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『+α 2(研究チーム運営の懸念が本当のことに)』

研究チームでは、データの中の第三者への言及をどう取り扱うかが、一番の争点になっており、それが倫理申請が通らなかった理由でもあった。この点については、データ内の第三者に関する言及が、言及される人にとって問題になるかならないかを判断できるのは、その領域の研究者の個別の判断になるだろうし、その判断について吟味して慎重になるべき、という結論を出した。

1.  にもかかわらず、問題になりそうなものをあえて出したのであれば、それはチームでの検討の結果を無視したことになるし、

2.  正確な判断が出来ずに、言及された第三者本人から異議申し立てがあったのであれば、問題が起きないようにはできなかったという判断の不備を認めて謝罪するべきであり、

3. この点について、他の研究者や読者に議論を開くことで、データの中で言及されており、それが公開されることで損失を被ったという本人からの訴えを退けることは、第三者の言及について慎重であるべきとアーカイブを公開することにOKを出さなかった倫理委員会や、その判断自体を精査することでアーカイブの可能性を探ることを試みた研究チームの方針を放棄することであり、

4. 少なくとも研究チームの予算を使う成果発表の機会においては、明らかに不適切であることを、代表者として遺憾に思う。

私はバーンアウトして休職したため、その後の運営をチームのメンバーを信頼して任せてあった。現在も、まだ健康状態を取り戻せていない。しかし、私自身の健康を取り戻すためにも、上記の1から4について、I氏とA書店に説明を求める。

以上のように、問題になりそうなものを出すのは、チームでの検討を無視しているし、言及されている第三者から問題提起があったのであれば、それは公開した専門家に不備があったことを、この点から認めて謝罪すべきだと代表者の私は考える。


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