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新たな(ゴジラ)映画『GODZILLA 決戦機動増殖都市』について※ネタバレ込み

『GODZILLA 決戦機動増殖都市』を先日観てきました。

映画の”レビュー”って、映画を作ってない人の傲りをすごい感じるので
言葉としてはキャッチーだけどあんまり好きじゃないんですよね、(普通に使ったりするんですけど)なので、あくまで感想です。
飯テロって言葉もなんか好きじゃないんですよね、。
テロってこれ日本人だから言えると思うんですよ。体験してないから。
ま、それは置いておきます。

ちょっと、
今日は題目つけて自分なりに映画を整理してみようと思います。

<まず、全体の総評として>
満足度は前回に比べてかなり高い。今回のミソは体高300メートルを超える歴代最大のゴジラ<ゴジラ・アース>をどう倒すか。
そこにメカゴジラがどう介入してくるか、どう対抗するのかが今回の肝の部分かなと思っていた。
だって、アニゴジ(アース2万年前)の時のゴジラはせいぜい50mくらいでしょ。それに対抗して作られたメカゴジラも大差ないようなこと考えると
50mで300mと戦うんだろうって楽しみはあったよね。まさか300mまででかくするわけじゃないだろうな、、なんて疑念もありながら観た今回!

だがだが、意外も意外メカゴジラでないんだっていうね。笑

なんかレディプレイヤーワンとか最近ところどころ出てたメカゴジラはあれなんだったんだろ・・笑

これとか!(前回のアニゴジでチラ見せされたメカゴジラ)

これとか!(レディプレイヤーワンのメカゴジラ)

レディプレイヤーワン鑑賞中も「ここでアニゴジのメカゴジラ出てくるのかー!!」となんか勝手に勘違いして熱くなってた自分もいたので少し悲しい。笑
観たことない造形だったし、なんだったらこのメカゴジラはトイストーリーの恐竜に似てるなって感じするんよね。だから、そう思うとなんか好かん笑

また脱線したので話を元に戻すと・・!
メカゴジラ動きませんでした笑
細かい話でいうと起動はするけど、
ここでタイトルです『GODZILLA 決戦機動増殖都市』
映画館で「これかー」ってなる。
そう、メカゴジラは決戦機動増殖都市として機能する。起動する。

これはこれであり。
作戦名をメカゴジラと呼称する感じすごい、いい意味の既視感。
なんの既視感かは忘れたけど"メカゴジラ"を使ってこの手法するのはかなり新鮮。すごい斬新かつ面白くまとめれてるなあと。

<アニゴジの特撮感>

アニゴジの兵器って
パワードスーツもホバーバイクもすごいアニメ的ですよね

今までのゴジラ兵器って
こんなのとか


こんなのだから


今回のようなホバーバイクもパワードスーツなどのロボット兵器は
あまり怪獣映画的ではないそんな印象を持ちました。
これがアニゴジのSF感であって特撮感でないところのゴジラをゴジラとして見れない理由。なので、今回のゴジラの映画的立ち位置は割とエメゴジぽい立ち位置な気がします。

<二作目を通して思ったこと>
今回のメカゴジラが証明した通り今までの概念では戦わない
勝負しないという意思表示。
これは”ゴジラ”を使用した新しい映画の形なんだって思った。
エンドロールを見ても配給は”東宝”ではなく”東宝映像事業部”
Netflixでも前作では公開後、DVDなどのメディアを発売を待たずして全世界配信。
こうした新しい試験的な方法は”東宝”ではなく”東宝映像事業部”だと通しやすいのかな。
いずれにせよ”ゴジラ”というビックネームを借りて
日本発で”ゴジラ×アニメ”という二大資産を世界へ展開するのはすごいいい取り組みだなと思った。

<最後に>
キャスティングもスタッフィングもいいんじゃないでしょうか!!
キャスティングにはアニメ好きではない僕でもわかる
宮野真守、櫻井孝宏、花澤香菜、杉田智和、梶裕貴、諏訪部順一
このキャスティング。
それに脚本に虚淵玄先生が入ってること。
そして、何より番嬉しいというと音楽に服部隆之先生を入れてくれたこと。
自分の中のこれぞゴジラ像があるからやっぱり嬉しいよね、いやVSスペ-スゴジラが好きなだけなんですけど。

なんにしても、世の中に向けた新しいゴジラのあり方が見えたような作品
そのシリーズでした。
次の完結編『星を喰う者』でギドラがどんな展開でゴジラと絡むことがあるのか、モスラの登場があるのかはたまたメカゴジラも再加入してくるのかそれがまた概念的な対決をするのか、次作も期待です・・!

#GODZILLA決戦機動増殖都市  #アニゴジ #ゴジラ #特撮 #GODZILLA

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