憑依探偵②
場面24 室内が真っ暗になるなか今度は KEIGOが叫んだ。
KEIGO「携帯ライト着けて!」
場面25 KEIGOの大声で、イベントを混乱に落とされた霊魂が、我に返って、おもむろに携帯ライトをつけて
霊魂「落ち着いて、今確認するから!えっと、」
Liveハウススタッフ「今調べます。って何から見りゃいいの」
場面26 Liveハウス内が携帯ライトで頭上だけ明るくみんなの顔は沢山の光でも明るくなることない状況で、カオリの首が持ち上がり前を向く
カオリ 「えっ、タケル何処?なんで暗いの?」
タケル「わぁ!危ないから座っておけ!」
カオリ「うん、あれぇ⁈あのお人形すごいよ!暗闇でも光っている!」
場面27一瞬、確かに人形がうすぼんやり青く輝いているように KEIGOにも見えた。
場面28
KEIGO「あっ・・・」
KEIGOが何か言いかけた時、いきなり電源が復旧した。
場面29 電源が落ちた原因は室内ブレーカーが落ちた事が原因だったが、使用オーバーの電力も使っていないし、きっちりステージと室内の電気だけが落ちるブレーカーだけ下がっていた。
場面30 電源が復旧して、ステージに再び視線が集中すると、霊魂は、人形が汚れている事に気がついた。
霊魂「えっ、汚れているんだけど!」
場面31カオリは相変わらず立ったまま
カオリ「泣いたみたいに見える。」
場面32 KEIGOがカオリの方を見て
KEIGO「うん、あのお客さんの言うみたいに。、泣いたみたいに見えるけど、もともとじゃないの?」
場面33霊魂は人形を見つめたまま
霊魂「もともとじゃない、もともとじゃない。というか、こんな事があったのに、誰もパニック起こさないって、1人くらい驚いてよ〜」
場面34 何事もなかったように、イベントは再開されたが、
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