 文字映すパネル類の動きって、どなたかもSNSに書いてたりしましたが、本当に一種の団体芸ですよね。音に合わせて、演者の動きに合わせてそれが行われる。それができる。っていうのは、一重に皆様方の稽古の成果なんだろうと思うし、成果が魔法として現れるっていうのはおしゃれなんだよなぁ。

    • しかし、ベアトリーチェもそうではあるけれど、自分が話す台詞が大写しにされるって、どんな気持ちなんだろうなぁ戦人。ゲーム中でも赤とか青とか言ってるから、文字や発する言葉自体に色がついているっていうのは、上位世界の魔女達は認識してるんだろうか。そう考えると、舞台版の彼らが認識したような形で、ゲームやアニメ中の彼らも認識していたのかなと思うと、なんだか味わい深いものを覚えますね。舞台役者としてのっていう部分で言うなら、台詞絶対にトチれないじゃないですか。自分のミスがそこで露呈してしまうわけで。トチったり詰まったりしても、ニュアンスが伝わるような形で言い切ろう!っていうのを決めてたりしたのかもしれませんが。プレッシャーを推し量ることしかできませんが…本当に川隅さんも稲田さんも香田さんも素晴らしいし凄いんですよね……。

1986年 - 真里亞の薔薇

  • 親族会議続きで、夏妃が霧江に対して色々言うところで、霧江をはじめ、他の人達にも全然響いてないのが、悲しいところだよなぁ……。

  • 霧江の切ったカードの強さを他の人達も信じてるがゆえに、あの場での勝者というかあの場を支配していたのは完全に霧江だったが故に、勝利を確信して、ともすれば優しく兄に問いかけているように見えるけど全然実体はそうじゃない絵羽っていう流れが生まれるの、複雑でえぐいよなやっぱり。

  • でも、完全に負けを認めることはせず、むしろブラフ的に「晩餐までには来ていただけるよう善処しよう」って絵羽に声をかける蔵臼がいるわけで、この時蔵臼さん何を思ってたんだろうなぁ。Ep3とかの弟や妹たちへの感情があるっていうところなら、当家での真実を知らしめたくないみたいなことを思ったりとかっていうのも、或いは考えられたりするのかなぁ。とはいえ、ゲーム盤の彼ら彼女らの想いっていう部分は、どこまでが本当なのか、どこまでが「ゲーム盤を作っている存在による創作なのか」っていうところが見えない部分ではあるので、そこもやっぱり、「何を信じるか、何を信じないか」っていう話に或いは帰結するのかもしれませんが。

  • 親族会議中に雨が振ってきたから楼座が外に出てくるっていう表現なのかなあれ。こっちでお世話をしてくれるのは紗音じゃなくて嘉音なんだよね。あんまり注視出来なかったけど、朱志香との会話部分とかがほのぼのしててくれることを祈りたくなった私はいた。

上位世界 - 突然どうした?

  • 「紅茶のおかわりをお持ちしましょうか?」に対して「いらないわ」って言われて素っぽい「え?」って言い出すロノウェかわいそうかわいいねぇってなったとかなんとか。

    • 自分を雇うことが魔女界のステータスって言われてるくらいには、クッキーも紅茶も美味しいで評判のロノウェ、あんまりいらないとか言われたこと無いのかもしれんな。そう考えるとほぼはじめてくらいで「いらない」って言われたんじゃなかろうかと邪推するとかわいそうかわいいですね。

    • しかし、そういう動揺を見せないロノウェも見てみたかったというわがままはあったりします。でもおちゃめなロノウェも捨てがたい。なやましい。

  • 愛してるわ…って楼座が真里亞に言うことが地雷な縁寿って、しかしなんか……気持ちはわかる一方で、なんだろうね。真実の探求とか、嘘が許せないとか。その裏にどれだけ醜い感情を持っているのか知っているからこそではあるんだろうし、大好きだった真里亞が酷い目にあってることが許せないとか、白々しいとか、いろんな感情があるんだろうけど。良く言えば人のことで怒れるいい子なんだなぁって改めて思ったりしましたね。でも、当人がどう思うか

  • 最初のセントルチーア学園で真里亞からさくたろうを紹介されたときの行で、真里亞に電話をしている楼座って仕事の服だったけど、このタイミングで浴衣になっているのが、もうそれだけでわかるもんな。その前段での「どれだけ酷いことをしていたのか!」って縁寿の叫びからの連想で。仕事じゃないんだなっていうのが。

  • そのうえで、約束を反故にされても、それでも信じたくて健気に振る舞う真里亞の姿っていうのは、本当にいじらしいものがある。彼女にとっては、さくたろうとパジャマパーティーをした。っていうのが真実だけど、縁寿にはそうは見えなかった。それを、他ならぬマモンが「グレーテル様の主観ですよ」って言うのが良いよな……。しんどってなる。実際そうなんだもんな。

  • しかし上位世界における家具の記憶ってどういうことになってるんですかね。やっぱ上位世界は過去未来関係無いのかしら。マモンはゲーム内時間より未来の、縁寿に仕え、そして捨てられることを知ってるっていうのは、なんか面白い要素っていうか、一つのギミックだよなぁって舞台見ながら思ったんだよな確か。

  • 楼座が帰ってきて、にこにこしながら迎える真里亞が、楼座の旅行先の切符を拾うっていうくだり、いやここ本当に菖蒲さん凄いよな…。過去3回は実際に切符が落ちて、それを本当に拾うんですけど、この千穐楽コートに引っかかってたのかうまく落ちなかったみたいなんですよね。だから、とっさに「拾った振り」をしてたんですよね。すごくないですか???俳優さんって凄いや…って再認識したんですよね……。なおこのときの切符は客席側に飛んでたらしいっていうのをSNSで見ました\(^o^)/

1986年 - 金蔵の様子が気になる兄弟姉妹と使用人

  • 本館客間で蔵臼のブラフに一番動揺してるのが絵羽っていうの、なんかちょっと良いなぁって思ったんだよな。伴侶たちのほうが落ち着いてるっていうところとか。やっぱり蔵臼相手には、対抗意識むき出しにする一方で長年の恨み辛みがあってどこか冷製でいられない部分もあるとか。あの蔵臼ならやってもおかしくないって思える過去の経験みたいなものとかもあるのかもしれないですね。

  • しかし、End me.で22時に来るっていう流れに変わってるの、つまり晩餐には来なかったんだよな金蔵氏。そのうえで、22時に約束というか時間を延長したんだろうか。なんでだろうね。それとも私が勘違いしてるのかな。

  • マジカル~♪で歌いながら入ってくる郷田ほんとチャーミング。だけどノックはして入ってください。でも、その後の熊沢をどかして南條を座らせようとするくだりとか含めて、郷田の人となりがこの短い時間のやりとりで現れてるのとてもいいよなぁ郷田。

  • 今年は来られなくて正解かもしれない。っていう熊沢は、その後ちょっとわくわくしてきましたねぇってキャッキャするところも含めて、すごくすごく意味深なことを言ってて、南條にも「お館様は…?」って質問してたりとか。

  • 南條先生「私には緊張しているように見えた」って言ってたけど、ここまでに描写されているような性格だったとして、金蔵が緊張なんてするのか???しかも息子娘達に対して???って違和感覚える台詞だったりもしたから、やっぱり死亡説浮上するのはわかるなぁってなるんだよな…

  • 源次が来て、郷田と熊沢に「くれぐれも…」って言いかけてラムダデルタが止めるわけだけど、ここ、短いながらも本当に重要なところですよね。

上位世界 - ラムダデルタとベルンカステル

  • コマは余計なことを言わずに踊っていればいいのよって言う際もノリノリのラムダデルタとてもかわいいのなんのだって。

  • そんなラムダデルタにベタ惚れされてて、ハグされても全然動じた様子すら見せないベルンカステルもクールかわいいのなんのだって。

1996年 - 最初で最後の友達との決別

  • あっという間に七姉妹を顕現できるようになった縁寿にとって、魔法はやっぱり救いだったんだろうなというか、それ以外やれなかっただろうなぁって思う私はいました。あんないじめ受けてたら普通に適応障害以上のことになって、学校でのことなんて何も手につかなくなるよなぁ。

  • 全然関係ないんだですけど、BGMのひりついた感じのゆっくりさに合わせて、パネルがぞろぞろ出てくるのが地味にツボなんだよな。

  • いじめる女生徒達のなんだろうな、躊躇のない感じはとても好きなんだよな。そこまでの地獄に縁寿が落ちてないと説得力がわかないだろうっていうのもわかるから、全力で演じてくださって本当にありがとうございますの気持ちになる。

  • ここも千穐楽は映像ばっちりでしたね。

  • 縁寿の内心というか「幸せぶっていたかった」のくだりが録音というか、あえてエコーとか付けつつ表現されてるの、個人的にはもったいないなーと思う部分もある一方で、やっぱり上位世界とかとの切り分けみたいな部分だったりするのかなぁと思ったりまったり。

  • 煉獄の七姉妹がその存在を許されずに消されてしまうところは、ただただ悲しい。マモンの悲痛な絶叫は胸に痛い。それでも、妄想で幻想であると知った縁寿にとって救いではない彼女たちを生かしておく理由と余裕が無いことはわかる。頼る術も無く、高校生で魔法という白昼夢だと理解させられてしまう

  • ここ、最後の台詞って、変わってないです?なんか、途中まで「私を死なせてください」だった気がしたんですけど、最後だけ「私を殺してください」になってたりしないです?……気のせいかな……いろんな勘違いをしている可能性は十分にあるので、勘違いの可能性が高いですが。

  • うぐ……台本を…あーグッズに台本ってかけばよかった…どうか台本を売ってください……。

198X年

  • 子供の頃に別に魔法の存在を否定している縁寿がいるっていうのは、正直衝撃的だったなー。なんか、遺品で見つかったとはいえ、子供の時分に否定してるものにすがるのかって?って思ったりしたのもある。或いは、そういう風に否定したことを、忘れていたとか。

  • ここ、ちょっと、危なかったですね……なんか、交番の部分のカーテンがなかなか開かなくて…別の要員かもですが…

  • 交番の警察官さんの声が実はとても好きです。多分いちばん最初に縁寿に対して「危険です。どうかこちらに」って言ってるSPの人だと思うんだよな……。違うかな……。

  • 民生委員さんに、彼氏のこととか知られてるって、実際どうしてなんだろうね。あの交番とかの話を真里亞が別途言いふらしてたりしない限り、そういうことにならんくない?って思うけども。交番にそういう情報が行ったから結果児童福祉的な団体とかにも情報が行ったみたいになるのかな…。

  • 楼座の滑川さんの楼座としてのあり方がそもそも鬼気迫るものがあるんだよな……。素晴らしいんだ。あれだけのことができるからこそ、真里亞の悲しみがより引き立つし、楼座への怒りの感情も向くんだよなぁ。本当に素晴らしい。…それは別として楼座の所業が許せるかっていうのはまた別問題なんですけど。

  • 真里亞の菖蒲さんはもう本当に……本当に素晴らしい俳優さんだよな……。さくたろうの死に心から涙する彼女の悲痛な叫びは本当に胸に来るんだ…。

  • このベアトリーチェって、しかし、真里亞のイマジナリーフレンドとしてのそれなのか或いは、別の場所で真里亞が切々と彼女に相談したときのくだりをこのタイミングでやっているだけなのか、気になりますね。

上位世界 - ラムダデルタとエンジェ・ベアトリーチェ

  • エンジェを惑わしてくるラムダデルタってなんかもう存在が2次元なんだよなぁ。動きは圧倒的3次元なんですけど、1986年の10月6日っていう日付だけでどんだけ細かく動きつけてそれを忠実にやるの???やばない????しかもかわいいおぶかわいいなんですけど??なに???って毎回思いながら見てました。あとラムダデルタが出てくるところのプロジェクションマッピングのエフェクトがとてもキュートかわいい。

  • ラムダデルタとベルンカステルの台詞が完全に一致してるのまじですごくないですか?????これも練習量がすごすぎて、解像度が高すぎて本当にやばいんだよな……それを自然にやってのけてるお二人が凄い……藤野さんも田中さんも。

ED

  • あくまでマリアに寄り添ったうえで、その気持を尊重して力を与えるベアトリーチェって、本当にどういう存在なんだろうなぁ。解釈考えさせられますね…。

  • 光指すこと無き深淵を知るっていう流れで、吹き抜ける黒い風と共にマリア卿の衣装になるのおしゃれだよなぁ……「ママを殺してやる」って言い切るマリア卿の圧というか、凄みっていうか、すごいよな……セリフ量とかもそうだけど、本当に菖蒲さん凄いや……。うみステEp2が実質初舞台???はぁ???天才か???みたいな気持ちになっています。キャストコメントも本当にしっかりしてるし…凄いよな……。

  • 「聞かなければよかった…。聞かなければ、兄の勝利を祈る純粋な妹でいられたかもしれない。お兄ちゃんの傍にいたいだけの存在に成り下がっているのかもしれない。」からのラムダデルタの前に跪くエンジェっていうのは、絶望の中にあって魔女に屈する様っていうのが一つ描かれているわけですけど、一人生かされて、十数年の中で積み重なった渇望と考えると……辛いと思わずにはいられないですね……。

  • 縁寿が煉獄の七姉妹一人一人と交錯しながらのダンスがとても美しい流れですよね……サタンの腕下を縁寿がくぐり抜けていくところの芸術点が高いと勝手に思っています。いやその後のダンスもすべて素敵…!ってなってるんですけど。特にね。

  • 3回目くらいの引きで見て、ようやくロノウェが舞台上手側の高台にワルギリアといっしょにいることを理解する体たらくな私がいました。

  • 「私を殺して、さもなきゃお前が死ね」って歌詞で戦人とベアトリーチェの絡みがあるのは、End me.見たあとの私にはとても刺さった。言葉にならないしんどさがあった。早くフルサイズ版が何かしらで発売されることを祈ってます。買います。

最後に

  • 昨今それこそ舞台とかにしてもそうですけど、ぬい活文化っていうのがあるじゃないですか。キャラクターのぬいぐるみをかわいがって、でかけたりするあれですね。子供心にぬいぐるみでやっていたようなことを、大人になって改めてやれるような文化の下地が、今の時代はあるんですよね。だからこそ、登場人物たちがいま現代の価値観であったなら、また違う未来、違う欠片が生まれたんじゃないだろうか、と、ありもしないIfを願わずにはいられなかったです。

  • UNtrueth と UNtruth って結局何が違うんでしょうかね?

    • 現地舞台でのOP後のタイトルでの表記はUNtruth になってたけど、各種媒体とか演者さんの投稿とかはUNtruethなんですよね。それもあんまり統一されていないのでしょうか?

    • シンプルに誤字だったらまぁそれでって感じですが。

    • true + th で、信じるの名詞形を形作るから e が消えて truth になるっていう形だと思いますが、あえて e が残ってるのか、誤字なだけなのか。

    • UN trueth が、 trueth という存在しない単語の否定っていう意味なら、やっぱり存在するとかこれは真実である。みたいなことを言いたいのかもしれない

    • UN truth が、 真実の否定なので、この物語は真実ではない。ということなのかもしれない。

    • その両方が存在しているから、真実と認識することも、真実ではないと認識することも観劇の魔女の自由。みたいな解釈だったりしないかしらね。

    • true の語源とかもう少したどったり調べたりすれば、また違う解釈とか出来そうですけど。

  • この続きは End me. 向けの記事にまとめたいと思います。


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