日本の教会は、閉じられていたと思う。大学の時にカソリックのにも通ったが、洗礼を既に受けているか居ないかで、序列化されていた。
大韓キリスト教会の牧師には、ソウルでホテルに連れて行かれたし、逃げたけれど、その後、よく分からないくらい酷い食あたりになった。奈良に赴任した後、やっとその話もできるようになったが、そうしたら、薬をもられたのだろうと言われた。
ソウルでは日本人の牧師にも会いに行った。インタビューしたいと言って、ウォークマンで録音したと思う。しかし、神は居るかどうかで、喧嘩になった。インタビューで、議論してはいけないという教訓を得たと思ったけれど、神が信じるのに値するのか確認しようとしていた私には、酷だったと思う。
そんなんだったから、キリスト教を信じるなんて、あり得ないと思ったし、仏教と神道には、幼少期から散々な目にあったし、イスラムの友だちも普段の礼拝の場所に苦労したり、外食に苦労をしていたし、あり得ないと思っていた。ヤマギシズムに間違って紛れたこともあったけれど、明らかに洗脳してて、それがすぐ分かったので、ヤバすぎる!と他の参加者にその場で警告したくらい。
なので、妥当なところで、科学信仰ということにした。
大学では、タガログ語の選択ができたが、私はマンダリンを選んだ。私の友だちの多くは、タガログを選択していた。私の幼少時のあだ名はフィリピンだったし、第4外国語までやったんだから、タガログも勉強したかったけれど、アジア支援のクラブ活動をしている人たちに、外されていた。
でも、インタビュー見習いの際に、初めてインタビューに立ち会い質問させてもらい、テープ起こしもさせてもらったのは、フィリピン女性移民に対するもの、だった。
ホステスのバイトの後、フィリピンパブのニューハーフショーで、おひねりを渡す練習をさせてもらった。
私のドラァグのバディは、フィリピーノのミックス。
もともとフィリピンのご飯も大好きで、よく食べていた。
こちらに逃げてくるまで、友だちの作るフィリピンお粥を一緒に飲んだ後の楽しみにしていた。今でも、自分でそれ風のを作って食べている。
週日はなるべく毎日オンラインで会ってる英語のアシスタントさんも、フィリピン在住。毎日のように、2時間、ほとんど無駄話してしまう。もはやただの友だちだし、お金も払ってるのか払ってないのか、彼が家賃を払えない時に、追い出される直前に頼まれる。
この間、こちらの大きな都市で、すいこまれるように、ふらっと入ったら、フィリピンの教会だった。聖書を5ドルで買った。
今回も、精神的にヤバすぎて、入れる教会を探して、3軒目で入れたら、フィリピンの教会だった。
2人がけであろう席に座っていたら、女性が2人無理矢理隣に座ったので、ぎゅうぎゅうになった。ぴったりくっついちゃってるし、身体距離近すぎ。
並んでいる太ももを見たら、私が一番ガッチリしていた。みんな、小柄だ。私もその中に居ると、ふつうのサイズ。色もふつうの黒さ。ほとんど違和感がない。
礼拝中、立ったり跪いたりしないで、ずっと、座っていたけれど、思い直して、並んで、両手を差し出して、パンをもらって食べた。大学の時に通っていた時には、ダメだと言われていたけれど、クリスチャンはカソリックで、カソリックはクリスチャンだと、説教で言ってたし、細かいことを気にしない彼らなら、気にしないと思って。
しかし、そんな説教して、大丈夫なんだろうか。他の教会の人に、怒られそうだ。
たくさん泣けたし、明日と明後日も参上することにしよう。バディは来てるんだろうか。
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