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東京ヤクルトスワローズ戦力外通告についてそして来季

今年は色々ありましたが、この季節が・・・

11月2日、ヤクルト球団は7選手(全員投手)に対し、来季の契約を結ばない旨を通告したとのこと。https://www.daily.co.jp/baseball/2020/11/02/0013833929.shtml

山中は年に1回くらいはよい投球をする、球界で希少なサブマリンとか、近藤や風張は2018年には頑張ってくれたからもう少しやれる気もするとか、それぞれについて思うところがなくはないですが、まあ、小川GMがいうように、総合的な判断なのでしょう。

それに加え、井野捕手が既に引退表明、五十嵐投手も引退試合をとり行っていますから、ここまで、日本人選手で9名の退団が確定しています。

また、既に帰国したクックとイノーアも、来季はないでしょう。結果を残せなかったのは残念ですが。

ということで、ここまで11名の退団が決まっています。

色々あっても、新陳代謝は行われる(新入団!)

一方、先週行われたドラフトでは、ヤクルトは育成4名を含む10名を指名しました。一位の木澤投手をはじめ、全員が楽しみです!それはそうと、(調べてないけど)育成4名というのは近年にない傾向だと思います。ホークスや巨人を始め、育成の成功事例がよく見られるようになってきたから、刺激されたんですかね。


さらに戦力外選手が5名程度?

手元の資料を雑に調べた限りですが、ヤクルトは今季、育成3名を含め70選手体制でスタートしたようです。近年は「育成を含め70名以内のチーム編成」という方針だったはずなので、多分合ってます。で、今年は途中で歳内投手が加わり71名に。ちなみに、松本友選手がシーズン途中に育成から選手契約に切り替わっています。

外国人を除き、ここまでの差引でみると、退団9名、(全員入団してくれるとして)入団10名なので、対前年比で+1名となっており、70名枠ルールで来季も運用するとなると、歳内選手の分を含め、+2名となっています。なので、あと2名は退団選手が出ることになるのかもしれません。

加えて、2020年でいえば今野、長谷川、嶋、2019年はトレードの高梨、太田の他に寺原、五十嵐を獲得しており、他球団の構想外となった選手を複数名獲得しているので、今オフも獲得するのでしょう。最下位なんだし、資金も十分でないわけで、「再生工場」としてこれは続けるべきだと思います。

そう思うと、そもそも、70名枠ルールを撤廃した運用をしてほしいのですが、そうでないとしたら、上記の2名のほか、さらに数名、具体的には5名程度は退団することになりそうです。どうなることやら……

外国人選手:投手も野手も!

外国人選手について。投手の外国人ガチャに関しては、今季は残念ながらハズレでした(笑)。コロナ情勢で、十分な現地視察もできないし、資金的にも厳しい中ではあるのですが、2名は外国人投手を獲得するのでしょう。

エスコバーは個人的には当たりだと思います。守備はもちろん、打率も.280打ってくれるなら及第点かと。ただし、HR1本というのはちょっと寂しいです。元々長距離砲とは思っていなかったけど、10本くらいは打つのかと思ったら1本とは笑。ということで、願わくば、エスコバーを残留させた上で、長距離砲の獲得に乗り出してほしいです。

FA有資格選手の残留こそが最大の補強!

もちろん、山田、石山、小川というBIG3()のFA動向によりチーム補強方針が大幅に変わってくるのだと思うので、まだまだ未確定要素が大きいとは思います。

正直、3名の残留が一番の補強だと思います。とはいえまあ、なるようにしかならないのだと思っています。ともかく、球団は必要な戦力ということを必死にアピールしてほしいです。

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