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『社会学教科書ジェンダー章のコメント準備中』

高橋幸さんの書かれた、社会学の教科書のジェンダーの章について、コメントの準備をしています。今、生活のことが大変すぎるので、むしろ気晴らし的に。若手を大切にしたく、言い方を考え中です😅 

一読して無理難題言われたであろうことが透けて見えました。お疲れ様です。

逆に自分について悟ったのは、私はクイアセオリーには流れなかったポスト江原由美子だ、ということ。何気に正統派だ。『ジェンダー秩序』的な説明を解体して、自分自身で納得できるようジェンダー論を作り直そうとしている。高橋さん、そういう気づきを、ありがとうございます。

シリーズで書いているジェンダーアイデンティティ再考の論考は、ジェンダー論をアイデンティティ論として、(アイデンティティポリティクスとして、すわなち、アイデンティティ・ゲーム論として!)描き直そうとしてるから、書いている。

性役割概念を放棄する旨の論考も、その一環。アンチクイアセオリー宣言もそうだろう。

トランスジェンダー論は、既存のジェンダー論を別な形で組み直して提示可能にするし、そういう意味で、マイノリティ論ではあり得ない。この視点そこ、まさにゴフマンやエスノメソドロジーの考え方に依拠していて、相互行為においてジェンダーが作り上げられているというところまで、辿り着いていたそれらを、私はさらに改訂して、先に進もうとしている。

そのために、相互行為関連の方法論はデコロナイズする。

ニューロダイバーシティとトラウマ関連の議論も混ぜ込んで、総括する。

それらと同時に、マルタイエスノグラフィとして、調査して執筆するやり方も包摂する。これは言わば、何をどう調べるかと記述可能なものが連動しているエスノメソドロジー的思考のジェンダー論的存在証明。

というわけで、アイデンティティゲームに準えたタイトルを考えようかな。

あと、時流に乗るのも大事なので、SNSを駆使して、サーベイランス研究にも乗り入れようとしてる。こういうところは、石川准、江原由美子の両師匠に学んでいると思います。

めちゃ脱線しているけれど、めちゃインスパイアされている証拠である。こういう読書が一番楽しい。ありがとうございます😊



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