はじまった紆余

2024.1.14~3.17まで日記ワークショップで毎日書いた日記の抜粋をあげています。


1月21日(日)

雨がボタボタいってるなぁとぼんやり思っているとファサリと布団から出て降りていく次男の気配を感じる。早起きYouTubeか、と思って次の瞬間7:50にカッと目が覚めた。
あれからどれくらい経ったんだろう。

8時のアラームを止めてから下に降り、次男に何時に起きたのか聞くと「7時」とのこと。50分はちゃんと二度寝だ。

今日は日記ワークショップがある。
この1週間、知らない人々の日記を読んできたが、その人たちに会えるご本人登場スペシャル。

朝ごはんは鯖サンドに挑戦。
鯖が3キロ届いたタイミングでコンロのグリルに火がつかないというアクシデントに見舞われているが「フライパン・冷凍魚・焼き方」と検索してなんとかする。大体のことは検索すればなんとかなる。

鯖サンドは70点の出来。皆、おいしいと食べたがまだ伸び代が見える。酸味と辛味の追加がポイントだと思うのでまた作ろう。

歩いてワークショップ会場へ向かいながら、きっと自己紹介の時間があるから何をどういうのが正解なのか考えた。

自己紹介は2回大失敗した思い出がある。今思い出しても「あーーー」と大きい声を出したくなる。あーーーーーー

古賀さんとみなさんの自己紹介とやり取りを聞いていたら、あんまり考えるのよそう、という気持ちになり取り留めもなく話した。
古賀さんから日記へのコメントがもらえるのはうれしい。
それぞれの日記とその作者の人が答え合わせのようにつながっていき、古賀さんの的確すぎる言語化にうなった。こりゃ面白いものに参加したぞ。
他人の祝い事を聞いてすぐ手を叩ける人たちでよかった。

「私以外の人はみんな興味深い」
「私以外の人はみんなちゃんと話してる」
大勢の人たちの中にいると「私だけできてない」がやってくる。今日も終わったあとやってきた。

まぁでも、私はなんぼのもんでもないんだもんな、それより家族のお昼ご飯だ、と会場下の中華でおかずをテイクアウトして帰った。雨が止んだと思ったのにまだ降っている。「私だけできてない」癖みたいな不安を抱えたまま、4人分のおかずに支払いをする生活があることに胸を張る。

おかずはとても味が濃く後半舌が疲れてきた。ビーガンで中華やるとこれぐらい吹っ切れないとアレなんだろう、と動物性食材の強さを思い知らされる。
特にエビという名の何かとナッツを炒めたものが美味しかった。

次男とボードゲーム、昼寝、買い物、夜ご飯は鱈の水炊きとふるさと納税のふぐ。
次男に「マロニーちゃんて誰?」と聞かれ、マロニーちゃんはマロニーちゃんだよ、と答えた。

日記を書くということについて夫にダァーっと話しを聞いてもらい、その中でわかったこと。
私は公開を前提としないと何も書けないし、多分書かない。


「日記を書く」という行為にこんなに多くの態度があるのか…と混乱をおぼえたWSの第1回でした。自分はなんのために日記をかくのか。久々に心のざわついた日で、ここからしばらくざわつき続く。

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