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火星開発も現実的になってきた

 なぜ、火星に行くのか?

 ワニブックスの『本気で考える 火星の住み方』を読んでみた。

 「人類が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって、既に半世紀が過ぎていた、、、」。機動戦士ガンダムの冒頭ではこんなナレーションが流れていた。現実にはコスパが、悪すぎて移民は目的にはならないだろう。

 アメリカ主導の月開発プロジェクト「アルテミス計画」には、「企業が月の経済を構築するための基礎を作る」という目的が明記されているそうだ。

 つまり、経済圏の宇宙への拡大が目的ということだ。

 経済圏の拡大であるからには、地球上と同じように所有権についての調停や紛争がが発生するという。言われれば当たり前なのだが、火星開発も現実的なフェーズに入って来たのだと実感させる話だった。


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