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松本市アルプス公園のこと

松本市アルプス公園について。

12月定例会で、神津はこのテーマについて一般質問し、さらに、閉会日にアルプス公園の指定管理者についての議案について反対の意見を述べました。

それらの動画が配信されましたのでご覧ください。

市民から何十年も愛されているアルプス公園です。

全体についてていねいに議論をし、論点出しをし、ひとつとつ課題を検討し、全体構想につなげていくことが必要です。

かねてから申し上げている通り、「有料のオートキャンプ場をアルプス公園に作る」ことについては、「オートキャンプ場ありきの計画」には反対の立場です。

公益性、透明性、採算性からも不明なことが多過ぎます。議会内で熟議されていません。

神津の一般質問は3日目6人目です。

1 アルプス公園について
 (1)アルプス公園の利活用
 (2)小鳥と小動物の森について
 (3)次代につなぐアルプス公園のために

2 動物との共生社会について
 (1)犬繁殖業者事件について
 (2)多頭飼養崩壊防止について 

動画  https://www.city.matsumoto.nagano.jp/smph/sigikai/kouhou/rokuga/rokuga/r3/202112/rokuga20211208.html

最終日の意見はこちらより。

動画冒頭は各常任委員会、特別委員会の委員長から審査報告です。アルプス公園は建設環境委員会で審議されましたので、同委員会委員長の報告も聞いてみてください。

神津は34分過ぎです。39分過ぎには、この議案の採決の模様が見られます。起立しているのが賛成議員です。反対は8名、賛成多数で可決されました。  

https://www.city.matsumoto.nagano.jp/smph/sigikai/kouhou/rokuga/rokuga/r3/202112/rokuga20211216.html

ちなみに、12月10日、市議会建設環境委員会で、この議案について、神津を含め各委員から活発な意見や質問がありました。
こちらの動画は録画配信はありません。3ヶ月後に議事録が公開される予定です。

12月27日(月)午後に、アルプス公園をテーマに市政おしゃべり会を行います。どなたでも来ていただけます。
※ご注意を〜アルプスあずみの公園とは違います(^^;)

興味のある方は、神津までご連絡くださいね。

松本市アルプス公園自然活用検討会議についてはこちらを↓
ちなみに、同会議では「キャンプ場のうんぬん」は議論されません。

松本市 令和3年9月 建設環境委員会 09月17日- 以下の通り、質疑しています。 松本市会議録でお読みいただけます。 
◆委員(神津ゆかり) その下のアルプス公園管理運営検討事業費のことなんですけれども、これは北側エリア限定の検討会議ということになっていたかと思うんですけれども、先ほどのお話とも関連するんですけれども、やはりここはアルプス公園全体の魅力向上ということで、そこから始めるべきではないかと思っておりまして、基本施策の「緑を活かした魅力あるまちづくり」の中にも、アルプス公園全体の魅力向上ということで打ち出しておりますし、やはり北側だけではなくて、小鳥と小動物の森のエリアだったり、全体の緑陰のことであったり、子供たちがもっと喜ぶ施設は何かというようなことだったりといういろいろな論点があると思いますが、これやはり北側に何かこだわりがあるのか、全体にならないのかということを教えていただけますか。

◎公園緑地課長(百瀬久芳) お答えいたします。
 今回、この管理運営検討事業の中で、管理運営検討委員会という形で委員さんにご意見をいただくことにしてございます。やはり北側の活用が拡張後13年たちますけれども、活用が現状されていないということで、そこを何とかてこ入れをしていきたいという中で、私ども、有識者の皆様方の意見をいただきながら、集中的に北側に利活用を求めていきたいという下で、この会は北側に特化したもので考えております。
 以上でございます。

◆委員(神津ゆかり) やはり北側にこだわりがあるということでした。
 有識者ということなんですけれども、大体あれですか、人選はできているんですか。どういう方が。

◎公園緑地課長(百瀬久芳) 実は平成19年に拡張して整備が終わったときから遡って3年ほど、この運営について検討してきた会がございます。そのときの経過を知っていらっしゃる、加わっていた方々も踏まえて、あとは広く市民の皆さんの中からもお願いをして選出をさせていただきたいと思っておりまして、まだ未定でございます。
 以上です。

◆委員(神津ゆかり) 9月4日に多事争論会を企画されていて、「次代につなぐアルプス公園」ということで、コロナで延期でしたっけ、中止、延期になってしまったんですけれども、ここで例えば多様な市民からの意見を聞こうと、そういうことだったかと思うんですけれども、今後も延期ということなのでされるとは思うんですけれども、やはり公園全体への意見の聴取というのも必ず必要だと思いますので、それはぜひやっていただきたいという要望と、あと以前、アルプス公園の来場者にアンケートを取りました。そこのアンケートの項目の、北側の整備について何か要望はありますかという選択肢の中に、地形を生かしたスポーツというのがわざわざ入っているわけですね。そのほかは、散策だったり、もっと花を充実してほしいだったり、水遊びだったり、その他、分からないということなんですけれども、この地形を生かしたスポーツというのは、なぜわざわざ入っていたのかというところがちょっと気になるところなんですけれども、この北側エリアについて、地形を生かしたスポーツをやりたいとか、やりそうだというようなことはあるのでしょうか。

◎公園緑地課長(百瀬久芳) お答えいたします。
 地形を生かしたスポーツにつきましては、様々な、遊歩道であれば、ウオーキングですとか散策ですとか、やはりそういったものを一つのスポーツの位置づけはあると思います。それはジョギングをするであったりということで。とにかくこのスポーツ、あるスポーツに特化したものではなくて、そういった広く見ていただく中でのご質問の対応ということで私どもさせていただいていただけで、詳しい一つに絞ったわけではなくてということでご理解をいただければと思っております。
 以上でございます。

◆委員(神津ゆかり) 了解しました。1つに、何か特定のスポーツにこだわったわけではないというお返事でございました。
 私、あくまでも全体を検討してほしいという意見でございますが、何か有料エリアにするですとか、稼ぐ力優先みたいなことにならないように、ぜひ広く多様な意見を取り入れて進めていっていただきたいというふうに思います。
 以上です。

◆委員(塩原孝子) 今のことですけれども、アルプス公園の管理運営検討事業費ですけれど、私も神津委員と同じような意見でして、北側エリアに昨日行って見てきました。本当に自然が豊かで、しっかりと草なども整備されていて、長い滑り台がありまして、親子でのんびりと遊んでいるという風景が見られました。あとサービスセンターというのもありまして、そちらにチョウとかいろいろな植物とかの写真の展示もあったりして、本当に自然が豊かな場所だなということを実感してきたんですけれども、開園部とこの拡張部、開園部はよく私も子供を連れて動物を見させたりとか、公園で遊ばせたりとかして、そこまでは来るんですけれども、確かに北側エリアまでは行ったことがなかったので、こんないいところがあるんだなということが初めて分かりました。
 ぜひ自然が本当に豊かなところなので、そこの自然を生かした、活用できるような検討をしていただきたいし、あとは今、オートキャンプのこともどうするのかというようなことが問題になっていますので、やはりアルプス公園全体をどうしていくかというところも含めて、この検討委員の方に検討していただくというのはどうなんでしょうか、そのあたりをお伺いします。

◎公園緑地課長(百瀬久芳) お答えいたします。
 北側をご覧いただきまして、ありがとうございました。非常に自然豊かで、やはりあの自然は残していかなきゃいけないというふうに市民の皆さんが本当に感じていらっしゃると思います。ですから、よりその自然を次の世代につなぐように、自然教育とかという形の中で、今回、この管理運営検討委員会の中で集中的に北側の活用を、次の子供たちにつなぐと、これを重点的に考えていただきたいということで組織したいと思っておりますので、あくまで北側に私どもこだわってさせていただきたいと思います。
 以上でございます。