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うたって踊ってMEET THE WORLD BEAT2024

先週末は毎年恒例、FM802主催のMEET  THE WORLD  BEATことミザワビに行ってきました。

会場となる大阪万博記念公園までは車で。昨年末のレディクレでの反省を活かし、今回は早め早めの到着を目指して出発。特に渋滞に巻き込まれることもなく、駐車場にもスムーズに入庫できました。

この時点で9:20。隣接するららぽーと(10:00開店)で軽食を買って向かうつもりだったので、さすがに早く着きすぎてしまった。車の中で時間まで待機。

開店後必要物資を買って会場へ向かいます。万博でのフェス開催時には別途入園料が必要なんですが、時間によってはここで10分以上待つことになります。案の定、開場すぐのこのときは橋までかかる大行列。

万博記念公園はアソビュー!というアプリで事前にチケットが入手できるので、事前購入しておくのがおすすめです。別レーンを通って行列に巻き込まれずスムーズに入園できます。

快晴!

整理番号が呼ばれるまではひたすら指示された場所で待機。まだ前半の方の番号だったのですが、この日は快晴すぎるほどの快晴。もはや夏フェス。待ち時間は暑さと人混みでまあまあの地獄です。

入場したらまずはシートで自分たちのスペースを確保。私たちは基本前に行きたい!というよりは肉眼で見える範囲でゆったりしたい派なので、区切られたブロックの後ろ端の方を確保しました。まさかこの後このエリア選択が失敗だったとはこのときは思いもせず。

開演まで昼食を摂りながら1時間ほどリハを聴きつつ待機。12時にスタートです。

わくわくすっぞ!
うちわ、ありがてぇ

◾️imasme

予想通り、imaseくんスタート。初めて見るので楽しみにしてました。ノリノリで聴いてたんですけど、出入り口付近に陣取っていたため時間が進むごとに通路に人が押し寄せ、無理に人が行き来するせいでバリケードが私たちのスペースまで押し出され、靴踏まれるわシートに靴のまま乗り上げられるわで。気になって音楽を楽しむどころではない。

楽しみにしていたのに、暑さとモヤモヤしていたので今ひとつ音楽に集中できないまま終わってしまいました。音楽はとても良かったです。事前に予習してこなかったけど、「これ聴いたことあるぞ!」というのがほとんどでした。

imaseくんて天才ぽいイメージだったけど、話しているのを聞いていると普通の若いお兄ちゃんだったのも想像と違って良かった。あとグッズがおしゃれ。色々気にせずもっと音楽を楽しめば良かった!


◾️UNISON SQUARE GARDEN

このときおそらく30℃近くなってたと思います。私は帽子・タオル・サングラスと日焼け止めで完全装備でしたが、隣の旦那は完全に茹でダコ状態。日焼け止めくらい塗りなと呆れる私。

ユニゾンもフェスでちらっと聴いたことはあるけど、しっかり聴くのは初めて。とにかくセトリが最高でした。暑すぎて完全に元気なくなってたけど、「カオスが極まる」からの「オリオンをなぞる」でテンション爆あがり。タイバニ見てた世代としてはたまりません。

ボーカルが良かったのはもちろんだけど、ベースとドラムがすごい。素人が聴いても上手いのがわかります。さすがフェス常連のロックバンド。

そしてこの暑さのなか、まさかのMCなしのぶっ通し!ロック魂を感じる。最後の「シュガーソングとビターステップ」はさすがにしんどそうだったけど、とんでもなく盛り上がりました。

とにかく最高でした。次もまた見たいと思わせる力強さ。


◾️Da-iCE

昨年の出演から2年連続のDa-iCE。実は去年はボーカルの一人花村くんが喉の不調で歌えない喋れない状態だったんですが、それでも最高のステージで、以来すっかりファンになりました。

今年は体調万全、ということで楽しみにしていたDa-iCE。一発目の花村くんの歌い出しでもうやられました。とんでもなく歌がうまいぞ。

昨年生で見るまでDa-iCEって顔が良くて女性人気のグループ、みたいな印象だったんですが、彼らは完全に舞台を掌握しているパフォーマーです。歌もダンスも実力が高く、逆に顔の良さが彼らの評価を邪魔してるのでは?って思ってしまうぐらい。

全員が「陽の者」で明るく爽やかなお兄さんたちって感じ。とにかく会場全体を巻き込んで盛り上げるのがすごく上手いです。盛り上げすぎて時間が押して怒られてたくらい。それでいてパフォーマンスは素晴らしい。

あとDa-iCEのいいなと思っているのは近年のK-POP路線に乗っていないところ。KポはKポで好きだけど、邦楽好きとしてはJ-POPらしさを開拓して欲しいという勝手な願いがあるので。Da-iCEにはこのまま突き進んで欲しいなと思ってます。


◾️TOMOO

今回のミザワビの大本命、TOMOOちゃん!去年802で初めて聴いて、生で聴ける機会をずっと楽しみにしてました。MVでも美人だと思ってたけど本物さらにかわいい!

リハから大好きな「オセロ」を歌ってくれて大興奮です。低くて落ち着いた歌声が好き。たまに生で聴くとあー音源の方がよかったかも…と思う人もいたりするんだけど、全くそんなことはなくむしろ生のほうがよかった!

メロディーもおしゃれで好きなんだけど、歌詞がありきたりなことをうたってるんじゃない、彼女の言葉選びと表現力が刺さります。30分、音楽に没頭できるのが幸せな、楽しすぎる時間でした。

百聞は一見に如かず。全曲良いので是非聴いてみてください。猫好きとしてはGingerもおすすめしたいけどやっぱりこの3つがおすすめ。

▽これ聴きながら家事するとめっちゃ楽しい。くるくる回りながら掃除機かけてます。

▽TOMOO曰くmore happyになれる曲。こんな恋人だったら最高でしょう。

▽最新曲の「あわいに」。晴れた日にぴったりの明るく前向きになれる曲です。


◾️フジファブリック

ここであまりの暑さに耐えられず、涼を求めてカキ氷を買いに行ってたらフジファブリック2曲くらい聴き逃しました。

フジファブリックとは相性がいいな、と個人的に思っていて。行きたいフェスの日にちとか合間の時間帯にタイミングよくフジファブリック、ていうことがめっちゃ多いです。たぶんフェスの中では今まででいちばん聴いてきたバンドなんじゃないかと思う。

なのにFevermanがいつまで経ってもうまく踊れなくってぇ…両手を振って返し押して返しが全然できなくってぇ…。いつまで経ってもコツが掴めない。踊れない芸人すぎる。

出番が夕方だったし「若者のすべて」を歌うかな、と思ってたんですがセトリになくてちょっと残念でした。好きな曲は毎回聴いてもいいですからね。でもそれはそれでいいのかな、とも思っていて。うまく言えないけど4人の頃の曲も、3人になってからの曲も同じくらい大切な曲であって欲しいなと思います。

特に「手紙」は大好きな曲なので、ラストで聴けて良かったです。あと万博公園の近隣住民への優先ご招待の話を聴いて「へー!」ってなりました。そうして音楽に出会ったひとりのバンドマンが演者として戻ってくるなんてそれなんてドラマ。


◾️SUPER BEAVER

意外にもミザワビ初参戦のSUPER BEAVER。もう半分くらいはビーバーファンでは?ってくらい周りがビーバーのグッズ身につけてる人だらけでした。さすが人気バンド。

ビーバーも何度か見たことあるんですけど、野外はまた別格です。他に比べて曲数少なくて残念がってる人もいたけど、ビーバーの場合音楽聴きに行ってるっていうより話聴きに行ってる感覚の方が私は強いので(歌のメッセージ含め)これはこれで楽しいなと思ってる。

「アイラヴユー」は毎回サビの「愛してる」のところファンに歌わせてくれるんですけど、なぜか毎回泣いちゃいます。ビーバーの歌は優しい。

SUPER BEAVER決して順風満帆にきたバンドではないので、ステージに立てるのが当たり前ではないことを知っているというか、だからこそひとつひとつのステージをとても大切にしているのが伝わります。本当に届けたくて歌ってることがすごい伝わる。あとめっちゃ謙虚なのも好感すぎます。

曲を作ってる柳沢さんの言葉の扱い方がすごく好きで、とてもいろんなことを考えている人なんだなと思う。私の語彙力ではそんな風にしか表現できないのが悔しい。

今年の802の春のキャンペーンソング作詞作曲が柳沢さんだったので、欲を言えば聴きたかった…!MV発表されてからは毎日聴いてます。「好きなことを好きでいてね」って歌詞初めて聴いたとき号泣でした。毎年思うけどこんな名曲が期間限定もったいなさすぎるのでセルフカバーして欲しい。


◾️東京スカパラダイスオーケストラ

トリはスカパラ。こちらもお初。
とにかくノリノリ派手派手で華やかなステージ。知らない曲も馴染みの曲も関係なく楽しめて、周囲の人もみんな踊ってました。踊らにゃ損損。小中高と吹奏楽やってたので、ルパンとか君の瞳に恋してるとか定番の演奏曲も懐かしくてテンション上がる!

そしてスカパラの楽しみのひとつコラボステージ!今回はフジファブリックの山内さんとユニゾンの斎藤さんでした。「美しく燃える森」を生で聴けたのが嬉しかったです。どのバンドも盛り上がってたけど、ラストの会場の一体感と盛り上がりはこの日いちばんでした。さすがベテラン!

そして夕方にかけて曇って雨すら降りそうだった空は、スカパラの音楽に合わせて次第に綺麗な夕焼け空に。あっという間の7時間でした。

綺麗すぎる夕焼け

アンコールでは802DJ陣と出演メンバーが集合し、スカパラの演奏で「銀河と迷路」を歌ってくれました。SUPER BEAVERはスケジュールの都合なのか不在。売れっ子は大変だ…。

名残惜しいけど混み合う前に現場を抜けます。

燃えるようなあか
暗くなるとより特撮みある

はらぺこなのとすぐに帰ったら大渋滞やなーということで、ららぽーとで夕飯を食べて帰ることに。狙ってたお店が4組ほど待ってたのでまあこれくらいなら、と並んだらちょうどタイミングが良かったみたいで5分も待たずに入れました。

ごはんを食べながら感想合戦。Da-iCEはもっと評価されるべき、という結論でまとまりました。帰ってきてからもDa-iCEとTOMOOを鬼リピしてます。

もともとは7月に開催されていたミザワビ。5月もこの暑さとなると、いよいよGW前くらいじゃないと夏フェスと変わらないくらい体力を消耗します。まあ気にならないくらい楽しかったんですけどね!

でも今回マナーの悪さは気になってしまった。そこいたら通る人の邪魔ってわかるやんてところにシートを広げたり、禁止されている日傘の使用や録音録画であったり。野外はフリースペースな分、譲り合いや互いへの配慮で成り立つところもあるので、ルールは守って楽しみたいものです。

アーティストグッズを身につけている以上、何かあれば推しや他のファンに迷惑がかかるというのは容易に想像できると思うのだけど。知らなかったならこれから気をつければいいけど、スタッフさんに注意されても従わなかったり「他の人もやってる」で揉めてる人ががっつりアーティストグッズ身につけててびっくりしました。下手したら2度と推しが呼ばれんなるぞ?

少し気の弱そうなバイトのお兄さんは無視するのに、ラガーマンみたいな屈強なお兄さんにはみんな黙って従ってたのでやっぱり筋肉こそ力だなと思いました。
自分だけが楽しければいい、ではなくみんなで楽しめるフェスであればいいなと思います。私もその辺は気をつけていきたい。

最後グチっぽくなっちゃったけど、舞台上の皆さんは最高でした!最後にはモヤモヤもすっかり忘れるくらい!

さすがに体力を使い切ったので、翌日はAbemaでメトロックの配信を家でのんびり見ながら過ごしました。

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