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【バリアブルで作ろう】 ~おてつだいビンゴカード編~


本社ケープリントのバリアブルページで紹介されているように1件1件内容が異なる「可変情報」を活用すると、チケットの連番やパスワードとダウンロードカード用QRコードが付与されたカード、おなじみの名札や宛名DMなど、さまざまな制作物を産み出すことが可能です。
 
ですが、バリアブルの制作物は単純に連番や氏名などのテキストデータを流し込む事務的な要素が強いものを産み出すものではありません。
工夫次第ではテキストデータだけではなく、写真やイラスト等を取り込んだ変わり種な制作物を産み出すことも可能です。
 
この【バリアブルで作ろう】では、一般的なバリアブル業務ではあまり取り扱わないような少しだけ変わったアイデア作品を紹介していきます。
実際に制作する際のデータの作り方や用意する素材なども一緒に紹介してまいりますので、ぜひ「同じように作ってみたい」「こんなバリアブル製品は作れないか?」など少しでも興味を持ちましたらお気軽にお問い合わせください。

おてつだいビンゴカード

ビンゴカードには通常の数字を印刷したもの以外にもさまざまな「変わり種」なアイテムがあります。
動物のシルエットを模したものがマス目に印刷されている動物ビンゴ、道路標識とその標識の意味がマス目に印刷された道路標識ビンゴ、外に出て見つけた昆虫をマーキングしていくフィールドワークビンゴ…など、マス目の内容をマーキングしていくという達成感を産み出すビンゴカードの形式をうまく生かしたアイデアアイテムです。

その中に、「おてつだいビンゴ」というものがございます。
 


主に低年齢層向けの子供の商品であり、「おかたづけをする」「そうじをする」などの保護者に対する「おてつだい」をビンゴカードにしたもので、お手伝いの内容が分かりやすい言葉とイラストで指示されているので保護者が直接子供に口を出さなくても自発的に、楽しみながら「おてつだい」を促すというアイデア商品です。
 
今回は保育園・幼稚園の子供をもつ保護者を想定とした、登園前のルーティンをビンゴ化した「おてつだいビンゴカード」をバリアブルの機能で作ってみます。



この「おてつだいビンゴカード」は以下の流れでバリアブル制作物として生み出されます。


  • 3×3マスのシンプルなビンゴマス

  • 真ん中は固定のFREEマス(起床)

  • 起床から洗顔、朝食、着替え、トイレ、歯磨き、準備、登園までの流れがイラスト化されたビンゴマスです。位置は一枚ずつランダムに配置されます

  • 保育園・幼稚園を想定して、お子さんの名前と生徒番号をバリアブルで流し込みます

  • 生徒番号はQRコードに変換し、読み込むことでそれぞれの園が配布している登園確認用アプリと連動することを仮定します

いかがでしたでしょうか。
大本になる台紙データ、マス目に流し込む素材データ、お子さんの氏名や生徒番号を入力したリストデータを組み合わせるとこで、世界に一つだけのユニークなビンゴカードを産み出すことが出来る。これがバリアブル制作の大きな特徴です。

ケープリントは、文字だけでなくいろいろな可変印刷ができます。どんなことでもお気軽にお問い合わせください。

最後までお読み頂きありがとうございました。


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