2024/05/28 キンクについての覚え書き

またしても、そんな酷いこと起こり得るのか?って感じで、なんの嫌がらせなんだ、という感じなんだけれど、忘れないように。

たまごをサブの家の冷蔵庫に入れてもらっていたので、取りによったら、ついでに映画見る?と聞かれて、二人ともリサーチのために必要だからだけど、「愛のコリーダ」を見た。

私の感想の総論としては、女性、あるいは娼婦のミソジニーなイメージに対する、それなりに強烈なアンチとして、よくできているし、シンプルで大げさな舞台装置を使っているわけではないのに、さだのウィアードな感じが、かなりパンチのきいた伝わり方をしているし、素晴らしいなぁと思った。また、それなりに逐一、合意を取っているのにもかかわらず、信頼関係無しだと物凄く危険なプレーになる、ということが良くわかり、信頼関係の必要性が強調される理由が別の形で腑に落ちて、感慨深かった。

さぶは、二人共がサドとマゾの両方の側面を持つ様子が良かったようだし、日本のポルノでは女性が総じて嫌がっているのに対して、さだのやる気満々な感じが新鮮だと繰り返し言っていた。それと、女中さんを手籠めにするシーンに驚き、私に、そんなシーンがあるとは知らなかったと盛んに謝っていた。

私が、ノンコンセンシャルノンコンセントが横行する日本の映像の中では、全く大したことがない印象だと言ったら、またしても壮絶にびっくりされてしまった。私も嫌だと反応するポルノでは、何のエロい気持ちにもなれませんがね。

最後に付け加えると、私はかなりサディスティックなドムなのだけれど、エッジプレーが極めて苦手なので、首を絞めるシーンでは、さぶの手を握って、さぶの後ろから「ひーっ」と言いながら見ていた。人の得手不得手は、本当に様々、である。

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