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『Shibari研究(研究ネタ帳22)』

フィールドワークに基づく日本のBDSM研究の本とか、読みたいなぁと思ったんだけど、その毛のない人には、それなりに難しいのかもしれない。BDSMではないセクシュアルな関係の方が、よっぽど危険がイッパイなんだけれも、誤解されているせい。

暴走族と一緒に暴走したり、パシリしたり、ブラックと一緒に逃走したり、逮捕されそうになったりする社会学者もそれなりにいるので、やるなら今、かもしれない。

ヤクザの組員になるのと、同じくらいのハードルかもしれないけれど、実は大丈夫とか言うと、ヤクザ研究の人にも同じこと言われるかもしれない😅

なので、日常に溶け込んでいるBDSMカルチャー研究なら、どうですかね。

例えば、Shibariというのは、日本から世界に広まった伝統文化ですが(日本語では「緊縛」です)、日常用語になってますよね。

これに気がついたのは、今日話をした日本出身者が「日本に帰ってカラオケに行ったら、”今日は、九州縛りね”とか言われて、九州出身者の歌しか歌わせてもらえなくて、好きな歌が歌えなかったりするんだけど、日本人SM好きすぎる」というようなことを言ってて、アホほどウケて笑ってしまいましたが、

あれ、Shibari???と思ったから、です。

ただ、トランスジェンダー研究と同じように、最初に驚くべき量の基本用語を覚えて、体系的に理解する必要がありますから、人を選ぶかもね。そういう意味では、博論は難しいかもだけど、修論まではいけると思います。

どなたか、ぜひどうぞ。



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